ワンちゃんは、
情愛に
満ちています。
ちなみに、
ツイッタ―に紹介のあった、
下の写真は、
子犬が
「おかん…ガチャガチャ一回だけや…一回だけやらせて…(´・ω・`) 」
と頼んでいるところなそうな。
出典:ちょっと笑える@yoshitaka1okuさんのツイート参照/リンク
中日新聞は、
そんなワンちゃんに
負けない
チンパン君の物語を伝えています。
■資料
「左腕切断チンパンジーに仲間が気遣い 東山動物園」
中日新聞(2013年7月12日)
☆ 記事URL:http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130712/CK2013071202000050.html
原因不明の病気で左腕の一部を切断した東山動物園(名古屋市千種区)の雌チンパンジー「アキコ」(推定三十四歳)が個室から運動場に戻り、再び群れの中で暮らし始めた。ハンディを負い、仲間外れにされる心配があったが、群れのリーダーの雄はアキコに対し、前より優しく接しているという。
昨年十二月二十六日、担当飼育員の近藤裕治さん(40)が異変に気付いた。「餌の時間に、アキコが何もせずぽつんと座っていた」。よく見ると、左腕を動かしていない。検査のため五日後に個室へ入れ、群れと離した。
何らかの菌の感染を疑って薬を投与したが回復せず、左腕に壊死(えし)の症状が出た。やむを得ず、今年二月十一日に肘から先を切断した。
アキコの個室は、ほかの六頭がいる大部屋の真向かい。ガラス張りのため、姿は見える。仲間たちは、手術の影響で元気を失ったアキコをじっと見つめていたという。
アキコの体力が回復した五月、群れへ戻る訓練が始まった。仲の良い雌「ユリ」(推定四十一歳)と同じ部屋に入れてトラブルがなかったことから、ほかの仲間とも一対一で過ごす時間を設け、少しずつ慣らしていった。
五月二十七日、アキコは五カ月ぶりに群れへ合流。しかしもともとおとなしい性格で、自分から仲間に接することができなかった。チンパンジーの世界では、相手に近寄っていく「あいさつ」が欠かせない。雌のリーダー格で八歳年上の「ローリー」は、注意する意味でアキコを押さえつけたが、すぐに手術前と同様に接した。リーダーの雄「リュウ」(十六歳)は怒ることなく、アキコがあいさつに来るまで一時間待っていたという。
リュウは以前、アキコの餌を欲しがったが、再び合流してからはそうした行動をぴたりとやめた。片腕で動きにぎこちなさもあるアキコを、気遣っているようにもみえる。
京都大霊長類研究所(犬山市)の橋本千絵助教(49)は「雄が絶対的に優位なチンパンジーには珍しい行動。ハンディに気が付き、気持ちを理解している可能性もある」と話している。
(伊藤隆平)
情愛に
満ちています。
ちなみに、
ツイッタ―に紹介のあった、
下の写真は、
子犬が
「おかん…ガチャガチャ一回だけや…一回だけやらせて…(´・ω・`) 」
と頼んでいるところなそうな。
出典:ちょっと笑える@yoshitaka1okuさんのツイート参照/リンク
中日新聞は、
そんなワンちゃんに
負けない
チンパン君の物語を伝えています。
■資料
「左腕切断チンパンジーに仲間が気遣い 東山動物園」
中日新聞(2013年7月12日)
☆ 記事URL:http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130712/CK2013071202000050.html
原因不明の病気で左腕の一部を切断した東山動物園(名古屋市千種区)の雌チンパンジー「アキコ」(推定三十四歳)が個室から運動場に戻り、再び群れの中で暮らし始めた。ハンディを負い、仲間外れにされる心配があったが、群れのリーダーの雄はアキコに対し、前より優しく接しているという。
昨年十二月二十六日、担当飼育員の近藤裕治さん(40)が異変に気付いた。「餌の時間に、アキコが何もせずぽつんと座っていた」。よく見ると、左腕を動かしていない。検査のため五日後に個室へ入れ、群れと離した。
何らかの菌の感染を疑って薬を投与したが回復せず、左腕に壊死(えし)の症状が出た。やむを得ず、今年二月十一日に肘から先を切断した。
アキコの個室は、ほかの六頭がいる大部屋の真向かい。ガラス張りのため、姿は見える。仲間たちは、手術の影響で元気を失ったアキコをじっと見つめていたという。
アキコの体力が回復した五月、群れへ戻る訓練が始まった。仲の良い雌「ユリ」(推定四十一歳)と同じ部屋に入れてトラブルがなかったことから、ほかの仲間とも一対一で過ごす時間を設け、少しずつ慣らしていった。
五月二十七日、アキコは五カ月ぶりに群れへ合流。しかしもともとおとなしい性格で、自分から仲間に接することができなかった。チンパンジーの世界では、相手に近寄っていく「あいさつ」が欠かせない。雌のリーダー格で八歳年上の「ローリー」は、注意する意味でアキコを押さえつけたが、すぐに手術前と同様に接した。リーダーの雄「リュウ」(十六歳)は怒ることなく、アキコがあいさつに来るまで一時間待っていたという。
リュウは以前、アキコの餌を欲しがったが、再び合流してからはそうした行動をぴたりとやめた。片腕で動きにぎこちなさもあるアキコを、気遣っているようにもみえる。
京都大霊長類研究所(犬山市)の橋本千絵助教(49)は「雄が絶対的に優位なチンパンジーには珍しい行動。ハンディに気が付き、気持ちを理解している可能性もある」と話している。
(伊藤隆平)
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