摂津市で再来年度の就職希望者を前倒しで募集したところ、事務職での倍率が170倍に上ったとか。そんな生き辛い今の日本にぴったりな曲をお届けします。1986年当時のアメリカの不況を嘆いた歌、「The Way It Is」です。リンクさせてありますから、曲名をクリックしてくださいね。you-tubeでも聴けますが、音源が悪い(歌詞も聴き取り難い)です。
音源が悪くていいなら
↓
Bruce Hornsby - The Way It Is (piano and drums)
歌詞は、次の通りです。
――
Standing in line marking time--
Waiting for the welfare dime
'Cause they can't buy a job
The man in the silk suit hurries by
As he catches the poor old ladies' eyes
Just for fun he says "Get a job"
That's just the way it is
Some things will never change
That's just the way it is
But don't you believe them
They say hey little boy you can't go
Where the others go
'Cause you don't look like they do
Said hey old man how can you stand
To think that way
Did you really think about it
Before you made the rules
He said, Son
That's just the way it is
Some things will never change
That's just the way it is
But don't you believe them
Well they passed a law in '64
To give those who ain't got a little more
But it only goes so far
Because the law don't change another's mind
When all it sees at the hiring time
Is the line on the color bar
That's just the way it is
Some things will never change
That's just the way it is,
thats just the way it is, it is,it is, it is
☆和訳
わずかな福祉の金(※1)をもらうために
列に並んで時間をつぶす
だって仕事は買うことができないから
シルクのスーツを着た男が足早に通り過ぎる
貧しそうな老婦人と目が合い彼は吐き捨てた
「仕事しなよ」
そんなもんさ
きっと何も変わらない
そんなもんなんだ
それでも奴らを信じるのかい?
奴らは言う「貧乏人には行けないところがあるんだよ、
だってその場所にはふさわしく見えないだろう?」
老人は言った「お前たちはどうしてそんな風に考えられるんだ?」
彼は続ける、「ルールを作る前に一度でもきちんとそれを考えてみたことがあるのか?」
そんなもんさ
きっと何も変わらない
そんなもんなんだ
それでも奴らを信じるのかい?
奴らは '64年に公民権法(※2)を通したが
今じゃ骨抜き(※2)だ
だって法律で人の心までは変えられないだろ?
雇われてるときに見えるものすべては
差別(※3)の色なんだから
そんなもんさ
きっと何も変わらない
そんなもんなんだ
それでも奴らを信じるのかい?
--
(※1)「福祉の金」は、「生活保護」とあったのを修正したものです。
(※2)元の和訳には、「最低賃金法」とありました。アメリカ法の理解不足と言うしかなく、訂正しました。また、「影も形もない」となっていましたが、影や形ぐらいなら残っています。それで、「骨抜きだ」に改めさせてもらいました。it only goes so farという表現にも忠実な訳になったと思います。
(※3)color barは、皮膚の色による線引きを指します。「階級」というより「差別」と訳した方がよいと思います。ここも原和訳を改めました。
さて、日本では最近になって、次第に小泉流の構造改革が大量のパートや派遣社員という、使い捨て人間を作り出す装置の創出に眼目があったことが明らかになりつつあります。郵政民営化にしても「小ささ政府」と口では言っても、高級官僚たちが喜んでいる姿をよく見るべきと思います。なぜ彼らが喜ぶんでしょうね。
アメリカでは、早くから、人材派遣ビジネスの非人間性を指摘する声がありました。かの地では隆盛を極めるビジネス分野だけに、日本より矛盾がはなはだしいわけです。なぜこのような派遣業の隆盛を見たのか、ご興味がある方は、上の「人材派遣ビジネス」の項目をクリックして見て下さい。理屈が分かると思います。ただし、少し複雑な気分になります。だって、公民権法が派遣ビジネス隆盛の背景にあるようですから…
音源が悪くていいなら
↓
Bruce Hornsby - The Way It Is (piano and drums)
歌詞は、次の通りです。
――
Standing in line marking time--
Waiting for the welfare dime
'Cause they can't buy a job
The man in the silk suit hurries by
As he catches the poor old ladies' eyes
Just for fun he says "Get a job"
That's just the way it is
Some things will never change
That's just the way it is
But don't you believe them
They say hey little boy you can't go
Where the others go
'Cause you don't look like they do
Said hey old man how can you stand
To think that way
Did you really think about it
Before you made the rules
He said, Son
That's just the way it is
Some things will never change
That's just the way it is
But don't you believe them
Well they passed a law in '64
To give those who ain't got a little more
But it only goes so far
Because the law don't change another's mind
When all it sees at the hiring time
Is the line on the color bar
That's just the way it is
Some things will never change
That's just the way it is,
thats just the way it is, it is,it is, it is
☆和訳
わずかな福祉の金(※1)をもらうために
列に並んで時間をつぶす
だって仕事は買うことができないから
シルクのスーツを着た男が足早に通り過ぎる
貧しそうな老婦人と目が合い彼は吐き捨てた
「仕事しなよ」
そんなもんさ
きっと何も変わらない
そんなもんなんだ
それでも奴らを信じるのかい?
奴らは言う「貧乏人には行けないところがあるんだよ、
だってその場所にはふさわしく見えないだろう?」
老人は言った「お前たちはどうしてそんな風に考えられるんだ?」
彼は続ける、「ルールを作る前に一度でもきちんとそれを考えてみたことがあるのか?」
そんなもんさ
きっと何も変わらない
そんなもんなんだ
それでも奴らを信じるのかい?
奴らは '64年に公民権法(※2)を通したが
今じゃ骨抜き(※2)だ
だって法律で人の心までは変えられないだろ?
雇われてるときに見えるものすべては
差別(※3)の色なんだから
そんなもんさ
きっと何も変わらない
そんなもんなんだ
それでも奴らを信じるのかい?
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(※1)「福祉の金」は、「生活保護」とあったのを修正したものです。
(※2)元の和訳には、「最低賃金法」とありました。アメリカ法の理解不足と言うしかなく、訂正しました。また、「影も形もない」となっていましたが、影や形ぐらいなら残っています。それで、「骨抜きだ」に改めさせてもらいました。it only goes so farという表現にも忠実な訳になったと思います。
(※3)color barは、皮膚の色による線引きを指します。「階級」というより「差別」と訳した方がよいと思います。ここも原和訳を改めました。
さて、日本では最近になって、次第に小泉流の構造改革が大量のパートや派遣社員という、使い捨て人間を作り出す装置の創出に眼目があったことが明らかになりつつあります。郵政民営化にしても「小ささ政府」と口では言っても、高級官僚たちが喜んでいる姿をよく見るべきと思います。なぜ彼らが喜ぶんでしょうね。
アメリカでは、早くから、人材派遣ビジネスの非人間性を指摘する声がありました。かの地では隆盛を極めるビジネス分野だけに、日本より矛盾がはなはだしいわけです。なぜこのような派遣業の隆盛を見たのか、ご興味がある方は、上の「人材派遣ビジネス」の項目をクリックして見て下さい。理屈が分かると思います。ただし、少し複雑な気分になります。だって、公民権法が派遣ビジネス隆盛の背景にあるようですから…
イチゴもyoutubeをよく利用しています^^
でも、この曲に関しては、曲名にリンクさせてあるDailymotionとかいうサイトの方が迫力ありますよ。お試しあれ!
見れなかった・・(〒_〒)ウウウ
派遣解雇の問題は人事じゃない気がしています。
景気回復以外に何の解決方法もないですね。。
派遣解雇は、残酷ですね。景気の回復を祈りたいです。