何を基準に一票を投じるか

デフレ脱却と称して、

札を刷ることに制限を設けない！

ことで問題が解決するような

幻想を振りまく

困ったちゃんもいます。

こういう考え方をもって

良しとする方は、

国民は、

バブルを求めている

という

誤った理解をしています。

このような

大衆迎合で国を危うくする

政治家が

ニヤケついてい姿は、

見るに見かねるものがあります。

しかし、本人は、

何もわかってないのですよ。

金融緩和で

物価上昇を狙うなら、

国内の資本が

金利の高い諸外国に逃げ出さないように

コルクで

栓をする必用があります。

金利というのは、

酒の旨みのようなものです。

それがないと、

酒飲みがバーに顔を出さなくなります。

だから

他のバーに行ったら、

怖いお兄さんが出てきて

「今日は浮気か？」と、

ドスの利いた声で事情を伺ってもらいたいです。

このようにして、

常連が

戻り、

確保される前提の下で

安酒を出しゃ、

「物価が上がった」

という客観的条件が満たされたことになります。

インフレというのは、

その極端な場合です。

それを分かってないとダメです。

ところで、今の日本で

足りないものは、経済成長率でしょうか。

そうではないでしょ？

個人の幸せのために、貯蓄があるんです。

それが使われていない、

もしくは、使われ難いということに、

閉塞感の根本の原因があるのではないでしょうか。

たとえば、

（１）保育施設の不足

（２）介護職員の使い捨て

（３）非正規雇用の生活者の大量排出と困窮

（４）ホームレスや生活保護受給者叩き

などです。

個人的な感想を言えば、

社民党と共産党が頑張っているように見えます。

海外の者からも

消費税を徴収するように

制度を変更するのは可能でしょう。

そこから手を付けてみるのも

一案と思います。

エコノミストの浜　矩子氏も

同旨を

述べておられました

（週刊朝日１２・２１号「経済成長率を競うのは非現実的。

成熟社会における分配政策を」参照）。