小保方氏を持ち上げたのは、
笹井氏でした。
しかし、論文提出にあたって
理研内での議論がなされませんでした。
その理由は、
「特許性が強い」という
判断のためです。
この国の情報管理に大きな変化が起きている
象徴として、
この小保方問題を取り上げられるのは
金子勝さんです
(金子さんのツイート〔8:25 - 2014年7月12日参照 〕。
論文取り下げ以降も、
下村文科相と理研の野依理事長らは、
監視カメラと鍵付きで非公開の「小保方再実験」に固執し、
処分を曖昧にしようにしています。
この辺りが
もやもやと霞がかかったような状態になってます
(同氏ツイート〔8:26 - 2014年7月12日 〕参照)。
どう整理すれば、
情報管理に大きな変化を読み解けるのでしょう。
金子さんは、
――特定秘密や不正が国民に隠される一方で、ベネッセの大量の顧客情報が流出し、個人情報が売買されてしまう。巨大IT企業の情報管理問題とは別に、日本のIT産業の下請け構造が露呈する。そして、それが責任転嫁の構造となっている。〔8:26 - 2014年7月12日 〕――
と論点を整理されています。
でも、今一つ、よく分らんですな。
ちなみに、金子さんが
対比された、
ベネッセ問題と
国民に公然と隠される
経済産業省の「原発議論」に関する
新聞の報道を
それぞれ〔資料-1〕、〔資料-2〕として
下に転載しておきます。
〔資料-1〕
「ベネッセ情報流出、下請け先を刑事告訴へ コピー履歴残る」
産経新聞(2014年07月11日 17時16分 )
☆ 記事URL:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1407/11/news114.html
通信教育大手「ベネッセコーポレーション」から顧客情報が大量に流出した問題で、顧客情報のデータベースを管理する下請け業者の関係者が昨年末に顧客情報をコピーした履歴が残っていたことが11日、ベネッセ関係者への取材で分かった。ベネッセは業務外の目的で顧客情報が外部に持ち出された疑いがあるとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)罪で警視庁に近く刑事告訴する。
ベネッセ関係者によると、顧客情報のデータベースの管理はグループのIT関連会社「シンフォーム」(岡山市)が担当。シンフォームは複数の外部業者に下請けに出しており、情報閲覧やコピーの権限を個人ごとに与えていた。
データベースの管理業務はベネッセの施設で行われており、施設の入退室記録とデータベースのアクセス履歴から、下請け業者の関係者が昨年末にデータベースにアクセスし、顧客情報をコピーした痕跡が見つかった。USBメモリーなどの記憶媒体で持ち出された可能性が高いという。
アクセス権限のない人物の入退室やアクセス履歴はなく、履歴が改竄(かいざん)された痕跡もなかった。ベネッセは9日の記者会見で、「社員以外のアクセス権限がある内部関係者が持ち出した」と説明していた。
顧客情報は遅くとも今年1月ごろには東京都武蔵野市の名簿業者が入手していたとみられ、5月には福生市の名簿業者を通じ、IT大手のジャストシステムに約200万件分が転売されていた。ベネッセは流出が確認された顧客情報は約760万件で、最大で約2070万件に上る可能性があるとしている。
〔資料-2〕
「原発議論、ネット中継せず 経産小委、運用に批判も」
東京新聞(2014年7月11日 18時30分)
☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071101001663.html
原発の活用を前提に原子力政策の在り方を議論する経済産業省の総合資源エネルギー調査会原子力小委員会が11日開かれ、会合のインターネットによる中継や動画の公開をしない方針を確認した。一部の委員が中継を求めたが、「意見を言いにくい方がいる」(安井至委員長)と拒否した。
同調査会では、エネルギー基本計画策定に関わった基本政策分科会などの審議は中継しており、委員からは不透明な運用との批判も出ている。
原子力小委は6月に初会合を開き、今回が2回目。いずれも傍聴は可能だが、インターネットによる中継はしなかった。
(共同)
笹井氏でした。
しかし、論文提出にあたって
理研内での議論がなされませんでした。
その理由は、
「特許性が強い」という
判断のためです。
この国の情報管理に大きな変化が起きている
象徴として、
この小保方問題を取り上げられるのは
金子勝さんです
(金子さんのツイート〔8:25 - 2014年7月12日参照 〕。
論文取り下げ以降も、
下村文科相と理研の野依理事長らは、
監視カメラと鍵付きで非公開の「小保方再実験」に固執し、
処分を曖昧にしようにしています。
この辺りが
もやもやと霞がかかったような状態になってます
(同氏ツイート〔8:26 - 2014年7月12日 〕参照)。
どう整理すれば、
情報管理に大きな変化を読み解けるのでしょう。
金子さんは、
――特定秘密や不正が国民に隠される一方で、ベネッセの大量の顧客情報が流出し、個人情報が売買されてしまう。巨大IT企業の情報管理問題とは別に、日本のIT産業の下請け構造が露呈する。そして、それが責任転嫁の構造となっている。〔8:26 - 2014年7月12日 〕――
と論点を整理されています。
でも、今一つ、よく分らんですな。
ちなみに、金子さんが
対比された、
ベネッセ問題と
国民に公然と隠される
経済産業省の「原発議論」に関する
新聞の報道を
それぞれ〔資料-1〕、〔資料-2〕として
下に転載しておきます。
〔資料-1〕
「ベネッセ情報流出、下請け先を刑事告訴へ コピー履歴残る」
産経新聞(2014年07月11日 17時16分 )
☆ 記事URL:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1407/11/news114.html
通信教育大手「ベネッセコーポレーション」から顧客情報が大量に流出した問題で、顧客情報のデータベースを管理する下請け業者の関係者が昨年末に顧客情報をコピーした履歴が残っていたことが11日、ベネッセ関係者への取材で分かった。ベネッセは業務外の目的で顧客情報が外部に持ち出された疑いがあるとして、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)罪で警視庁に近く刑事告訴する。
ベネッセ関係者によると、顧客情報のデータベースの管理はグループのIT関連会社「シンフォーム」(岡山市)が担当。シンフォームは複数の外部業者に下請けに出しており、情報閲覧やコピーの権限を個人ごとに与えていた。
データベースの管理業務はベネッセの施設で行われており、施設の入退室記録とデータベースのアクセス履歴から、下請け業者の関係者が昨年末にデータベースにアクセスし、顧客情報をコピーした痕跡が見つかった。USBメモリーなどの記憶媒体で持ち出された可能性が高いという。
アクセス権限のない人物の入退室やアクセス履歴はなく、履歴が改竄(かいざん)された痕跡もなかった。ベネッセは9日の記者会見で、「社員以外のアクセス権限がある内部関係者が持ち出した」と説明していた。
顧客情報は遅くとも今年1月ごろには東京都武蔵野市の名簿業者が入手していたとみられ、5月には福生市の名簿業者を通じ、IT大手のジャストシステムに約200万件分が転売されていた。ベネッセは流出が確認された顧客情報は約760万件で、最大で約2070万件に上る可能性があるとしている。
〔資料-2〕
「原発議論、ネット中継せず 経産小委、運用に批判も」
東京新聞(2014年7月11日 18時30分)
☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014071101001663.html
原発の活用を前提に原子力政策の在り方を議論する経済産業省の総合資源エネルギー調査会原子力小委員会が11日開かれ、会合のインターネットによる中継や動画の公開をしない方針を確認した。一部の委員が中継を求めたが、「意見を言いにくい方がいる」(安井至委員長)と拒否した。
同調査会では、エネルギー基本計画策定に関わった基本政策分科会などの審議は中継しており、委員からは不透明な運用との批判も出ている。
原子力小委は6月に初会合を開き、今回が2回目。いずれも傍聴は可能だが、インターネットによる中継はしなかった。
(共同)
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