☆ABCテレビ・キャスト
大阪市 株主提案へ 古賀氏のこだわり(2012・03・19)
非常に中身の濃い番組でした。聞き放しでは
もったいないので、
提供された情報の整理をしておきます。
【ポイント】
関電への株主提案の骨子は、
第三回エネルギー戦略会議で採択されたようです。
「通りそうな球(提案)を投げる必要がない。
剛速球をずばっと投げればいいんだ」(河合弘文参与)
の言葉が印象的でした。
提案を通して行く最大の条件は、
一つのうねりの中に
国民の意識を
まとめあげていくことでしょう。
原発の問題と言うのは、
福井県なら福井県一地域で議論していたら足る
というレベルを超えています。
これは、裏返しで言えば、
関電の全責任では
再稼働に踏み切れないことを意味します
(橋下市長も同様の認識をしているようです。
番組の2日前のインタビュー参照)。
さて、話を戻します。
番組が用意したパネルによると、
株主提案の骨子は、
次の四点に整理されるようです
(ビデオタイムでは、4:07のあたり)。
1)電源構成の適正化
① 絶対的な安全性の確保
② 可及的すみやかに全原発の廃止
2)発送電分離
*別会社化
3)経営体質の強化
① 役員数削減
② 報酬の個別開示
4)その他
*電気事業連合会からの脱退
)天下り禁止
)パーティ券の購入
上の四点につき、少し解説します。
!)①と②は、矛盾するようです。
しかし、よくよく考えて矛盾しません。
すなわち、原発の絶対的な安全性を求めても、
そもそも出発点において
原発の
いかがわしさは半端ではないです。
それは、
使用済み核燃料の最終処分場さえ未定である
という一事によっても明らかです。
政府や電力会社の
安全性キャンペーンは、
妄想です。
その妄想のほつれを
解いていけば、
原発を廃止する方向に
舵を切らざるを
えないということです。
骨子に
「可及的」というやや難しい言葉が出てきますが、
これは出来る限りの意味です。
古賀氏は、
「原理主義のすすめ」を掲げておられました。
この標語(?)に
この人の考え方が凝集されていると思います。
つまり、エネルギー政策のような
国の基本政策の
根本には
「安全第一」
という誰にでも理解できる
合理性を
据え付けなければならないということです。
なお、番組中、
大阪に
放射性物質が飛来する
11ケースを
公表したとありました。
気になると思うので、
該当ページの
URLを下記に示しておきます。
pdfによる情報公開です。
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-09817_5.pdf
☆報道ステーション
大阪市「原発全廃速やかに」 株主提案へ(2012・03・19)
☆ABCテレビ・キャスト
古賀さんが大飯原発を視察「稼動はムリ」(2012・03・20)
☆報道ステーション
再稼働目指す原発で見たものは 古賀茂明(2012・03・20)
さて、古賀茂明氏は、たとえば、
――原発の再稼動を
政治家が政治的判断で決めようとしているが、
本来なら
原発の専門家が判断すべきで、
これでは
国民は納得できないし、
世界でも非常に問題視されている――等と語り、
問題点を鋭く指摘されました。
そのためでしょう、
21日に「ツイッター」で、
――四月からは降板しろと言われました。
理由はまだよくわかりません。
わかったらお知らせします――と、
「ワイド!スクランブル」のレギュラーコメンテーターは
2012年3月22日放送が最後になる、
と明かされたようです
(J-castニュース参照)。
そして23日、
――たくさんのツイート、リツイート、
さらには電話やメールをして下さった皆様のお蔭で、
ワイドスクランブル木曜のレギュラーは復活しました――
とのこと。
一人一人の力は
小さくても
みんなで動けば世の中が変わるし、
「テレビ朝日」にも様々な圧力と闘っている方々がいるから、
そうした方々への応援を
よろしくお願いしたい、としたうえで、
次のように結ばれています。
――財務省や
電力や
民主党の圧力は悪質化してます。
いろんなルートで。
闘ってる人たちは孤立しがち。
みんなの応援が命綱です――と。
その通りと思います。
ちなみに、
古賀茂明氏のツイートは、
次のHNをクリックすれば見れます。
kogashigeakiです。
食べて応援はなくとも、
フォローして応援というのは
ありでしょう。
大阪市 株主提案へ 古賀氏のこだわり(2012・03・19)
非常に中身の濃い番組でした。聞き放しでは
もったいないので、
提供された情報の整理をしておきます。
【ポイント】
関電への株主提案の骨子は、
第三回エネルギー戦略会議で採択されたようです。
「通りそうな球(提案)を投げる必要がない。
剛速球をずばっと投げればいいんだ」(河合弘文参与)
の言葉が印象的でした。
提案を通して行く最大の条件は、
一つのうねりの中に
国民の意識を
まとめあげていくことでしょう。
原発の問題と言うのは、
福井県なら福井県一地域で議論していたら足る
というレベルを超えています。
これは、裏返しで言えば、
関電の全責任では
再稼働に踏み切れないことを意味します
(橋下市長も同様の認識をしているようです。
番組の2日前のインタビュー参照)。
さて、話を戻します。
番組が用意したパネルによると、
株主提案の骨子は、
次の四点に整理されるようです
(ビデオタイムでは、4:07のあたり)。
1)電源構成の適正化
① 絶対的な安全性の確保
② 可及的すみやかに全原発の廃止
2)発送電分離
*別会社化
3)経営体質の強化
① 役員数削減
② 報酬の個別開示
4)その他
*電気事業連合会からの脱退
)天下り禁止
)パーティ券の購入
上の四点につき、少し解説します。
!)①と②は、矛盾するようです。
しかし、よくよく考えて矛盾しません。
すなわち、原発の絶対的な安全性を求めても、
そもそも出発点において
原発の
いかがわしさは半端ではないです。
それは、
使用済み核燃料の最終処分場さえ未定である
という一事によっても明らかです。
政府や電力会社の
安全性キャンペーンは、
妄想です。
その妄想のほつれを
解いていけば、
原発を廃止する方向に
舵を切らざるを
えないということです。
骨子に
「可及的」というやや難しい言葉が出てきますが、
これは出来る限りの意味です。
古賀氏は、
「原理主義のすすめ」を掲げておられました。
この標語(?)に
この人の考え方が凝集されていると思います。
つまり、エネルギー政策のような
国の基本政策の
根本には
「安全第一」
という誰にでも理解できる
合理性を
据え付けなければならないということです。
なお、番組中、
大阪に
放射性物質が飛来する
11ケースを
公表したとありました。
気になると思うので、
該当ページの
URLを下記に示しておきます。
pdfによる情報公開です。
http://www.pref.osaka.jp/hodo/attach/hodo-09817_5.pdf
☆報道ステーション
大阪市「原発全廃速やかに」 株主提案へ(2012・03・19)
☆ABCテレビ・キャスト
古賀さんが大飯原発を視察「稼動はムリ」(2012・03・20)
☆報道ステーション
再稼働目指す原発で見たものは 古賀茂明(2012・03・20)
さて、古賀茂明氏は、たとえば、
――原発の再稼動を
政治家が政治的判断で決めようとしているが、
本来なら
原発の専門家が判断すべきで、
これでは
国民は納得できないし、
世界でも非常に問題視されている――等と語り、
問題点を鋭く指摘されました。
そのためでしょう、
21日に「ツイッター」で、
――四月からは降板しろと言われました。
理由はまだよくわかりません。
わかったらお知らせします――と、
「ワイド!スクランブル」のレギュラーコメンテーターは
2012年3月22日放送が最後になる、
と明かされたようです
(J-castニュース参照)。
そして23日、
――たくさんのツイート、リツイート、
さらには電話やメールをして下さった皆様のお蔭で、
ワイドスクランブル木曜のレギュラーは復活しました――
とのこと。
一人一人の力は
小さくても
みんなで動けば世の中が変わるし、
「テレビ朝日」にも様々な圧力と闘っている方々がいるから、
そうした方々への応援を
よろしくお願いしたい、としたうえで、
次のように結ばれています。
――財務省や
電力や
民主党の圧力は悪質化してます。
いろんなルートで。
闘ってる人たちは孤立しがち。
みんなの応援が命綱です――と。
その通りと思います。
ちなみに、
古賀茂明氏のツイートは、
次のHNをクリックすれば見れます。
kogashigeakiです。
食べて応援はなくとも、
フォローして応援というのは
ありでしょう。
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