のんきに介護

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"軍事機密"を盾に情報公開しないのは、憲法違反ではないか。米軍の護衛をすれば、当然、その護衛行動の合理性審査は必要だ

2017年05月02日 12時42分35秒 | 日本の現状
小西ひろゆき (参議院議員)‏@konishihiroyukiさんのツイート。

――米艦防護を初実施=海自「いずも」http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050100120&g=prk …

本日、防衛省にレク要求。ところがなんと、昨年12月の政府指針により「米軍から防護要請があったか、いかなる防護を実施したか」等については永久に公表できないとこと。誰も自衛隊と米軍の行動を監視できない。〔21:13 - 2017年5月1日 〕—―

このツイートに

ネトウヨが湧きまくっている。

「軍事機密」

だということを金科玉条にして

見せられるわけがない

と決めつけている。

この反応、

木下建一郎(農業家/元自衛官)@kinoken16さんが

――作戦行動が終わってからも公表できないというのがミソなのに、即時公表できないのと区別ついていない人が噛みついてて、小西議員が気の毒に思える。〔0:52 - 2017年5月2日 〕—―

と批判される通りだ。

そもそも、軍事機密など、

平和憲法の下で、本来、存在しえないはずのものだ。

仮に軍事機密という概念を認めるにしても

生きている文書と

文書として役割を終えたもの、

いわば、

死んだ文書があるだろう。

作戦として

終了したものは後者に該当する。

こうした、

死んだ文書に関するものにつき、、

国会における点検や検証が必要なんではないか。

そうでないと、

「軍事機密」という言い草が無責任な

失敗の隠しごとをするためのマジックワードになってしまう。


<追記>

横田良篤‏ 
@yokotayoshiatsuさんのツイート。

――これが安保法の姿ですね。国民の知らない間に米艦船防護をやって、時と場合によってはいつの間に❝戦闘状態に突入❞の事態もあり得るという事ですね。こうした事を国民が知るのはその後と言うおぞましい結果を招いてからか。まさに戦争の準備の為の法案だと言う事がはっきりした。〔14:07 - 2017年5月2日 〕―—

これにつき、

柳沢協二氏が報ステでこんなコメントをされていた。









2017年5月2日夕刻 記



〔資料〕

「米艦防護を初実施=補給艦と房総半島で合流-安保新任務・海自「いずも」」

   時事通信(2017/05/01-23:29)

☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050100120&g=prk



 安全保障関連法に基づき、海上自衛隊の護衛艦「いずも」(1万9500トン)が1日午後、千葉・房総半島沖で米海軍補給艦と合流し、昨年3月の同法施行後初めて、米艦防護の任務を実施した。日米政府関係者が明らかにした。米軍の要請を受け、稲田朋美防衛相が命じていた。


 北朝鮮情勢が緊迫する中、自衛隊と米原子力空母「カール・ビンソン」の共同訓練に続き、新任務の実施で強固な日米同盟を顕示し、北朝鮮をけん制する狙いがある。
 いずもは1日午前10時に横須賀基地(神奈川県)を出港。房総半島沖から四国沖の太平洋まで共同訓練しながら補給艦を防護した後、南下してシンガポールに向かう。補給艦は日本海などに向かい、北朝鮮の弾道ミサイルを警戒監視中の米イージス艦やカール・ビンソンと行動する艦隊への燃料補給などを行うとみられる。


 在日米海軍関係者によると、海自に防護されたのは、海上輸送軍に所属する補給艦「リチャード・E・バード」(全長約210メートル、乗員約130人)。
 米艦防護は自衛隊法に新設された「米軍等の武器等防護」に基づくもので、安保法施行で可能になった。集団的自衛権が発動されない平時でも必要最小限の武器の使用が認められ、日本の防衛のために活動する米軍などの艦船や航空機を防護できる。戦闘が行われている現場では行わない。
 北朝鮮の弾道ミサイル発射を警戒中の米イージス艦や放置すれば日本に対する直接の武力攻撃に至る恐れのある重要事態での後方支援、日米共同訓練などへの適用が想定される。
 いずもは海自最大級のヘリコプター搭載型護衛艦で、最大14機のヘリを搭載できるが攻撃能力は高くない。今回の任務は日米同盟をアピールするための形式的なものだったとみられる。いずもは米艦防護終了後、シンガポールで開催される国際観艦式に参加する。
 防衛省は米艦防護実施について、「部隊の運用に関わる事項であり、答えられない」としている。

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