のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

糸井さんの警告

2013年05月18日 23時48分12秒 | Weblog
糸井重里さんが

次のような情報発信の基準を明らかにされます。

――ぼくは、じぶんが参考にする意見としては、「よりスキャンダラスでないほう」を選びます。「より脅かしてないほう」を選びます。「より正義を語らないほう」を選びます。「より失礼でないほう」を選びます。そして「よりユーモアのあるほう」を選びます。――(リンク

これに一つの情報が

つけ加えられ、こうなります。

――糸井さんのこれ↓は、警告の意味でずっと忘れられない。
https://twitter.com/itoi_shigesato/statuses/62361426609704960
「よりスキャンダラスでない」「より脅かしてない」「より正義を語らない」「より失礼でない」「よりユーモア…」…の基準で選ばれるのは「現状追認」のみ。今苦しんでいる人は見捨てられる。――(リンク

「糸井さんの基準で選ばれるのは「現状追認」のみ。今苦しんでいる人は見捨てられる。」という強烈な批評です。

水無月‏@minadukiGさんの発信です。

ただ、ここまでだと、

まだあまりよく話の内容が分かりません。

そこへ

風間新吾(城南信用金ユーザー)‏@kazamazovさんの

次の言葉の読み解きが重なります。

――あきれることに、ほぼ日刊イトイ新聞の「東日本大震災-解説(放射能について) http://www.1101.com/20110311/link.html … 」には、いまだにチーム中川やロバート・ゲイルが紹介されています。 RT @minadukiG ;糸井さんのこれ↓は、警告の意味でずっと忘れられない。――(リンク

鮮やかに、

意味が通りました。

チーム中川やロバート・ゲイルが紹介されていることの

不信感…

これがどうにも解消せず、「ある」ということです。

寂しい指摘です。

日本は健康体ではない

ということ、

改めて思い知らされました。

ただ、

これは、

最近、とみに増した

ツイッターで何だろう?

という疑問に

応えてくれるものでありました。

ツイッターで

普通に、注意や

批判は成り立ちにくいです。

ともすれば、

罵倒の仕合いになりかねません。

つまり、人と議論しえるようで、

あまりその役目を担ってくれません。

たとえば、

橋下氏の連続ツイートに

どんな意味があると思います?

言葉の切れっぱしで

勝負のはずが、

「ジ・エンド」と言って勝った気でなれるなら、

自己満足のための

薄汚い便所の落書きじゃありませんか。

これは、

彼のような弁論人

(政治家業は、弁論人という評価が一番似合う)

にあって、

弁論を諦めるのは、

政治家としての「死」を意味することを、

どっかで忘れている証拠でしょう。

これに対し、

風間新吾(城南信用金ユーザー)さんの読み解きは、

深い、深いところでの

現代日本病に触れた

鋭い指摘になってます。

もう、本気で、

原発事故のことから、

インチキ選挙の行われたことから

人々は

目を逸らそうとしているが

ごとくです。

自分に関わりのない

株価の

値上がりに

好景気をイメージし、

日本の資産を

先食いさせています。

国債を発行して

暴落の危機があるを知らない

(知っていても口にしない)

国民性に

うんざりします。

「お試しかっ!」(ABCテレビ系)

で済むのは、子ども時代です。

こんな電力無駄遣いの

番組のために

何万の人が死のうが

事実が闇に葬られる一方で、

自己の責任者が

いけしゃあしゃあと

「事故は収束してないですね」という、

こんな、まるで他人事の口吻を許し、

責任を問われる

失政がなかったことになってしまう、

あるいは、

これ以上にない無頓着男が

危機意識を持ったことになってしまう――

という洗脳の構造に

我慢ならぬものを感じます。

そしてその上で、

改めて

原発再稼働が宣言されます。

TPPも

アメリカが望むから、という理由のみで

迎合的に受け入れられようとしてます。

何が狙いかと言うと、

アホな首相の政権延命のためです。

憲法改正の

条件を整えるため、

無謀な金緩緩和が“バズーカ砲”という

武器に譬えられ

喧伝されます。

こちらは、

アホな祖父に代わって、

アホな孫が

夢をかなえるという

史上最悪の

我執に協力するためです。

こんなアホ一家のため、

日本は

ビジョンのないことが

美徳である時代に、

いよいよ突入なんでしょうか。

それに呼応して

「日本に侵略はなかった」など、

およそ歴史の検証を無視する

デマゴギーが

垂れ流されっ放しです。

かつて同じデマを垂れ流した

自衛隊の陸幕長をやっていたというおっさんが

見識を問われるや

「褒めてやったんだ(有り難く思え)」

という趣旨の

発言をしたことがありました。

国を愛する人のセリフではないです。

そういう妙な

国の見下し方をする人が

これがまた、

なぜか、“右翼”と呼ばれるたぁ、

お釈迦様でも気がつくめぇ、ですよ、

まったく。

いやになりますよ。

それがね、

ちょいと癒されました。

「よりスキャンダラスでないほう」

「より脅かしてないほう」

「より正義を語らないほう」

「より失礼でないほう」は、

無視だ、捨てよう、避けよう、諦めましょう!

そして「よりユーモアのあるほう」を

選ばないようにと、思います。

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