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このブログでは、男性看護師として医療・健康のちょっとした情報を書いていきます💉。たまにアウトドアの事も書いていきます。😄

太るメカニズム ⑧

2020-05-18 16:22:00 | 健康系

先週は、忙しくあまり投稿することができませんでした😞

今週は、毎日投稿できるように頑張っていきいます!!


さて、前回は恒常性とリバウンドについて話しました🙂


太ってる状態から痩せたら、変化しないように恒常性が働いて、元に戻る。

逆に・・・

痩せてる状態から太ったら同じように痩せるんじゃないの🤔

と疑問が出てきます😕


しかし、皆様もお気づきのように・・・

太るのは簡単、痩せるの難しいというのが現実です😦


どうしてでしょうか?

それは、いくつかの要因があわさっているからです。

では、それぞれの要因をお話ししていきます。

①進化論

→始めに、伝えたように人はできるだけエネルギーを蓄えようと長  

 い時間をかけて進化しました。そして、体脂肪という機能を手に 

 いれたのです。

②恒常性により内分泌の影響

→恒常性は、身体の調子を整えようとホルモンを調整します。それ

 はインスリンの調整もします。身体は高血糖にならないように、

 血糖値を一定に保とうとします。そして、高血糖な状態が続くと

 インスリンが働き続けてどんどん糖を細胞の部屋に押し込めるの

 です。(結果太る)

③食形態の変化

→皆様お気づきのように、世の中には美味しい食べ物が溢れかえって

 います。ファーストフードは美味しいですよね。このような、高エ

 ネルギー食を食べるづけたらどうなりますか?


上にあげた3つ以外にも太るのは簡単、痩せるの難しい要因があります。


ただ、ここで話すにはキリがないのでここまでにします。


では、太るのは簡単、痩せるの難しいことがわかったところで。


前回のテーマである→間違ったダイエット法について話していきます。


次回は、皆様に馴染み深いダイエット法の中から何が間違いなのかを詳しく解説していきます。


①炭水化物制限ダイエット

②Kcal制限ダイエット

③タンパク質・野菜を多くとるダイエット

④ 脂肪制限ダイエット

⑤ 食事摂取制限ダイエット

次回からはこの5つのダイエット法が長期的に見て痩せない理由を話していきます😊



太るメカニズム ⑦

2020-05-14 09:39:00 | 健康系

なかなか、毎日投稿は難しいですね、、、😅


さぁ、今回は間違ったダイエット方法について話していきたいと思います。


世の中には、数多くのダイエット方法があります。


例えば、糖質制限(ローカーボ)、kcal制限、タンパク質や野菜のみ

              など

        様々なダイエット方法があります🤔


確かしに、様々なダイエット方法をすれば一時的に体重は減少するはずです。しかし、多くの方はリバウンドしてしまうのではないでしょうか😔これは、人間の性質上仕方ないことなのです、、、😳


その性質とは・・・・恒常性というものです。


恒常性とは🤔?


簡単に言いますと、身体の調子を一定に保とうとする機能です。

(もっと詳しく知りたい方は、コメントで😅笑)


人間の恒常性の機能で、皆様に馴染みのあるものは

→体温ではないでしょうか、人の体温は大体35°〜36°くらいです。

 発熱などがなければ、この体温をキープしようとします。

→細菌やウイルスなどに感染したときにも、身体の調子を変えないよ   

 うに白血球が働きます。


これらが恒常性というものです。


では、どうしてリバウンドと恒常性が関係するのでしょうか?


先程も言いましたが、恒常性は身体の調子を一定に保つ機能です。

言い換えれば、変化しないように維持するとも言えます。


             では‼️

太った状態から、急激に痩せたら身体はどう反応するでしょう?

人の身体は、急激な変化を嫌がります。

急に痩せようと身体が変化したら、元の体型に戻ろうと身体は頑張ろうとします。

これが、リバウンドの正体なのです。


おいおい、待ってくれ、、、😠

それじゃぁ痩せてる状態から太るのは変化じゃないのか?

恒常性の理論が正しければ、逆のことも言えるだろ!!

と怒られてしまいそうですね、、、、😓


では、次回では、この部分をさらに詳しく話していきたいと思います。

それでは、また次回をお楽しみ😌


太るメカニズム ⑥

2020-05-12 09:00:00 | 健康系

急に夏の陽気になりましたね!

皆様、脱水と熱中症に注意してくださいね😅


さて前回は運動してもなかなか体重は落ちないとお話ししました。


しかし、皆様誤解しないでください☹️


運動は、ダイエットだけでなく

リフレッシ効果やストレスに強くなったり、基礎代謝をあげたり、認知症の予防など、いいことがたくさんあります!ただ痩せないだけです笑


痩せなきゃ意味ないじゃんと言われますね、、、


人の1日の消費カロリーの中で、運動して燃やせる体脂肪は5%が限界と言われています。残りの95%は基礎代謝量なのです。


基礎代謝量とは?

呼吸したり、体温を維持したり、心臓を動かしたり、脳を使うことで消費されるカロリーのことです。


この基礎代謝量がダイエットには大切なのです‼️


しかし、摂取カロリーを減らすと、最大で基礎代謝量は40%減少します。逆に摂取カロリーを増やすと基礎代謝量は50%増えるのです。

おいおい、おかしいだろ😡カロリーをとるなって言ったり、とらないと基礎代謝量が減るって矛盾してるじゃん!!って思われますね、、、😓


そうです、これは進化論で話したことが原因となっています。


摂取カロリーが減ると身体の中で、エネルギーを貯めなければと働き、できるだけカロリーを消費しないようにするのです💪


さぁいよいよわからなくなってきましたね🤔

これまでは、太る理由について話してきました。

次回からは、なかなか痩せない理由について話していきたいと思います🙂

さらに、間違ったダイエット方法について話していきたいと思います‼️



太るメカニズム⑤

2020-05-10 09:10:00 | 健康系

自粛の中、外で運動したいと思ってる方、多いのではないでしょうか?

私も、ジムに行けなくて辛い日々が続いてます😔

さて今回は、運動とダイエットの関係についても語っていきます🙂


前回は、インスリンの大量分泌が太る最大の原因と言いました。


食事によって、血糖値が上がり、血糖値を下げるためにインスリンが出る。結果として太るのです😱


では、血糖値をあげなければ太らない?

   エネルギーをたくさん使えばいいんじゃないの?

など、いくつかの考えが生まれるはずです。


そうです、理論的には血糖値をあげなければインスリンもでず、太らないのです。しかし、血糖値をあげないことは=ご飯を食べないことになります。そんななの無理ですよね、、、さらに、人が生きていくためには、糖は必要不可欠なエネルギーです。特に脳は糖をたくさん使います。なので、食を取ることは大切なことなのです🍚


また、エネルギーをたくさん使えば糖がたくさん使われるから痩せるんじゃない?

確かに運動すれば、エネルギーは使われます。

しかし、運動ではなかなか体重は減りません。

ここでちょっとした計算をします。少しややこしいです😟

身体の中にある体脂肪は1gあたり9Kcalです。

脂肪細胞は脂質:水=80%:20%です。

1kgの体脂肪を落とすためには・・・・

(1kgの脂肪)✖︎(1gあたりのKcal)✖︎(脂肪細胞の脂質の割合)

1000g✖︎9Kcal✖︎80%=7200Kcal

この7200Kcalが体重を1kg減らすのに必要な消費Kcalなのです。

ちなみに、体重60kgの人が5kmランニングして消費できるKcalは300kcalです。120km走ってようやく1kg痩せることができるのです😭


5kg痩せたいと思うと、600km走らなければいけません🤯


そしてこの理論は、必要以上のKcalをとらないと言いた条件があります。基礎代謝量以上のエネルギーをとってはいけないのです。


じゃぁ痩せるには運動は意味ないの?

じゃぁどうすればいい?



皆さんそう思いますよね、次回からここら辺の内容をさらに掘り下げていきます☺️


太るメカニズム④

2020-05-09 09:01:00 | 健康系
都内でのコロナ感染者数は、減っているように見えますが依然として収束する見込みは立っていませんね😞
皆様も引き続き感染予防の徹底を頑張ってください!

さて!

今回は、インスリンというホルモンについて説明していきます。

ここから、さらに医学的になるのでできるだけ分かりやすく、図を取り入れます。

❇︎絵心はないためご了承ださい😅 

まずこの図をみてくだい。





順を追って説明します。

食事をすると、食べ物は胃に行きます。

①胃では食べ物を消化します。

消化と同時にインクレンチンというホルモンが出ます。←これは後ほど説明します。

②腸では胃で消化された栄養素を吸収します。

ここで吸収される栄養素の一つがグルコース(糖)です。

③吸収された糖は血管を通ります。

この結果、血糖値が高くなるのです。

④血糖が高いと体に良くないので膵臓から、インスリンを出して血糖値を下げます。

さらに血糖値が下がるメカニズム💪

血管内にある糖は、インスリンの働きによって、細胞の部屋に入れられます。そして、細胞の中でエネルギーとして使われます。




以上が、血糖値が上下するメカニズムです。


では、太るメカニズムについて説明します🤢


血糖値が上がれば上がるほど、インスリンはたくさん分泌され、細胞の部屋にたくさん糖が入ります。結果、エネルギーとして使いきれず、どんどん細胞に糖が溜まっていきます。これが、肥満です😶


そして、過剰に血糖値が上がりすぎると、インスリンの分泌が間に合わず、さらに、インスリンを大量に出さなければならなくなり、膵臓が疲れてしまい、最終的に壊れてします。そして、高血糖が続き、様々な病気にかかります。これが糖尿病です。


さて、今回はここまでにします。次回は、肥満の原因のまとめについて話していきます。インクレンチンの話はまた今度😌