「保険」はとても興味があることです。Choco.はまだまだ若くて元気だけれど、死ぬまで病気とけがにならない保障はないし、病気も単に「おなかをこわした。」とか、「外耳炎」になったばかりとは限らないですよね。手術や投薬でもとても高額なものもあるし、それでなければ命があやういと言われればやはり「お願いします。」と言いたいですもの。
もうひとつの「食事について」はペットフード会社の獣医師の方がきて主に高齢犬猫のフードの選び方や、栄養素、サプリメントの話をしてくださいました。
その中でびっくりしたことは、「カルシウムの過多」のこわさです。パピーのときに骨を丈夫にとカルシウムを過度にあたえてしまうとたった130日で歩けなくなってしまうというのです。過剰なカルシウムは骨に蓄積してかえって骨の成長を邪魔するそうです。結果2本並んでいる骨の成長がアンバランスになり奇形になってしまうとのことでした。フードにもカルシウムは入っているのでその量には気をつけたほうがいいですね。
人も犬や猫もその年齢によってバランスの取れた食事をすることが大事なんですね。
《高齢動物の食事のポイント》
1.内臓への負担を軽減
・たんぱく質・リン・ナトリウムの制限(腎臓への負担をへらす)
2.胃腸の健康維持
・高い消化率・適切な量の可溶性食物繊維
3.細胞の老化を抑制
・抗酸化成分(ビタミンEなど)
4.健康な皮膚と輝く毛艶
・適切な量とバランスの必須脂肪酸(オメガ6&3)
5.筋肉の維持
・高レベルのカルニチン
6.目と心臓の健康
・タウリンの増量
☆腎不全は腎臓のフィルターの3/4が死滅して初めて症状が出るので特に日ごろから負担の少ない食事をえらび、尿の状態に気をつけること。
☆可溶性食物繊維は腸内バランスを改善し善玉菌を増加する効果あり。
☆カルニチン+運動
脂肪の燃焼を促進
・犬の拡張型心筋症 ・肥満の減量 ・脂肪肝などに効果が認められている。
サプリメントでも可
☆タウリンの効果
・心臓の筋肉を助ける・網膜の成長、維持に関与・胆汁酸生成
☆オメガ3&6が豊富なもの
・たら、ひらめ、かつおなどの魚
私もバランスのよい食生活を心がけましょう。(なにしろ年ですから・・・。)
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