明け方いつもと違う泣き声におとうさんとおかあさんが起こされて、見に行ったらば横たわっていたそうです。手をさわったら少し冷たかったので、ホットカーペットの上に寝かせてさすってあげたそうです。それからちょっと苦しかったのか手足を動かして、最後に大きく息をしてなくなったということでした。
ケンタくんのおかあさんは「わたしたちにあんまり心配もかけなかったし、いい子だったのよ・・・。最後のときはおとうさんも、わたしもそばにいれたし、大往生だったと思う。」とたんたんと話していました。
この猫ちゃんは団地の中で拾った子。でも、それから22年・・・。なんと幸せな子だったんでしょう。
捨てられた猫たちの殺処分方法は、袋詰めして二酸化炭素ガスを使用するそうです。数が多いからそうせざるを得ないということですが・・・。
私たち人間だけが、そういう子たちを減らすための手立てを考えて、実行できるのですから、やるしかない・・・と思います。
地域の住民の目はどうしてものら猫に行きがちです。
地域の人たちのやり方ひとつでのら猫から地域猫に。
その子は少しだけどしあわせに・・・。
不幸な子猫を減らす・・・。
不幸な子猫を減らす・・・。
私のまわりで有志が集まって、「地域猫の会」を作る動きが出てきました。
ペット会では、飼い犬、飼い猫だけのことをやってきました。
一方ではのら猫(捨てられた猫)飼い猫にするケースが多く、その人たちだって、保護して飼い猫を増やすわけにはいかないし、同時に家で飼えないかわりにえさだけをあげているひともいて、のら猫は子猫を産み・・・猫は増える一方。その連鎖を断ち切る必要があるからです。
すでに、地域猫の活動をしている方々のknow howを参考にしながら、
この地域にあったやり方を考えていこうと思っています。
活動をご紹介いただけるとうれしいです。
この子は正真正銘 地域猫・のりちゃん 。