3日目(1)
6月16日(日)曇りのち晴れ
朝食6時30分(本館地下)、モーニングコール6時、
7時10分集合、7時15分出発。
(ホテルの本館)
(泊まった別館、地下通路で繋がっている)
いそいそと地下へ朝食に行くと、
日本での朝食ビュッフェに似ていて、色々とあり、
前日よりも豪華に感じた。
卵にウインナーに、パンにヨーグルトにバナナに、
お腹いっぱいで、足りないことは全く無し。(笑)
(センスない…)
さ、いよいよ今日は、
この旅行のメインイベント、グリーンゲイブルズへ!
朝9時開館のグリーンゲイブルズを、
8時から貸し切り見学させてもらうのだ。
貸し切りだよ? 素敵じゃない?
美しいプリンスエドワード島の風景を楽しみながら、
ガイドのYさんの話も楽しみながら…、
『ルピナスが咲き始めてますよ~』のYさんの言葉に、
『あ、ホントだ!!』と道沿いの沢山のルピナスを見つけて喜ぶ。
ルピナスはガイドブックなどに写真で良く出ているが、
実は外来種で、昔々…船の積み荷に種子が付いてやって来たとか?
とても生命力が強いので、島中に広がったとか?
あっ、私ってば、ルピナスの写真撮ってないわ。
アヴォンリーのモデル、キャベンディッシュに入って…、
ついに『Anne of Green Gables』の舞台へ!
白い壁に緑の縁取りがとても素敵。
更に、家の前の林檎の花も満開だ!!
『私のために咲いて、待っていてくれたのね~!』
え、違う?
いやいや、そう思った方が幸せでしょ?
夢に見た…、
アンとマシュウとマリラが暮らした家。
この感動をどう表して良いのか…言葉にならない。
もちろん、フィクションなのだが、
私の中では、アンは現実の人間と同じ…。
家の中を夢中で見て回り、
アンの部屋では、
ギルバートの頭に打ち付けて割った石板、
マシュウからのプレゼント、膨らんだ袖の茶色の服、
マリラの部屋では、例の紫水晶のブローチも!
台所の棚には、
ダイアナが飲んで酔っ払ったイチゴ水も置いてあった。
(ダイアナが実際に飲んだのは葡萄酒だけどね)
居間には、何気にマリラのバラの蕾のティーセットが。
2巡目では、アンの部屋を前に後ろ姿でポーズ。
この日は、なんと、
アンに成りきるために三つ編みにしたのだよ、
若いツアーメンバーのJちゃんのマネして、
恥ずかしげもなくね。
他の人が移動してしまってからも、
広島から参加のNさんと、
誰もいなくなったグリーンゲイブルズの前で、
色んなポーズをして、お互いに写真を撮り合う。
そりゃもう、
2人して少女のようにはしゃぎましたってば!
で、2人でまたグリーンゲイブルズの中に入ろうとすると、
(3回目)
入口の鍵がかかっていて、
『あれ??』とか言っていたら、
中のオニイサンが『ソーリー』と開けてくれた。
どうやら、
みんなもう行っちゃったと思って鍵をかけたようだ。
すみません、しつこい客で。
もう二度と来られない場所だろうから、
何回でも見て回りたかったんだもの…。
最後は、グリーンゲイブルズをこの目に焼き付けた。
写真ではなく、心に残そうと。
そして、
やっとグリーンゲイブルズを出て、Nさんと恋人の小路を歩く。
野生(?)の林檎の樹も真っ白な花が満開、
キレイだ~、気持ち良い~、って進んでいくと、
先に歩いてた大阪のMさんと会い、
『まだフクロウいた?』と言われる。
『えっ、フクロウ?』と思ったら、
Mさんが『ふうちゃ~ん!』と呼びかける…、
えっ、
マジか、本当にすぐ近くにフクロウがいた!!!
こんな近くで野生のフクロウ見たの初めてだよ。
それにしても、
近付いても動じないフクロウ君、
もしたしたら…、
『グリーンゲイブルズのスタッフなんじゃない?』
と私の推測です。
恋人の小路をぐるりと一周して戻り、
お化けの森も少しだけ歩いてみる。
こっちの遊歩道はずっと進むとゴルフ場の脇を抜けて、
キャベンディッシュ墓地まで行けるそうだ。
(時間ないから、歩かなかったけどね)
ゆっくり回っていたから、お買い物を急がなきゃ!
でも、その前に展示してある、
モンゴメリが実際に使ったタイプライターは見に行った、
『これで赤毛のアンを書いたのかなぁ?』ってね。
ショップであれこれ迷って、
『ベタなのしか選べない…。』とCちゃんに言うと、
『ベタが一番!』と言われて安心する。
Cちゃんは若いのに、良い助言をくれるなぁ。
グリーンゲイブルズを後にして、
赤土の崖のある海岸へ。
この島が赤土で出来ていることが良く分かる場所だ。
他にもう一組、日本からのツアーが来ていたね。
(ガイドのYさんと)
(添乗員のTさんと)
次はキャベンディッシュ教会へ。
モンゴメリも実際に通っていたという…。
中に入ることは出来ないので、外からのみの見学です。
教会の隣には、郵便局が。
モンゴメリの祖父母が運営していて、
祖父が亡くなった後は、モンゴメリが引き継いだ、
その郵便局を再築したものだそう。
日曜日は午後からの営業だそうなので、
また、後で来ます!(まだ午前だったからね)
(テンションが普通ではない)
郵便局の隣はキャベンディッシュ墓地。
モンゴメリが夫のマクドナルド氏と一緒に眠っています。
ルーシー・モード・モンゴメリがこのお墓の下に…。
はい、重要なので、言葉を変えて2回言ってみました。
3日目(2)へ続く
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