![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/66/20890e3fbe7a0bf2dd42701566313c0c.jpg)
Story
戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫(長澤まさみ)の行方を追って山名軍が躍起になっていた。そんな中、金掘り師の武蔵(松本潤)ときこりの新八(宮川大輔)は、偶然、秋月の隠し金を見つける。が、突如現れた真壁六郎太(阿部寛)と名のる男とその弟に捕えられ、金も奪われてしまう。金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのだった(goo映画より)
2008年/日本/樋口真嗣監督作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/68/2f903433eae6dffe96535ee07fcdac71.png)
評価 ★★★★☆(ちょっと甘口)
黒澤明の『隠し砦の三悪人』を現代風にアレンジしてリメイクした作品!
黒澤作品のリメイクだし、おまけに、マツジュンや長澤まさみ主演ということで、変なアイドル映画になってるんじゃないかと、正直全然期待してなかったのですが、意外や意外、結構面白かったです!物語のテンポも良く、飽きさせない展開になっており、娯楽作品に徹した作りになっていたのが良かったのかもしれないですね。
私はオリジナルは未見なのですが、このリメイク版では、オリジナルを大胆に脚色して、現代風にアレンジしたそうです。演出もさることながら、何より脚本が面白かったと思いました。マツジュン主演ということで、今作ではオリジナルとは違いロマンスの要素も入っていますが、欲を言えば、このロマンスの描き方はちょっと中途半端だったかな。。もっと掘り下げて描いてくれたら、更に面白い作品になっていたように思います。
クライマックスの雪姫の救出劇は、VFXも手伝って、とても見応えのあるアクション・シーンに仕上がっていました。映画の冒頭で描かれた金堀りシーンが、きちんとこのクライマックスの救出劇に繋がって行くのがまた見事!阿部ちゃんと椎名桔平の対決シーンがあるのですが、さすがこの作品は「スター・ウォーズ」の元ネタになっただけあって、さながらルーク・スカイウォーカーとダース・ベーダーの戦いを彷彿とさせるものがありましたね。
演技では、なんといっても雪姫の忠臣・真壁六郎太を演じた阿部ちゃんがダントツで光っていました。眼力が鋭く、太刀捌きもなかなか上手かったし、また彫りの深い顔立ちのせいか、とてもスクリーン映えするんですよね。阿部ちゃんって、ちょっと一癖あるような役柄の方が上手いのかと思っていましたが、こういった正統派な役柄も出来るのには感心しました♪
それから、この映画のコメディ的な要素を一気に引き受けていた宮川大輔!彼も面白くて、なかなか良かったですね。宮川大輔を役者として初めて観たのは、TBSの昼ドラ「みこん六姉妹」(PART1のほう)のマンガ編集者の役でなんですが、この時の演技がまた面白くて、その時から注目していた芸人さんでした。こんな大作に出演できるほど、メジャーになるなんて思ってもみなかったので、本当に凄いです~。
それに比べると、主演のマツジュンがいまひとつ目立たなかったのが残念でした。長澤まさみも、その奇麗なルックスばかりが目立ってしまって、演技の方はイマイチ迫力に欠けたかな。。彼女はマドンナ役とか、お姫様役が本当にハマる女優さんですが、これからの将来を考えると、汚れ役が出来ないのが致命的かもしれないですね。思い切ったイメージ・チェンジが出来ないと、この先、伸び悩むのかな~なんて、この映画を観て思ったりしました。
まぁ、この映画では、4人それぞれがその演じるキャラクターに見事にハマった作品なので、最初から最後まで楽しめること請け合いです!
映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』公式サイト
(「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」2008年5月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)
戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫(長澤まさみ)の行方を追って山名軍が躍起になっていた。そんな中、金掘り師の武蔵(松本潤)ときこりの新八(宮川大輔)は、偶然、秋月の隠し金を見つける。が、突如現れた真壁六郎太(阿部寛)と名のる男とその弟に捕えられ、金も奪われてしまう。金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのだった(goo映画より)
2008年/日本/樋口真嗣監督作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/68/2f903433eae6dffe96535ee07fcdac71.png)
評価 ★★★★☆(ちょっと甘口)
黒澤明の『隠し砦の三悪人』を現代風にアレンジしてリメイクした作品!
黒澤作品のリメイクだし、おまけに、マツジュンや長澤まさみ主演ということで、変なアイドル映画になってるんじゃないかと、正直全然期待してなかったのですが、意外や意外、結構面白かったです!物語のテンポも良く、飽きさせない展開になっており、娯楽作品に徹した作りになっていたのが良かったのかもしれないですね。
私はオリジナルは未見なのですが、このリメイク版では、オリジナルを大胆に脚色して、現代風にアレンジしたそうです。演出もさることながら、何より脚本が面白かったと思いました。マツジュン主演ということで、今作ではオリジナルとは違いロマンスの要素も入っていますが、欲を言えば、このロマンスの描き方はちょっと中途半端だったかな。。もっと掘り下げて描いてくれたら、更に面白い作品になっていたように思います。
クライマックスの雪姫の救出劇は、VFXも手伝って、とても見応えのあるアクション・シーンに仕上がっていました。映画の冒頭で描かれた金堀りシーンが、きちんとこのクライマックスの救出劇に繋がって行くのがまた見事!阿部ちゃんと椎名桔平の対決シーンがあるのですが、さすがこの作品は「スター・ウォーズ」の元ネタになっただけあって、さながらルーク・スカイウォーカーとダース・ベーダーの戦いを彷彿とさせるものがありましたね。
演技では、なんといっても雪姫の忠臣・真壁六郎太を演じた阿部ちゃんがダントツで光っていました。眼力が鋭く、太刀捌きもなかなか上手かったし、また彫りの深い顔立ちのせいか、とてもスクリーン映えするんですよね。阿部ちゃんって、ちょっと一癖あるような役柄の方が上手いのかと思っていましたが、こういった正統派な役柄も出来るのには感心しました♪
それから、この映画のコメディ的な要素を一気に引き受けていた宮川大輔!彼も面白くて、なかなか良かったですね。宮川大輔を役者として初めて観たのは、TBSの昼ドラ「みこん六姉妹」(PART1のほう)のマンガ編集者の役でなんですが、この時の演技がまた面白くて、その時から注目していた芸人さんでした。こんな大作に出演できるほど、メジャーになるなんて思ってもみなかったので、本当に凄いです~。
それに比べると、主演のマツジュンがいまひとつ目立たなかったのが残念でした。長澤まさみも、その奇麗なルックスばかりが目立ってしまって、演技の方はイマイチ迫力に欠けたかな。。彼女はマドンナ役とか、お姫様役が本当にハマる女優さんですが、これからの将来を考えると、汚れ役が出来ないのが致命的かもしれないですね。思い切ったイメージ・チェンジが出来ないと、この先、伸び悩むのかな~なんて、この映画を観て思ったりしました。
まぁ、この映画では、4人それぞれがその演じるキャラクターに見事にハマった作品なので、最初から最後まで楽しめること請け合いです!
映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』公式サイト
(「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」2008年5月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)
これはオリジナルが好きなせいか改変部分のロマンスが見ていられませんでした(泣
平民の2人はコンビでの掛け合いが面白かったのに一人だけシリアスでガッカリでした。
アイドル起用が全て駄目って事でもないですけど・・・・
長澤まさみは汚いカッコの時はカッコ良くて可愛かったのにお姫様になったら可愛くなくなってました、不思議です。
躊躇してたら1日経っちゃって(笑)
観ているときはそれなりに楽しめましたが、
長澤まさみちゃん、姫の毅然とした気品は感じられず、
可愛い泣き顔が放送中のラスフレと同じでした
松ジュンも思ったより目立たず、ダースベーダーが目立っちゃってましたねー
なんだか編集や演出の粗が目立っちゃったのが残念~!
>この作品は「スター・ウォーズ」の元ネタ
逆にこの作品は「スター・ウォーズ」が元ネタになっているところが多々あります。そういうとこを見つけながら見ていくのも楽しいでしょう。
遅くなりましたが、早速、コメント頂きましてありがとうございました!
くまんちゅうさんはオリジナルをご覧になったのですね。
私はオリジナルを観ていないので、それなりに楽しめたのですが、もし観ていた後の鑑賞だったら、やはり感想が変わっていたかもしれません。
実は、レンタル屋さんでオリジナルのDVDを借りて来たので、今週末でも早速観てみようと思っています♪
リメイク版とどう違うのか比較しながらの鑑賞は楽しみですね!
本当に、長澤まさみは奇麗な着物を着たとたん、なんだか魅力が半減してしまいましたね。。
姫としての気品が感じられないからかな~。。^^;
いつもTB&コメントありがとうございます!
この映画、☆4つと高得点にしちゃいましたが、観終わってみると、そんなに余韻が残っていないんですよね。。
アイドル主演ということでヒットを狙ったのでしょうけど、やはり時代劇はそれなりに演技力のある俳優でないと、観終わった後、心に迫ってくるものが感じられないのかもしれません。。
逆に、ラスフレはまだ観た事がないので、ちょっと観てみたくなりました~。
上野樹里ちゃんが好演してるみたいですよね♪
「スターウォーズ」がオリジナルから影響を受けたのなら、今作はその「スターウォーズ」から本家帰りしたような作品になっているのが面白いですね!
椎名桔平がダースベーダーそっくりとか、元ネタになっているところを見つけるのは楽しかったです♪
私もオリジナルを未見だったせいか、結構楽しめました~
松本さんは思ったよりも目立たなかったですが、阿部さんは光っていましたね~
椎名さんがあまりにも姿形がダースベイダーに似ていて可笑しかったです。
nyancoさんは、鑑賞後にオリジナルを観賞されたそうですが、私はSWのジェダイの復讐を観ちゃいました~
そうしたら、何だか砦がデススターに思えて・・・面白かったです
遅くなりましたが、コメントありがとうございました♪
本当に阿部ちゃんは光っていましたね!
私も椎名桔平があまりにもダースベーダーに成り切っていたので、なんだか可笑しかったですよ。
やっぱりSWを意識して作られているのが分かりますね~。
ジェダイの復讐も懐かしいですね。
私はオリジナルを後から鑑賞したので、又七と太平の凸凹コンビがR2-D2とC-3POに見えて仕方なかったですー。。^^:
でも本当に面白かったです
アクションもよかったし、役者も揃っていましたね~
コメント&TBありがとうございました!
黒澤作品のリメイクということで、私も全然期待しなかったのが、かえって楽しめたのかもしれないですね。(^^)
役者陣もなかなか良かったし、アクションは爽快でしたね~。