Story
ハリー・タスカー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は政府の秘密情報組織オメガ・セクターの諜報員である。彼の正体は極秘であり、家族に対してもコンピュータのセールスマンということで通しているのだ。彼は相棒のギブ(トム・アーノルド)と共に遂行した極秘ミッションでテロリスト集団”紅のジハド”への資金の流れを掴む。上司のトリルビー(チャールトン・ヘストン)は、リーダーのアジズ(アート・マリク)の身辺を洗うよう命じる。
そんなある日、ハリーは妻のヘレン(ジェイミー・リー・カーティス)が、サイモン(ビル・パクストン)という男と浮気している現場を目撃する。任務そっちのけで、ハリーは妻の追跡を開始するのだった。
1994年/アメリカ/ジェームズ・キャメロン監督作品
評価 ★★★★☆
J・キャメロンの12年ぶりの新作『アバター』に期待は高まるばかり!そこで、キャメロン映画をおさらいしてみました。
キャメロンはコメディも作れる事を示した作品。
今作でのシュワルツェネッガーは、自分が秘密組織の人間だという事を家族にすら秘密にしているので、家庭では奥さんとの中は冷え、娘にはバカにされる始末。
物語の途中でシュワの奥さんの浮気追跡シークェンスがかなりの尺数を取っていて、他の映画が始まったのかと思える程。しかし、それがまたこの映画の面白さを特徴づけています。テロリストの急襲を受けて夫婦共々拉致されてからのアクションへの急展開も鮮やか。
娘がテロリストに人質に取られてしまいます。それを救いにシュワがハリアーに乗って現れたのを見て、娘が仰天する場面が最高に面白いです。
ところで、シュワが自動小銃を2丁構えて撃ちまくる場面。この時、腕をクロスさせて撃っていますが、これはカッコ付けてる訳じゃなくて、腕をクロスさせた方が脇がしまって命中精度が上がるためです。「T2」でのショットガンの扱い同様、キャメロンのガンマニアぶりが窺われますね。
驚いたのは、核爆発のキノコ雲を背景にシュワとジェイミー・リー・カーティスがキスシーンを演じる事。
娯楽作品で核爆発を描いたのは僕が映画を観始めて以来、初めてだったと思うので(社会派映画では時々ありますけど)。爆発直前で解除されるのがこれまでの定石でしたからね。
気のせいか、この作品の後で割と平然と核爆発が描かれるようになったような。(例えば、「ブロークンアロー」('95)、「ピースメイカー」('97))タブーを破るきっかけとなった映画かも知れません。
私もこの映画には大興奮でした。倦怠期だったシュワちゃんの奥さんのジェイミー・リー・カーティスが、夫がスパイだったと知ってから、俄然ハッスルし出すところが面白かったです。
評価 ★★★★☆
その他のキャメロン作品はこちら!
ターミネーター
エイリアン2
アビス
ターミネーター2
アビス 完全版
タイタニック
(「トゥルーライズ」1994年 9月 wancoが大阪 梅田 にて鑑賞)
ハリー・タスカー(アーノルド・シュワルツェネッガー)は政府の秘密情報組織オメガ・セクターの諜報員である。彼の正体は極秘であり、家族に対してもコンピュータのセールスマンということで通しているのだ。彼は相棒のギブ(トム・アーノルド)と共に遂行した極秘ミッションでテロリスト集団”紅のジハド”への資金の流れを掴む。上司のトリルビー(チャールトン・ヘストン)は、リーダーのアジズ(アート・マリク)の身辺を洗うよう命じる。
そんなある日、ハリーは妻のヘレン(ジェイミー・リー・カーティス)が、サイモン(ビル・パクストン)という男と浮気している現場を目撃する。任務そっちのけで、ハリーは妻の追跡を開始するのだった。
1994年/アメリカ/ジェームズ・キャメロン監督作品
評価 ★★★★☆
J・キャメロンの12年ぶりの新作『アバター』に期待は高まるばかり!そこで、キャメロン映画をおさらいしてみました。
キャメロンはコメディも作れる事を示した作品。
今作でのシュワルツェネッガーは、自分が秘密組織の人間だという事を家族にすら秘密にしているので、家庭では奥さんとの中は冷え、娘にはバカにされる始末。
物語の途中でシュワの奥さんの浮気追跡シークェンスがかなりの尺数を取っていて、他の映画が始まったのかと思える程。しかし、それがまたこの映画の面白さを特徴づけています。テロリストの急襲を受けて夫婦共々拉致されてからのアクションへの急展開も鮮やか。
娘がテロリストに人質に取られてしまいます。それを救いにシュワがハリアーに乗って現れたのを見て、娘が仰天する場面が最高に面白いです。
ところで、シュワが自動小銃を2丁構えて撃ちまくる場面。この時、腕をクロスさせて撃っていますが、これはカッコ付けてる訳じゃなくて、腕をクロスさせた方が脇がしまって命中精度が上がるためです。「T2」でのショットガンの扱い同様、キャメロンのガンマニアぶりが窺われますね。
驚いたのは、核爆発のキノコ雲を背景にシュワとジェイミー・リー・カーティスがキスシーンを演じる事。
娯楽作品で核爆発を描いたのは僕が映画を観始めて以来、初めてだったと思うので(社会派映画では時々ありますけど)。爆発直前で解除されるのがこれまでの定石でしたからね。
気のせいか、この作品の後で割と平然と核爆発が描かれるようになったような。(例えば、「ブロークンアロー」('95)、「ピースメイカー」('97))タブーを破るきっかけとなった映画かも知れません。
私もこの映画には大興奮でした。倦怠期だったシュワちゃんの奥さんのジェイミー・リー・カーティスが、夫がスパイだったと知ってから、俄然ハッスルし出すところが面白かったです。
評価 ★★★★☆
その他のキャメロン作品はこちら!
ターミネーター
エイリアン2
アビス
ターミネーター2
アビス 完全版
タイタニック
(「トゥルーライズ」1994年 9月 wancoが大阪 梅田 にて鑑賞)
この作品は、これほどのアクション大作でありながら、随所にコメディ要素までちりばめた秀作ですね。
諜報部員あることがばれない様にしているところとか、ばれたときなど、まるでスーパーヒーローの最終回を見ているかのような感動がありました。(^^) この手のが大好きなので。
バレたあとでの奥さんも凄かったですね。(^^)/
コメント、ありがとうございました。
最初はシリアスでハードなアクション作品と思ってたのですが、観始めてからが、コメディ要素満載で嬉しい驚きでした。
なるほど、たしかにバレないようにしているところは、ヒーローものに通じるところがありますね。
キャメロン作品に共通しているところなのですが、シュワも奥さんも、脇役達も、キャラをしっかり描いているので、アクションも相乗効果で盛り上がりました。最近、こんな映画がないのが残念です。