インディ・ジョーンズ第4作「クリスタル・スカルの王国」がいよいよ公開されます!
そこで、これまでのインディ・ジョーンズシリーズをおさらいしてみました。
シリーズ1
『レイダース 失われたアーク』
Story
十戒石板を収めた聖柩(アーク)をめぐってナチスと争奪戦!
1936年。ヒトラーがアークの探索に乗り出しているとの情報を得たアメリカ政府は、考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)にヒトラーの計画を阻止するよう依頼する。アークは、その所有者に無敵の力を与えると伝えられており、もし、ヒトラーがアークを手に入れれば、ナチスドイツに世界征服の道具として利用されてしまうからだ。インディは、アークの手がかりを追ってネパールで元恋人のマリオン(カレン・アレン)と再会。ナチスの襲撃をかわしつつ、ついにインディはエジプトでアークを発見、貨物船でアメリカへ向かう。しかし、ナチスはUボートでアークを奪取。Uボートを追跡して秘密基地に潜入することに成功したインディは、ここでアークの想像を絶する力を目撃する事となる。
1981年/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督作品
評価 ★★★★☆
記念すべきインディシリーズの第1作。全編手に汗握るアクションの連続という映画はその頃007くらいなものだったので、新たなシリーズの誕生に胸を躍らせたものでした。あえて現代を舞台にせずに第二次大戦中を舞台にしたのも当時としては異色でした。超自然的な特殊効果の見せ場は最後の最後だけにして、あとは、主人公がムチと知力と体力だけを武器に活躍するのも新鮮。冒頭のペルーでの冒険場面で転がって来る大岩に追いかけられるインディは、その後多くの映画でパクられる事になる名シーンとなりました。
しかし、公開当時は、観ている間は面白いが、後に何も残らない。魂を欠いた映画だ。とのマイナス評価も結構ありました。”後に何も残らない”映画が大半を占めるようになってしまった今日からすると、当時の映画は如何に人間ドラマに重点を置いていたかが窺われます。そう言う意味で、ノンストップアクション映画のはしりとなったインディシリーズは功罪相半ばするといったところですかね。
たしか子供の頃に映画館で観た作品だと思うのですが、そのアクションの物凄さに子供ながら大コーフンした覚えがあります!今でこそインディ・ジョーンズは、世界で最も有名なアクション・ヒーローの一人として知られていますが、この当時では、インディのような知力と腕力の両方を兼ね備えたヒーローはまだ珍しくて、新しいタイプのヒーローの登場に胸躍らせた記憶がありますね♪
評価 ★★★★☆
(「レイダース 失われたアーク」1982年 1月 盛岡市で鑑賞)
シリーズ2
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』
Story
今度は、インドで邪教集団と対決!
上海で暗黒街との秘宝の取引を巡るドタバタの末、歌姫のウィリー(ケート・キャプショー)、ショーティー少年(キー・ホイ・クァン)と共にインドに辿り着いたインディ。彼はそこで村の長老に天からの使者と勘違いされ、村の窮状を救う事となる。村は聖なる石サンカラストーンを奪われた上、子供達をさらわれてすっかりさびれ果てていたのだ。聖なる石を求めてパンコット宮殿に着いた一行は、そこで邪教集団の巣窟を目撃する。祭壇には奪われた聖なる石が。捕らえられたウィリーを救うため、そして石を取り戻すための大活劇が始まった!
1984年/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督作品
評価 ★★★★☆
「レイダース」公開当時、購読していた映画雑誌の「スクリーン」にスピルバーグのインタビュー記事が載っていて、パート2ではインディが仁徳天皇陵を舞台に活躍する、とあったので楽しみにしていました。しかし、ふたをあけてみると舞台がなぜかインドに変わっていてガッカリ。しかし、そんなガッカリも吹っ飛ぶ程の連続アクション&ギャグの大判振る舞いでした!ケート・キャプショーが最初から最後まで悲鳴をあげっぱなしなのが笑わせます。シリーズ中で一番コメディ色が強い作品。と同時に最もグロテスクな描写もある作品です。
この作品は、シリーズ中最もアトラクション的な要素が強い、今で言うと体感型アトラクション・ムービーでした!たしかこの作品も映画館の前の方の席で鑑賞したので、パート1以上に大コーフンしましたね~。前作に比べると、かなりコメディ的要素が強かった作品でした。ヒロイン役のケート・キャプショーと言えば、たしかスピルバーグの奥さんになった人なので、今でもこの女優さんのことは印象に残っています。
評価 ★★★★★
(「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」1984年 7月 仙台市で鑑賞)
シリーズ3
『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』
Story
聖杯をめぐってまたまたナチと争奪戦!
ある富豪から聖杯探索の依頼を受けるインディ。調査責任者が失踪したため後を引き継いで欲しいというのだ。その責任者とは長年聖杯伝説を調査して来たインディの父ヘンリー(ショーン・コネリー)であった。引き受けたインディは父の旧友のマーカス(デンホルム・エリオット)、ヘンリーの同僚のシュナイダー博士(アリソン・ドゥーディー)とともに聖杯探索に乗り出す。手がかりは父の残した調査記録。しかし、またしてもインディ達の前にナチスが立ちはだかるのだった。
1989年/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督作品
評価 ★★★★★
ショーン・コネリーとデンホルム・エリオットの名優二人が出演しているのが、作品を格調高いものにしています。
オープニングでは、リバー・フェニックスが少年時代のインディを演じて大活躍。ここで、インディのヘビ嫌いや顎のキズの由来が明らかになったりして、好調な滑り出し。
その後は、おなじみナチスに聖杯を守る秘密結社の連中もからんで、大冒険を繰り広げます。ドイツの古城でのドタバタアクションや飛行船からの脱出→空中戦のスペクタクル、そしてクライマックスの聖杯を納めた神殿でのサスペンスまで、前2作とパターンは同じながら面白さの盛り上げ方は高い水準を保っているところはさすがですね。
今回はインディと父親の関係も描かれてシリーズ中最もドラマ性が高く、3作品中では一番好きな作品となりました。
私もシリーズ中ではいちばん好きな作品です。インディの父親役にショーン・コネリーを、そしてインディの若かりし頃の役にあのリバー・フェニックス(当時、大、大、大好きな俳優でした~♪)を起用したことでも話題になった作品でしたね!アクションに人間ドラマと、とてもメリハリのあった作品で、(パート4があるとは思っていなかった当時は)シリーズ最終作にふさわしい素晴らしい出来のパート3だったと思います。
評価 ★★★★★
(「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」1989年 7月 名古屋市で鑑賞)
そこで、これまでのインディ・ジョーンズシリーズをおさらいしてみました。
シリーズ1
『レイダース 失われたアーク』
Story
十戒石板を収めた聖柩(アーク)をめぐってナチスと争奪戦!
1936年。ヒトラーがアークの探索に乗り出しているとの情報を得たアメリカ政府は、考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)にヒトラーの計画を阻止するよう依頼する。アークは、その所有者に無敵の力を与えると伝えられており、もし、ヒトラーがアークを手に入れれば、ナチスドイツに世界征服の道具として利用されてしまうからだ。インディは、アークの手がかりを追ってネパールで元恋人のマリオン(カレン・アレン)と再会。ナチスの襲撃をかわしつつ、ついにインディはエジプトでアークを発見、貨物船でアメリカへ向かう。しかし、ナチスはUボートでアークを奪取。Uボートを追跡して秘密基地に潜入することに成功したインディは、ここでアークの想像を絶する力を目撃する事となる。
1981年/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督作品
評価 ★★★★☆
記念すべきインディシリーズの第1作。全編手に汗握るアクションの連続という映画はその頃007くらいなものだったので、新たなシリーズの誕生に胸を躍らせたものでした。あえて現代を舞台にせずに第二次大戦中を舞台にしたのも当時としては異色でした。超自然的な特殊効果の見せ場は最後の最後だけにして、あとは、主人公がムチと知力と体力だけを武器に活躍するのも新鮮。冒頭のペルーでの冒険場面で転がって来る大岩に追いかけられるインディは、その後多くの映画でパクられる事になる名シーンとなりました。
しかし、公開当時は、観ている間は面白いが、後に何も残らない。魂を欠いた映画だ。とのマイナス評価も結構ありました。”後に何も残らない”映画が大半を占めるようになってしまった今日からすると、当時の映画は如何に人間ドラマに重点を置いていたかが窺われます。そう言う意味で、ノンストップアクション映画のはしりとなったインディシリーズは功罪相半ばするといったところですかね。
たしか子供の頃に映画館で観た作品だと思うのですが、そのアクションの物凄さに子供ながら大コーフンした覚えがあります!今でこそインディ・ジョーンズは、世界で最も有名なアクション・ヒーローの一人として知られていますが、この当時では、インディのような知力と腕力の両方を兼ね備えたヒーローはまだ珍しくて、新しいタイプのヒーローの登場に胸躍らせた記憶がありますね♪
評価 ★★★★☆
(「レイダース 失われたアーク」1982年 1月 盛岡市で鑑賞)
シリーズ2
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』
Story
今度は、インドで邪教集団と対決!
上海で暗黒街との秘宝の取引を巡るドタバタの末、歌姫のウィリー(ケート・キャプショー)、ショーティー少年(キー・ホイ・クァン)と共にインドに辿り着いたインディ。彼はそこで村の長老に天からの使者と勘違いされ、村の窮状を救う事となる。村は聖なる石サンカラストーンを奪われた上、子供達をさらわれてすっかりさびれ果てていたのだ。聖なる石を求めてパンコット宮殿に着いた一行は、そこで邪教集団の巣窟を目撃する。祭壇には奪われた聖なる石が。捕らえられたウィリーを救うため、そして石を取り戻すための大活劇が始まった!
1984年/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督作品
評価 ★★★★☆
「レイダース」公開当時、購読していた映画雑誌の「スクリーン」にスピルバーグのインタビュー記事が載っていて、パート2ではインディが仁徳天皇陵を舞台に活躍する、とあったので楽しみにしていました。しかし、ふたをあけてみると舞台がなぜかインドに変わっていてガッカリ。しかし、そんなガッカリも吹っ飛ぶ程の連続アクション&ギャグの大判振る舞いでした!ケート・キャプショーが最初から最後まで悲鳴をあげっぱなしなのが笑わせます。シリーズ中で一番コメディ色が強い作品。と同時に最もグロテスクな描写もある作品です。
この作品は、シリーズ中最もアトラクション的な要素が強い、今で言うと体感型アトラクション・ムービーでした!たしかこの作品も映画館の前の方の席で鑑賞したので、パート1以上に大コーフンしましたね~。前作に比べると、かなりコメディ的要素が強かった作品でした。ヒロイン役のケート・キャプショーと言えば、たしかスピルバーグの奥さんになった人なので、今でもこの女優さんのことは印象に残っています。
評価 ★★★★★
(「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」1984年 7月 仙台市で鑑賞)
シリーズ3
『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』
Story
聖杯をめぐってまたまたナチと争奪戦!
ある富豪から聖杯探索の依頼を受けるインディ。調査責任者が失踪したため後を引き継いで欲しいというのだ。その責任者とは長年聖杯伝説を調査して来たインディの父ヘンリー(ショーン・コネリー)であった。引き受けたインディは父の旧友のマーカス(デンホルム・エリオット)、ヘンリーの同僚のシュナイダー博士(アリソン・ドゥーディー)とともに聖杯探索に乗り出す。手がかりは父の残した調査記録。しかし、またしてもインディ達の前にナチスが立ちはだかるのだった。
1989年/アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督作品
評価 ★★★★★
ショーン・コネリーとデンホルム・エリオットの名優二人が出演しているのが、作品を格調高いものにしています。
オープニングでは、リバー・フェニックスが少年時代のインディを演じて大活躍。ここで、インディのヘビ嫌いや顎のキズの由来が明らかになったりして、好調な滑り出し。
その後は、おなじみナチスに聖杯を守る秘密結社の連中もからんで、大冒険を繰り広げます。ドイツの古城でのドタバタアクションや飛行船からの脱出→空中戦のスペクタクル、そしてクライマックスの聖杯を納めた神殿でのサスペンスまで、前2作とパターンは同じながら面白さの盛り上げ方は高い水準を保っているところはさすがですね。
今回はインディと父親の関係も描かれてシリーズ中最もドラマ性が高く、3作品中では一番好きな作品となりました。
私もシリーズ中ではいちばん好きな作品です。インディの父親役にショーン・コネリーを、そしてインディの若かりし頃の役にあのリバー・フェニックス(当時、大、大、大好きな俳優でした~♪)を起用したことでも話題になった作品でしたね!アクションに人間ドラマと、とてもメリハリのあった作品で、(パート4があるとは思っていなかった当時は)シリーズ最終作にふさわしい素晴らしい出来のパート3だったと思います。
評価 ★★★★★
(「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」1989年 7月 名古屋市で鑑賞)
こないだのこちらの、ランボーおさらいレビューの真似して、じゃあこっちはインディおさらいレビューしてやろうと思って、張り切って書いたのですが、すでに書かれていたのですね。
ウーム
一足遅かったか
ま、ともかくランボーじいちゃんに続いてインディじいちゃんの活躍を楽しみにしているこのごろです。
最初から、ランボーとインディはセットで復活前夜祭をやろうと思ってました。だけど、おさらいレビューは思い出しながら書かないと行けないから疲れましたよ。(笑)
それでは、しんさんの方にもお邪魔させて頂きます!