
Story
映像作家を目指すマーク(アンソニー・ラップ)はミュージシャンのロジャー(アダム・パスカル)とロフトをシェアしているが、家賃滞納で立ち退きを迫られる毎日。マークの元彼女でパフォーマンスアーティストのモーリーン(イディナ・メンゼル)は、レズの弁護士と付き合い出す始末だ。親友のコリンズ(ジェシー・L.・マーティン)は大学の哲学教授。チンピラに襲われた彼を介抱してくれたドラッグクィーンのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)が今のパートナー。ロジャーは階下に住むダンサーのミミ(ロザリオ・ドーソン)と互いに心を惹かれているが、かつてHIVで恋人を失ったロジャーは一歩を踏み出せない。彼等は仲間がHIVに蝕まれながらも、毎日を精一杯生きていた。
2005年/アメリカ/クリス・コロンバス監督作品

評価 ★★★★★
1)「レント」:「ヘアー」
2)「トレーニング・デイ」:「コードネームはファルコン」
映画を見ながら、この関係を思い浮かべていました。パンフにも書いてましたが、確かに「レント」は「ヘアー」を連想させるものがあります。「ヘアー」は、ベトナム戦争の最中にヒッピーたちが仲間の戦死を乗り越えて、反戦と自由を叫んだロックミュージカル。対して「レント」はエイズ禍のまっただ中で、アーティスト達が共に生きる希望を描いています。
どうして2)の組み合わせかと言うと、デビット・ボウイの名曲「ディス・イズ・ノット・アメリカ」が双方で使われていたからで、「コードネーム~」はソ連(当時)に国家機密を売り渡す青年の物語、一方、「トレーニング・デイ」は麻薬取締警官のどうしようもない汚職が主題になってましたよね。二組の映画を見比べると最近のアメリカ映画は、内向きと言うか、国内回帰指向が強まってきたのかな、という印象を受けました。別にそれが悪いという訳ではないですよ。
そんなことはどうあれ、この映画は久しぶりにロックミュージカルの魅力にしびれる思いで観ました。オ-プニングの”Seasons of Love”でわしづかみにされた感じ。525600分、生涯の中の1年を何で計る?何に情熱を注ぐ?、生きる意味を問いかけてくるような詩でした。
ロザリオ・ドーソンがセクシーで、その他みんな魅力的でしたが、マーク役のアンソニー・ラップが時代の目撃者的な役割で、特に印象に残りましたね。

評価 ★★★★☆
私も主人に勧められて、DVDで早速観てみました。どの音楽もすごくいいですね!特にオ-プニングの”Seasons of Love”には感動して、サントラCDを思わず購入してしまったほどです。ロジャーとミミの”Light My Candle”の映像と詩もとてもお洒落で、印象に残っています。やっぱりこれは劇場で観たかったですね。
(「レント」2006年5月 名古屋 伏見ミリオン座にて鑑賞)
映像作家を目指すマーク(アンソニー・ラップ)はミュージシャンのロジャー(アダム・パスカル)とロフトをシェアしているが、家賃滞納で立ち退きを迫られる毎日。マークの元彼女でパフォーマンスアーティストのモーリーン(イディナ・メンゼル)は、レズの弁護士と付き合い出す始末だ。親友のコリンズ(ジェシー・L.・マーティン)は大学の哲学教授。チンピラに襲われた彼を介抱してくれたドラッグクィーンのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)が今のパートナー。ロジャーは階下に住むダンサーのミミ(ロザリオ・ドーソン)と互いに心を惹かれているが、かつてHIVで恋人を失ったロジャーは一歩を踏み出せない。彼等は仲間がHIVに蝕まれながらも、毎日を精一杯生きていた。
2005年/アメリカ/クリス・コロンバス監督作品

評価 ★★★★★
1)「レント」:「ヘアー」
2)「トレーニング・デイ」:「コードネームはファルコン」
映画を見ながら、この関係を思い浮かべていました。パンフにも書いてましたが、確かに「レント」は「ヘアー」を連想させるものがあります。「ヘアー」は、ベトナム戦争の最中にヒッピーたちが仲間の戦死を乗り越えて、反戦と自由を叫んだロックミュージカル。対して「レント」はエイズ禍のまっただ中で、アーティスト達が共に生きる希望を描いています。
どうして2)の組み合わせかと言うと、デビット・ボウイの名曲「ディス・イズ・ノット・アメリカ」が双方で使われていたからで、「コードネーム~」はソ連(当時)に国家機密を売り渡す青年の物語、一方、「トレーニング・デイ」は麻薬取締警官のどうしようもない汚職が主題になってましたよね。二組の映画を見比べると最近のアメリカ映画は、内向きと言うか、国内回帰指向が強まってきたのかな、という印象を受けました。別にそれが悪いという訳ではないですよ。
そんなことはどうあれ、この映画は久しぶりにロックミュージカルの魅力にしびれる思いで観ました。オ-プニングの”Seasons of Love”でわしづかみにされた感じ。525600分、生涯の中の1年を何で計る?何に情熱を注ぐ?、生きる意味を問いかけてくるような詩でした。
ロザリオ・ドーソンがセクシーで、その他みんな魅力的でしたが、マーク役のアンソニー・ラップが時代の目撃者的な役割で、特に印象に残りましたね。

評価 ★★★★☆
私も主人に勧められて、DVDで早速観てみました。どの音楽もすごくいいですね!特にオ-プニングの”Seasons of Love”には感動して、サントラCDを思わず購入してしまったほどです。ロジャーとミミの”Light My Candle”の映像と詩もとてもお洒落で、印象に残っています。やっぱりこれは劇場で観たかったですね。
(「レント」2006年5月 名古屋 伏見ミリオン座にて鑑賞)
私のブログに来てくださってありがとうございました。
いいですね、ご夫婦で映画を楽しまれているなんて。。。うらやましーなー。
ottoさん同様、「”Seasons of Love”でわしづかみ」されちゃいました。
tsumaさんと同じく即サントラ購入決定でした!
TBさせていただきました。
nyanco(tsuma)と申します。^^
早速、来てくださって嬉しいです。
コメント&TBありがとうございました。
”Seasons of Love”は何度聴いても飽きない素敵な曲ですよね!
レントはサントラCDと合わせて、DVDも購入してしまいました。^^;
ミュージカル公演があったら、ぜひ観てみたい作品です。
私はサントラ→映画→舞台の順で鑑賞しました。
今の所、映画がBESTですね
舞台は日本人キャストで近々再演されるので
ご覧になられたらいかがでしょうか。
実は私、このオーディション受けて落ちました(笑)
SEASONS OF LOVEは、ホント何度聴いても良い曲ですね。
特に朝に聴くと目覚めが良くなります(笑)。
日本で再演するんですね。舞台も是非観てみたいです。
オーディション受けたんですか!?
受けるだけでも凄いです。尊敬してしまいます。
こちらからも、お邪魔しますのでよろしくお願いします。