Story
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、14歳のときに近所に住む男にトウモロコシ畑で襲われ、殺されてしまった。父(マーク・ウォールバーグ)は犯人捜しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦み、家を飛び出してしまった。スージーは天国にたどり着く。そこは何でも願いがかなう素敵な場所で、地上にいる家族や友達を見守れる。スージーは、自分の死でバラバラになってしまった家族のことを心配しながら、やり残したことを叶えたいと願うのだった…。(goo映画より)
2009年/アメリカ=イギリス=ニュージーランド/ピーター・ジャクソン監督作品
評価 ★★☆☆☆
!! ネタバレ注意!! まだ観てない人は読まないで下さい。
これは評価の分かれる映画だと思いますが、即物的な私としては、何かモヤモヤしたやり切れなさが残る作品でした。
犯人の男には最後に天誅が下るわけですが、ちゃんと逮捕されて犯した罪を白日のもとにさらけ出してやらない限り、被害者が報われないのでは。そういった勧善懲悪的な単純事を描いた映画じゃないからしょうがないですが。
要するに私とは完全に波長が異なる映画で、肌に合いません。
好みの問題を差し引いても疑問に思う箇所がいくつかあって、
・芸達者を揃えたのにうまく使い切れてないのでは。特にスーザン・サランドンが何のために出たのかよく分からん。単に破天荒な祖母役なら彼女じゃなくても良いのに。
・スージーの妹が犯人宅へ侵入し、証拠となる手帳を見つけます。彼女を追う犯人。緊迫感溢れるシーンですが、彼女が家に逃げ込んだとたん、出て行ったママとの感動の再会シーンに切り替わって、サスペンスに急ブレーキがかかってしまいます。犯人が家の中まで押し入るのはあり得ないにしても他にうまい処理の仕方があったと思いますが。
前作の「キング・コング」も個人的にはダメダメだったし、ジャクソン監督とは相性が良くないようです。
映画『ラブリーボーン』公式サイト
(「ラブリーボーン」 2010年2月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)
スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、14歳のときに近所に住む男にトウモロコシ畑で襲われ、殺されてしまった。父(マーク・ウォールバーグ)は犯人捜しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦み、家を飛び出してしまった。スージーは天国にたどり着く。そこは何でも願いがかなう素敵な場所で、地上にいる家族や友達を見守れる。スージーは、自分の死でバラバラになってしまった家族のことを心配しながら、やり残したことを叶えたいと願うのだった…。(goo映画より)
2009年/アメリカ=イギリス=ニュージーランド/ピーター・ジャクソン監督作品
評価 ★★☆☆☆
!! ネタバレ注意!! まだ観てない人は読まないで下さい。
これは評価の分かれる映画だと思いますが、即物的な私としては、何かモヤモヤしたやり切れなさが残る作品でした。
犯人の男には最後に天誅が下るわけですが、ちゃんと逮捕されて犯した罪を白日のもとにさらけ出してやらない限り、被害者が報われないのでは。そういった勧善懲悪的な単純事を描いた映画じゃないからしょうがないですが。
要するに私とは完全に波長が異なる映画で、肌に合いません。
好みの問題を差し引いても疑問に思う箇所がいくつかあって、
・芸達者を揃えたのにうまく使い切れてないのでは。特にスーザン・サランドンが何のために出たのかよく分からん。単に破天荒な祖母役なら彼女じゃなくても良いのに。
・スージーの妹が犯人宅へ侵入し、証拠となる手帳を見つけます。彼女を追う犯人。緊迫感溢れるシーンですが、彼女が家に逃げ込んだとたん、出て行ったママとの感動の再会シーンに切り替わって、サスペンスに急ブレーキがかかってしまいます。犯人が家の中まで押し入るのはあり得ないにしても他にうまい処理の仕方があったと思いますが。
前作の「キング・コング」も個人的にはダメダメだったし、ジャクソン監督とは相性が良くないようです。
映画『ラブリーボーン』公式サイト
(「ラブリーボーン」 2010年2月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)
現世に復活した時の「心残りってそれかい!」と、
突っ込んだ人も多かったようです。
私は金庫が埋もれてしまう喪失感よりも。
粗大ごみを平気で捨てる設定が違和感でした。
「心残り」・・・あのシーンも何か違和感があって入り込めませんでした。
粗大ゴミもアメリカ的な感覚ですかね。
日本と海外の死生観の違いが浮き彫りになって逆に興味深い映画かも知れませんね。