今こそ魚を喰え!!

東京海洋大学の馬場先生の研究室の毎日。
喰って飲んで学ぶ。
あと農業も。

きよたの休日

2013-01-13 16:29:20 | 日記
お久しぶりです。

旨ければ人肉でも喰ってみたい。
馬場研のモラルハザード担当の修士1年きよたです。

修士2年の先輩方は夜もなく昼もなく
平日もなく休日もなく
ひたすらに修士論文の作成と飲酒と精を出すことに精を出しているようですが
今日のきよたは休日。

日頃から馬場研ファンの皆さんは
きよたが休日は何をしているか
興味津々wktkだと思うので
満を持して本邦初公開していきたいと思います。

休日のきよたは自己啓発に余念がないのです。
みなさんは「美味しんぼ」という自己啓発本をご存知でしょうか。

そこには山岡さんというメシアが出てきて
様々な難問と格闘していくのである。

私もそんな山岡さんのように
自己中心的で
酒好きの
グータラ社員になりたい
と心の底から尊敬しておるのです。

そんな気持ちでいつものように
大盛町の商店街を闊歩していると



あん肝!!
350円!!
台湾産!!

急に私の脳裏にあの名言がよぎる。
「味覚の砂漠よ!!!!」
・・・ではなく
「フォアグラよりもうまいものを食わしてやりますよ!!」
あと
「フォアグラよりも旨い鮟鱇の肝だ!!」

こ・・・これさえあれば
私はメシアのようになれるのか!!

さて、ということで本日は
アンコウの肝を調理していきますね。

まずまな板の上にデローンとあん肝をぶちまけます。



臭いですね。
臭いので下処理を入念に行いましょう。
血っぽいものを入念に絞り出します。



そして醤油に2分ほど漬けて
更にその醤油を酒で洗い流します。



これで臭いはかなり消えたはず。
さて
それでは本来ならアルミホイルで整形していくのですが
アルミホイルがないのでサランラップに包みます。



しっかりきつめに巻いてね♥
さて、
そして蒸していくわけですが
蒸し器もないので
自転車のかごを曲げていきます。

蒸し器も完成



蒸しているあいだに
今日はもう一品。

部屋の蛍光灯の紐につけて干していた
プティサレ



どん



どん



どん



どどーん

できたあん肝



できたシチュー



豊かなツマミで



乾杯。

三度の飯は餌じゃない!

2012-12-31 22:06:28 | 日記

『三度の飯は餌じゃない!』


いやーーー
年の瀬ですね!皆様、それぞれのお酒を飲んでいることと思います。

先日のエース清田の記事
「酒離れ≦つまみ(酒の肴)離れ」
エンゲル係数の減少仮説

非常に納得させられた麦ちゃんこと阿高です。

私が年の瀬に沁み沁み感じていることは
「肉は満足感を与えてくれるが、魚は幸せを与えてくれる。」
っと言うことです。
おせち料理でも、やはり魚介類が主役ですよね!
数の子、練り物である蒲鉾(エソが好き)、田作り(カタクチかなぁ)、エビ(川エビ)、マグロ!昆布〆etc…

そう!今回は日本の文化、魚食文化について少し話したいと思います。

広辞苑によりますと
「魚」とは
‘うお。魚類。’
「食」とは
‘食うこと。食べること。食べ物。’
「文化」とは
‘人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治などの生活形成の様式と内容とを含む。’
とあります。
このことから
「魚食文化」とは
人間の魚を食べることを通した生活形成の様式と内容を表す言葉
となるのでしょう。

この魚食文化が近年、都会を中心に衰退しているのではないでしょうか。

従来、食事をとるということは食べ物やお酒をいただきながら
コミュニュケーションをはかる時間であり、
有意義な時間であるはずです。
しかし、
現代の資本主義社会により、
コスト削減、時間短縮、機械化、効率化、欧米化を社会が選択する中で、
人間の食文化までもがこれらのように機械的になってしまったのではないでしょうか。

日本人は四季が織りなす豊かな食を愛でるという時間を忘れ、
三度の食事がまるで家畜の餌のごとく、
喰う行為となってしまっているのでは無いか。
少ない時間を見つけて食べるコンビ二弁当、ファーストフード...

時間や効率面で魚は肉より不利な立場になっているようです。
骨がある、調理がめんどう、ゴミがでる、値段が高い、等々。

そもそも、効率化、時間短縮を前提に議論が進むと、魚料理はその土俵にさえ上がれません。
しかし、このようなロジックで話を進めていいのでしょうか。
私はNOです。
上記で書いたように食文化という物は、技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治などの生活形成の様式と内容とを食を通して共有するものです。

魚を食べて、幸せを家族や仲間と共有し初めて良いコミュニケーションが生まれるのではないでしょうか。

毎日、ゆっくり食事をとりましょうとは言いません。
しかし、週に一度は落ち着いて馬場研の「お魚パーティー」に参加して
旬の魚や季節の物を食べながらコミュニケーションを取る時間を作る
心と時間の余裕を持つことが大切なのでは無いでしょうか。

我ら、馬場研一同は魚離れ、酒離れ、コミュニケーション離れの防波堤であります。魚食を通して幸せをいただきましょう。

毎週火曜日、草の根レベルではありますが、ゼミ後、「お魚パーティー」と称し、
我ら馬場研メンバーは
大学生からサラリーマン、キャリアウーマン、主婦、学者等、
老若男女問わず、うまい魚とうまい酒を楽しみながら、
魚食普及を実路し、人生の先輩方と意見交換し、
後輩や参加者に漁業や魚の捌き方を教えながら
学び合っているのです。
そして、
我らが馬場教授からの漁業の現状についての話や研究相談もこの会の重要な役割の一つなのです。

今年も残り数日となりましたが、馬場研ブログ見ていただきまして誠にありがとうございました。来年も馬場研から情報を発信して行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


では、良いお年を。

新年会でお会いしましょう。

修士一年 阿高 麦穂

さけばなれ

2012-12-19 21:22:42 | 日記
こんにちは。
馬場研のエースの塊若しくは魂こと
きよたでございます。


馬場研を拡大解釈していくならば
様々な社会現象から問題点を見つけ出し
その原因、解決策を考察する。
そういったことが問われるわけであります。

すべてのことはつながっており
何一つとして不要なものはない。
これを仏教用語では縁と申します。
よろしいでしょうか
いえいえ
お布施は結構でございます。

さて、普段は漁業に付いて考えている我々ですが
その他にも貿易、政治、経済、ファンモン解散、マツコデラックスなど多岐にわたって議論を繰り広げるのです。
そう。お酒を片手に。


今日は最近きよたが気になっている社会現象について言及します。


それは・・・
若者の酒離れ
についてであります。

若者のもとから酒が離れている
のではなく
若者が酒から離れているのであります。

ここで本来ならば
そういった統計を示すべきなのですが
めんどくさいという人類最大の敵を退治することに失敗したために
若者の酒離れは進んでいるという前提の上で話を進めていきたい。

この原因を探ろうというのが今回の目的である。
しかしながらすべての事象がいくつもの要因が複合した結果起こっていることを考えた場合
原因の一つを解明することしかできない。
そのためにここで新たに示す原因も多くの原因のうちの一つであることを念頭に置いて
生温かい目で見ていただくようお願いしたい。
急にですます調でなくなったことに気付いたけとめんどくさいのでこのまま続ける。



さてさて
まずは若者が酒離れをするとどんな弊害があるかということを
示さなければここで酒離れの原因を考察する価値が薄れる。
ドジョウのことをいくら一億円の機材で研究しても
それは一般人には石ころレベルの話なのである。
なのでまずはそこから語っておく。

一言で言うと
飲み会の場がおっさんだけになるとつまらん。
これですべて片付く。
酒飲みならわかる。
さらに時代が進むと
飲み会の場がじじいばっかになりさらにつまらん。
これは深刻である。
誰がじじいの心臓マッサージをするのだ。
心臓マッサージをしたじじいが心臓麻痺になってしまうだろ。
ということで
若者の酒離れは人の命と深く関わっているのである。

読者諸君に十分に理解してもらったところで
先行研究の紹介をしておく。

一説には酒離れの原因の一つは
パソコン普及というものが挙げられる。
パソコンがあるため暇な夜の時間つぶしができるわけだ。
パソコンして眠くなったら寝ようと。
そういうわけなのだ。

このパソコン普及説には一理ある。
実際にパソコンなくして夜の時間を埋める方法
というものを考えてみると
・飲み会に行ってビールを飲む
・自宅で映画でも見ながら日本酒を飲む
・デートに行ってワインを飲む
・読書でもしながら梅酒を飲む

なんということえしょう。
全てがお酒を飲むという選択肢になってしまうではないか。

と、まあ馬場研のアル中の
特異な例は置いといても
やはりお酒を飲む事が増えることが感覚的にわかる。


しかし


ここで
にゃるほどにゃあ~。
などと可愛い子ぶっていては
馬場研の名前に傷が付くってもんで

それ本当かえ?

と昔の姑みたいな口調で
この説を炙って行かなくてはならないのだ。


このPC普及説というのは
お酒は「暇つぶし」ということの上に成り立っている。
そこにつけこむと

おーさーけーわぁ
ひーまーなーとーきーにーしかぁ
のーまーないんですかぁ?

ということが言えるのである。

昔の学生みたいに酒と塩があればいい人でなければ
お酒は食事の一部となることも多々あるのだ。

ここで重要になることは
お酒は単体では美味しくない
という主張で
ジュースみたいな酒は別として

日本酒やワイン、焼酎、ウイスキー、ビール
などの酒はツマミを必要とする。
ビールならソーセージ
ワインならチーズ
日本酒なら刺身
ウイスキーならナッツ
渡哲也ならマグロ

というように
刺身を食べたいから日本酒を飲んだり
日本酒が飲みたいから刺身を食べたりするのである。
つまり
酒を酒単体で考えること自体がナンセンスなのではないか
ということである。
ということはどういうことか。

酒離れはそれ即ち
ツマミ離れなのである。

「なのである。」

などど言い切ってしまったが
みなさん付いてきているだろうか?
もう少しで最後の結論なので
最後までお付き合い願いたい。

ではなぜ
ツマミ離れが広がっているのか!?
ということであるが
それに関しては以下で述べる。



エンゲル係数の低下が叫ばれている
こちらのリンクにアクセスください。
エンゲル係数はすべての年代で減少傾向にあるが
特に30代未満の減少が目立つ。
これに関しては
現在は携帯電話の通信料やインターネットの通信料などなど・・・
昔は存在しなかった様々な経費がかかるようになっている。
そのため食事にかけられるお金が少なくなっているのである。

その結果
若者が外食をするといえば
ファミレスや牛丼屋、ジャンクフード
といった安価な食事を提供するお店である。

想像してもらいたい。
マクドナルドと日本酒
吉野家とワイン
ケンタッキーと焼酎



そんな奴この世にいない。



つまり
酒離れの要因の一つとして
ツマミ離れが存在し
その原因はエンゲル係数の低下
とジャンクフードなどのお酒を飲めないお店の進出である。

ということが結論になる。

この問題は深刻で
高額で美味しい物への興味が薄れること
というのは国産の農作物、水産物の需要の低下に繋がり
様々な問題を引き起こす原因となるのである。




どうでしょうか。

是非この記事をお読みの皆様
マックでタブレット端末をいじくるのも良いですが
近所の焼き鳥屋に飲みに行くっていうのも素敵な時間ですよ。。


乱雑な論理展開で失礼いたしました。

林田一哲

2012-12-07 18:53:54 | 日記
はじめまして。
海洋政策文化学科馬場研4年 専攻科進学予定 林田 一哲と申します。
先輩方とは異なりあまり魚について詳しくないうえ、手先も不器用で、人前で話すのも苦手なのですが書かせていただきます。

ここ最近、当研究室は連夜魚を食べてお酒を飲んでいます。
おいしい魚を囲んで先輩や業界の方のお話を聞いたり(その後騒いだりする)研究室は、正直他にはないと思います。

こうやって楽しく過ごしながらいろいろ学べる環境っていいなぁと考えています。
いつか自分もそういう場を提供できたらなと思う毎日です。いい意味で成長できたらなと思っています。
まぁ、ちょっと和気藹々すぎるとこあるけど笑

今、飲み会やら農地開発プロジェクトやらやってる中で自分は卒論書いています。(結構急いでやらなきゃいけないんだけど笑)


日本、アメリカ、EUのえび類の輸入についてやっております。

ただ、人前できちっと喋るのがホントに苦手(文章書くのも得意じゃない)から、ホントにどうしよう、、、、あわわわわ


ってことでなんかいいアドバイスがあったら是非コメントしてください笑



あ・・・今日もまた飲むそうです。今日は週末だし騒ぐんだろうなぁ笑

卒論発表も乗船も近いし、就活あるけどこんなのでいいのかな・・・ははは



何はともあれ皆さん、不束者の自分ですがいろいろとご指導よろしくお願いします。