なんの話かといえば、スポーツの話です。
この間テレビをみていると、バラエティ番組でスポーツの話題を語っていました。
そのなかで、「冷静になってみてみると、スポーツなんて実生活で何の役にもたたん」といってまして、なるほどーと思ってしまったわけです。
確かにスポーツは実生活で役に立つものとそうでないものがあります。
フェンシングや柔道、アーチェリーや乗馬等は実生活で役に立つ・・・かもしれません。
それに対し、野球やゴルフやその他の球技はどうでしょう。
いくらボールを早く投げれようが、足でボールを蹴るのが上手でも、ちっちゃなボールを500ヤード先のちっちゃな穴に入れるのが上手でも、実生活ではなんの役にも立ちません。
「面白い特技だねぇ」で終わりです。
では、どうして人々はスポーツに熱中するのでしょうか?
そのスポーツを自分がプレイしている場合は、競技の面白さや難しさをわかっているから、プロの技術をみるのも楽しいでしょう。
でも、人々が熱狂するのはそういう部分ではないと思います。
ひとつは、自分の応援するプレーヤーやチームの勝利のために。ということがあります。
そしてもうひとつは、応援するプレーヤーに自分を重ねて、まるで自分が戦っているような自己投影感で応援している場合もあるのだと思います。
スポーツ観戦した後でぐったり疲れちゃう時ってありますよね。
ああ、俺も一緒に戦っていたんだなって思ったときがあるでしょう。
あの感じですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます