迷走する枕茶屋

いたって僕は



此の期に及んで君を傷つける気は 寧ろ満々で

君の勇気を持った誘いも 無情で切り捨てられる

キミの身体は全く欲しくない

醜い肉片が重なり合う姿を 誰が望みましょうか

でも悪く思わないで欲しい 酷な告白をす事になるが 

ずる賢い男の本性くらいは 見極められることが前提とした

お付き合いを望む僕としては 情の欠片でしがみ付く君に

なんの興味もない でも悪く思わないで欲しい

自分に正直な卑怯面でこう切り返す

女に恥をかかせるのは いたって僕の禍った優しさだから
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「詩遊戯」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事