迷走する枕茶屋

一つの繋がりが終わる終焉を噛み締めて

2年前くらいから時々調子がおかしかった。 その時に新しいMacを購入したのだが、まだ使えそうなので新しいのと併用して使っていた。 初代macのコイツとは30代後半からだから、25年以上の付き合いになるわけだ。 今は2代目のmacOSMjaveがメインだが、この初代は主にサーバーがわりに音楽とデータ保存に使い分けていた。 しかし昨日からスイッチを入れてもヴぅ〜〜〜んと唸りを上げて起動の途中で、ウンともスンとも言わなくなった(もっとも、PCが突然「スン!」とか言ったらそれはそれで怖いというか面白いというか…) ついに寿命が来たか… という感じだった。   そんな日が来るのを予測して、日頃からデータを別の外付けHDDに必要なデータかどうか確認しながら移していたが、ちょっとのんびりしすぎたせいか、若干未整理のデータを残したままコイツは今日の朝、完全に逝ってしまった。  当時一緒に買ったパソコンデスクも、改めて見るとかなりキズや傷みが目立つ。 私のパソコンとフォトショップ修行時代の苦楽を共にしてきた相棒を、最後にきれいに掃除した。 他の廃品と一緒に処分する時まで押入れにしまうことにしよう。


いろいろなことを思い出しながら寂寥たる思いで電源コードを抜く。 

押入れにしまう前に…                    長い間ご苦労様でした。




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