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迷走する枕茶屋

ポピニカ風レゴ(その3)これが3機合体6変化メカだ!

だいたい予想がついてると思うが、マスケティといえば世界的に有名なフランスの冒険活劇「三銃士(Les Trois Mousquetaires)」のことである。 その銃士隊の3人の名がアラミス、アトス、ポルトスだ。 ということでジェットアラミス、ダイバーアトスと来たら残りの一機の名はポルトスということになる。

2機が分離した後の状態。
そこから両脇の部分が180度後方へ回転移動。

それによってウイングは後退翼から前進翼へ。

強装甲(ARMOR)から装甲武装(ARMORED)タイプへ変形完了。

これが鉄壁のディフェンダーマシン、アーマードポルトスだ。

ランディングギアアクション。
後方を支える3輪脚を下に下げる。

両ウイングの車輪を下げる。
これで着陸態勢が整った。

三面図


両脇のウィング付きウェポンポッドは裏表に計4つのジョイントソケットがあり、対戦車用ジャベリンミサイルを装備できる。 側面にはAMM-1ミサイル、UUM-7マイクロミサイル等を状況によって換装できるシステムになっている。
マクロスやガンダムでお馴染みのマイクロミサイルポッドが両方合わせて16連発装備。 ただし3機合体した時には発射できないのが難点だ。

この3機が合体して多目的大型ジェット機ジオマスケッティー になる。

3機合体分離メカといえば劇場版サンダーバードに登場したゼロエックス号がおそらく一番最初だろう。 それを真似て作られたのがウルトラセブンのウルトラホーク1号。 その後円谷作品には続々と合体分離メカが登場する。
キャプテンウルトラのシュピーゲル号
ミラーマンのジャンボフェニックス
平成ウルトラマンシリーズになってからもダイナのガッツイーグルなど、変形合体メカが続く。
アニメではゼロテスター1号。 テクノボイジャー。 アルベガスからはニュースーパーアベガなどがある。 3機合体ではないが5連合体のガッチャスパルタンも好きだ。 それらもいつかレゴで作ってみたい。   

2015年放送のウルトラマンX(エックス)に登場した特殊防衛チーム・Xio(ジオ)の隊員が運転するジオアラミス、ジオアトス、ジオポルトスという3種の特装車両とジオマスケッティという無人操作ユニットと合体して、それぞれ大気圏戦闘機タイプ、宇宙戦闘機タイプ、戦車タイプに変形する。

しかし、車の運転席がそのままコクピットになるのはいいけど、それで大気圏を抜けて宇宙に行けるのってちょっと設定が無茶すぎてたな。 ガンダムの世界観超えてるし(苦笑) 何よりも残念なのは、せっかく3機のメカが用意されているのにバンダイのオハコである三つのメカが合体する設定にしなかったことだ。

1981年にフランスが日本のアニメ会社に発注して制作されたSFアニメ「ユリシーズ31」という作品がある。 その劇中に登場する宇宙船が3機合体メカなのだ。
作ったのがバンダイの子会社だったポピーで超合金シリーズを作った人、伝説の村上克司大先生である。
「DXポピニカ PC-23 ナベット号」
△〇□の形のメカが合体し大型宇宙船になるデザインと合体ギミックは実に当時のポピーらしい。 合体メカの大傑作と絶賛する声が高いが、残念ながら日本未発売である。
その貴重な玩具のレビュー動画がこちら。 
(French) Revue Popy Ulysse 31 Tripartite / Tri-partie 「NAVETTE」とはフランス語でシャトルという意味です。 日本では12話だけ放送されたらしいが、それでもここまでギミックが素晴らしい玩具が日本未発売とは実にけしからん! 中古でも滅多に出回らない幻のトイ。 合体メカ好きには大枚叩いても手に入れたい逸品である。 

なかなか手に入らぬのならば、作ってしまえホトトギス。

という思いで組み立てました。 オリジナル解釈だけどジオマスケッティとナベット号の特徴を合わせた良い出来に仕上がったと我ながら自負しています。

機体の骨組みはテクニックパーツを使用しているので、ボロッと崩れ落ちないようにしています。 合体の接続は十字軸とコネクターを使用。 ある程度丈夫なので余裕でブンドド遊びができます。 お子さんでも大丈夫。 

テクニックパーツの恩恵として2機合体パターンも用意。

ジェットアラミス+ダイバーアトス 陸走タイプと飛行&潜航タイプ

どちらも移動が遅いアトスを輸送するための形態。

ダイバーアトス+アーマードポルトス 後方ガードタイプとサイドガードタイプ

どちらもマニュピレーターが使えるので資源採取時に敵から守る形態。 

ジェットアラミス+アーマードポルトス  速さと攻撃力を併せ持った最強の形態。
そしてトリプルコンビネーション!

3機合体のジオマスケッティー と合わせて、計6形態の合体バリエーションができるスーパーマシンです。 こじつけでも合体パターンは多い方が玩具は売れます!

どうです、LEGO社の商品開発部の方々。 そのまま商品化にできるレベルに仕上がってますよ。 NINJA GOのカイの新メカとして採用してみては? 連絡待ってま〜す。www



それはそうと…
三銃士といえば一番の主役のダルタニアンがいないのは何故だ!? と思っているだろうが…  実はちゃんと登場してます。 最初からね。


日本のカタカナ表記だとダルタニアンで知られているが、フランスの正しい発音だと
ダルタニャン(d'Artagnan)になる。 バイオロイドアニマルのダルタニャンは彼(雄です)の承認でジオマスケッティー に合体できるのです。 (メンドくさい設定だなぁ)




一方、トレーシーファミリーの乗るランドマスター1号は、マグマプレートの異変を感知した火山地帯を進んでいた。 すると噴火するマグマの中を余裕で通り抜ける強装甲の赤い戦闘マシンが眼前に現れた。
モールが見たというマッハで飛ぶ赤いジェット機。
ジェイクが報告してきた海から上陸する赤いメカ。
そして今、両脇にでかいウェポンポッドを抱えてる攻撃型マシンと対峙している。

もし彼らが襲ってきたら今のランドマスター1号では勝ち目はない!


彼らは一体何者なのか、敵か味方か!?


この続きはNetflixの配信で。               ウソです。




またいつか、 気が向いたら作ります。        その日まで   
     
あでぃお〜す。  
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