あれから6年

長いのか早いのか・・わからないけれど

あの大きな震災から6年が過ぎましたね。

私はあの時、母の病院にいましたっけ。

一階で入院の支払いを済ませ、4階の母の

病室に行こうとしたとたんにグラグラ。

すごい揺れに思わず椅子に座ったものでした。

当然ながら病院の中は大騒ぎ。

外に出くださいとの指示の後、やはり危ないから室内に・・

と、対応が二転三転。ほんと、みんな右往左往でした。

当然ながら母所には行けず1階でうろうろでした。

階段でなら行ってもいいというので4階まで駆け上がりました。

しかし、母はあっけらかんしとしてて

『ああ、なんか揺れたよね。私は大丈夫だよ、みんないるから』

なんてにこにこ。

『心配だから早く家に帰りなさい』

ほんと、気丈で優しい母でした。

私とおねぇはあわてて家へ。家には宙と音が待ってます。

楽はまだいなかったよね。

キラは保育園でした。

家に向かう途中にも何度も揺れが繰り返す。

鉄の標識がまるで柔らかいプラスチックの棒が風で揺れるように

グワングワンと揺れてるのよね。

ハンドルをしっかり持っても車も蛇行する。

スピードなんて当然出せない。

途中の坂道ではおまわりさんが立っていて

見れば、小さながけ崩れ。

後で聞くと私たちが通ったすぐ後に通行止めになったらしい。

やっとの思いでおねぇを保育園の前でおろし、

家から5分もかからないところなので歩いて帰るというので

私は家に戻ると宙と音は大興奮。おびえて震えている所でした。

宙はよほど怖かったのかあれからしばらくは

小さな余震が来るたびに落ち着かなくなったものでした。

あれから今に至るまで宙は雷の音がダメになり

今でも雷が鳴ると大騒ぎですみっひに逃げます。

夏の花火の音もダメで花火は見に行けません。

人には聞こえない、でも犬には聞こえる地鳴りのような音が

もしかしたら花火や雷の音に似ているのかもしれません。

東北の地震の音が東京でも犬には聞こえたのかもしれません。

それは定かではないんだけれどね。

幸い家に異常はなく、本棚の本が何冊が落ちただでした。

あれから6年。いろいろなニュースでいじめなんかの話を聞き

なんとも切ない気分です。誰のせいでもない。自然の力のせいで

家族を失い、家を失い避難した先でいじめにあうなんて・・

聞くだけでもつらい話です。

母はもう何十年も前に故郷福島から東京に来て暮らしていました。

でも母にとっての故郷の変わりゆく姿は辛かったことでしょう。

私達にとっても楢葉や南相馬、相馬の町は震災の半年前に

旅した町でした。穏やかで人の優しい町といった印象でした。

あの町であった人たちはどうしたかしら・・と

心を痛めたものでした。

あれから時が流れ、町も少しずつ、復興してきたものの

まだまだ途中でしょう。

また、みんなで元の優しい時間を取り戻してほしいです。

わぃわぃ、がやがやの散歩

パピィは意外早く釣りから帰ってきましたよ。

海釣りじゃなくて川釣りだから釣果はリリース。

我が家には一匹もやってきません。残念・・

夕方の散歩は、キラのお友達が来てみんなで行きましたよ。

と言っても私はちょっと遅れて行ったんだけれどね。



いつもの河川敷。まだまだセピア色の中歩きます。

宙はおとなしくパピィと一緒。



楽はキラの同級生のお友達と一緒



音は友達の弟と一緒に散歩です。



キラは手持無沙汰で枯れ木片手に指揮の真似。



音、いつもは３回出すんだけれど今日は控えめに2回です。(笑)

わいわい、がやがやで出すもの止まっちゃったかな。(爆)

空には黒い雲が太陽を隠してますよ。雨、降らないよねぇ。



日差しが下にキラキラ伸びてきれいでした。

さて帰り道。



みんなでの散歩もおしまいだね。

きょうはまた釣りですよ

パピィ、また釣りですよ。

朝早く、散歩して行っちゃった。

キラも向こうに行っているし

一人の１日になりそうだけれどね。

気楽でいいけど。(笑)

夕方には散歩に行かないとね。

宙は２階の部屋に行っちゃった。

宙はパピィがいない時は２階のいつも部屋。

音は人恋しいから私の横。



楽は定位置に寝ているよ。



私も寝ようかな。

実は昨日、座ったまま寝ちゃって

うなだれて２時間。

頭の重みが腰にかかったようで腰がいたい。

昨夜は寝返りも打てなくて眠れなかったからね。

のんびり昼寝するか。