平成26年初めての取引となる6日午前の東京株式市場で、日経平均株価は一時420円超下落し、1万6000円を割り込んだ。年末まで9営業日連続で上昇するなど過熱感が強まっていたことが要因とみられており、取引初日が下落で終われば6年ぶりとなる。
午後1時現在の平均株価は、前年最後の取引日の12月30日終値に比べ312円07銭安の1万5979円24銭。東証株価指数(TOPIX)は9・14ポイント安の1293・15。
取引開始直後から幅広い銘柄が売られ、平均株価は下げ幅を徐々に広げた。市場では「利益を確定しようとする売りが膨らんだ」(大手証券)との見方が多い。年末年始に米国株が調整気味に推移したことも売り材料になったようだ。
日本取引所グループは6日、取引開始前に大発会の式典を開催。大阪証券取引所では証券関係者約190人が参加し、万歳三唱の後、「うーちまひょ」の掛け声で拍子木を鳴らす大証独自の「大(だい)株(かぶ)締め」で市場活況を祈願した。
東京証券取引所の国債先物などデリバティブ(金融派生商品)市場がことし3月、大証に移って一本化され、大証は社名を「大阪取引所」に変更する。大証の山道裕己社長は「『デリバティブは大阪』と言われるよう、世界に向けて発信していく」と述べた。
一方、東京証券取引所の式典では、麻生太郎副総理兼金融担当相が「デフレの色が消え、黙っていても現金の値打ちが上がる時代は終わる」と株式などへの投資を含む運用の重要性が増すと指摘。
日本取引所グループの斉藤惇最高経営責任者(CEO)は「投資家の期待を確信に変える年としなくてはならない」とあいさつした。(産経新聞)
さてさて、今年の相場はどうなるか?
午後1時現在の平均株価は、前年最後の取引日の12月30日終値に比べ312円07銭安の1万5979円24銭。東証株価指数(TOPIX)は9・14ポイント安の1293・15。
取引開始直後から幅広い銘柄が売られ、平均株価は下げ幅を徐々に広げた。市場では「利益を確定しようとする売りが膨らんだ」(大手証券)との見方が多い。年末年始に米国株が調整気味に推移したことも売り材料になったようだ。
日本取引所グループは6日、取引開始前に大発会の式典を開催。大阪証券取引所では証券関係者約190人が参加し、万歳三唱の後、「うーちまひょ」の掛け声で拍子木を鳴らす大証独自の「大(だい)株(かぶ)締め」で市場活況を祈願した。
東京証券取引所の国債先物などデリバティブ(金融派生商品)市場がことし3月、大証に移って一本化され、大証は社名を「大阪取引所」に変更する。大証の山道裕己社長は「『デリバティブは大阪』と言われるよう、世界に向けて発信していく」と述べた。
一方、東京証券取引所の式典では、麻生太郎副総理兼金融担当相が「デフレの色が消え、黙っていても現金の値打ちが上がる時代は終わる」と株式などへの投資を含む運用の重要性が増すと指摘。
日本取引所グループの斉藤惇最高経営責任者(CEO)は「投資家の期待を確信に変える年としなくてはならない」とあいさつした。(産経新聞)
さてさて、今年の相場はどうなるか?