北九州市八幡西区の「東筑軒」が1日、JR折尾駅などで販売する名物駅弁「かしわめし」のご飯を大麦入りに変えた。近年の物価高騰で少しずつ値上げしており、米価の急騰に伴うさらなる値上げを避けるため。同社は「100年の秘伝の味はそのままに、よりヘルシーに進化した。新しい食感を楽しんでもらえれば」と話している。 かしわめしは、鶏の肉とガラでとったスープに門外不出の調味料を足して炊いた国産うるち米のご飯に、鶏肉や錦糸卵、刻みのりをあしらっている。1921年(大正10年)の創業以来の人気商品で、県北部を中心に年間約40万食を販売。折尾駅では立ち売りを続けていることでも有名だ。 食材や包装資材などの価格高騰を受け、「大」は2021年の800円から30〜50円ずつ小刻みに値上げし、昨年9月には970円となった。さらに、今年2月現在の米の仕入れ価格が昨年10月比で1・75倍と急騰し、このままでは値上げが不可避の状況という。 1000円を超えない方法を模索した結果が、米より安い国産大麦を1割ブレンドすることだった。大麦がふっくらとなるように炊き方を工夫。従来より、もっちりとした食感になった。 同社が2月中旬からホームページで「大麦入りにリニューアル」と告知したところ、「これまでとどう違うか食べ比べしてみたい」などの声が寄せられているという。 (読売新聞) |
ただ単に値上げではなく、企業努力をする。
ちょうど自治体の水道料金値上げのニュース。
自治体は、上下水道が老朽化することはわかっていたはず。
なのに大きな事故ると慌てて対応する。
その中に水道料金の値上げも。
まるで努力が見られない。