島根県西部を震源とする地震ではこれまでにベッドから落ちてけがをするなどして5人が病院で手当てを受けています。また、震度5強を観測した島根県大田市では1100戸余りが断水するなどの影響が出ていて給水車両を派遣するなどして対応に当たっています。 地震の発生から一夜が明け、震度5強の揺れを観測した大田市役所では災害対策本部が置かれ、9日朝から被害を申し出る住民からの電話が鳴り続け、担当者が被害状況の聞き取りに追われていました。 島根県よりますと、この地震でベッドから落ちてけがをするなどして大田市などの5人が病院で手当を受けたということです。 また、大田市内では水道管が破裂するなどして午前10時半現在、合わせて1100戸余りで断水していて、給水車両を派遣するなどして対応に当たっています。 このうちおよそ100戸が断水している大田市三瓶町の池田地区では陸上自衛隊の給水車両がおよそ1トンの水を届け、袋に入れて水を配る準備を進めていました。 また、住宅の屋根瓦が壊れる被害が相次ぎ、市は備蓄していたブルーシートの配布を始めました。 一方、大田市大森町にある世界遺産の「石見銀山遺跡」では、銀山内にある全長600メートルほどの坑道、「龍源寺間歩」を市が立ち入り禁止にして点検作業を行いましたが、異常は見つかりませんでした。 【自衛隊が給水活動】大田市三瓶町の池田地区にある池田まちづくりセンターには、自衛隊の車両1台がおよそ1トンの水を届けました。そして、センターの職員が、次々と袋に入れて水を配る準備をしていました。 大田市内では、午前11時現在でおよそ1000戸余りで断水が続いていて、災害派遣された陸上自衛隊が給水活動を行っています。 【大田市長「万全の態勢をとる」】大田市の楫野弘和市長は記者団に対し「被害状況の把握に努めているがまだすべて掌握しきれていない。市の東部で断水のほか港湾や道路の被害が大きい。早期の復旧に向けて万全の態勢をとっていくつもりだ」と述べました。(NHKニュース&スポーツ) |
震度5強!地震はどこで起きても困ります・・・
記事では犠牲者に触れていないので、このまま犠牲者がいないことを祈ります。
被害にあわれた方々、お見舞い申し上げます。