対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を運営するオープンAIは20日、2月時点の利用者が世界で4億人を突破したことを明らかにした。昨年12月時点では3億人で、約3カ月で30%以上増えた。中国新興企業「ディープシーク」などとの競争が激化する中で、利用者を大きく増やしている。 オープンAIのブラッド・ライトキャップ最高執行責任者(COO)が米CNBCのインタビューに答えた。対象は週に1回以上サービスを使った人を数える「週間アクティブユーザー」で、2023年11月に1億人、昨年8月に2億人を突破していた。 有料契約を結ぶ企業会員数も約200万社と、昨年9月から倍増した。配車アプリのウーバーや金融大手モルガン・スタンレーなどが会員となっている。個人向けは口コミで広がり、企業向けは私的に利用した社員が会社側に導入を提案するケースが目立つという。 チャットGPTは22年11月に公開されると、わずか2カ月で月間のアクティブユーザーが推計1億人を突破。生成AIブームを巻き起こし、メタやグーグルなどとの開発競争が激化した。 今年1月には、高性能・低コストのディープシークのAIが注目され、米アップルのアプリストアでは一時、チャットGPTを抜いてダウンロード回数でトップとなった。ただ、中国へのデータ流出などの懸念から勢いは鈍化している模様だ。 オープンAIはマイクロソフトやソフトバンクグループから巨額の資金を調達し、AI開発を加速させる方針。ライトキャップ氏は「健全な成長を続けている」と自信を見せた。 (毎日新聞) |
AIなどの最先端技術の話題に、日本の企業は全然出てこなくなりました。
技術力が無いのか、開発資金が無いのか・・・
日本はどんどん埋没していきます。