キヤノンの11年12月期、120円配据え置く

キヤノンは26日、2011年12月期の年間配当を前期実績と同額の120円にすると発表した。
今期の連結純利益（米国会計基準）はタイの洪水や円高が響いて減益見通しだが、株主配分を重視し配当額は過去最高だった前期実績を据え置く。
これまで業績動向が不透明なため通期の配当計画は未定としていた。
欧米景気の減速もあって経営環境は厳しいが、合理化や新興国向けの好調で、今期はほぼ従来予想通りの純利益（７％減の2300億円）を確保できる見通し。（日経）

キヤノンは御手洗さんが配当重視発言を常々しています。
年金のホルダーが多いことも一因です。