東証トラブル

相場情報配信システムのトラブルを起こした東京証券取引所では２日、全銘柄の１割に当たる２４１銘柄の売買停止を余儀なくされた。
２０１０年１月に新取引システムを導入後、初の売買停止となる。
昨年３月の東日本大震災の際も売買の仲介機能を維持、取引の安定性を誇っていただけに衝撃は大きく、原因究明を急いでいる。
市場では、今回のトラブルについて「投資家は売買をしたい時にできないことを一番嫌う。頻発するならシステムに対する信頼性を失うだけでなく、日本市場が敬遠されかねない」（銀行系証券）との声が上がった。
東証によると、相場情報を提供する８台のサーバーのうちの１台に不具合が見つかった。
新取引システムにトラブルがあったわけではないが、システムを原因とする大規模な売買停止は０５年１１月以来となる。（時事通信社）

トラブルが起きた終値はTOPIXが+4.49、日経225平均も67.03円のプラス。

東証システム障害、午前は２４１銘柄売買停止(読売新聞) - goo ニュース