週明け11日の東京株式市場は、ほぼ全面安の展開となっている。日経平均株価(225種)は一時、前週末終値比で1100円以上値下がりした。午後1時現在、1071円82銭安の3万8617円12銭で取引されている。 前週末の米市場で主要株価指数がそろって下落し、特に半導体などのハイテク株が大きく値下がりした。東京市場でも半導体関連株などに売り注文が広がっている。 市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げと日本銀行による政策変更が意識され、外国為替市場で円高・ドル安が進んでいる。円高が業績押し下げにつながる自動車や機械といった輸出関連銘柄が売られている。 市場では「日本企業の業績改善や経営改革への期待は維持されており、株価が下がったところで買い戻す動きも出るだろう」(大手証券)との見方もある。(読売新聞) |
上がったら下がりますね。