澄み切った秋晴れの下、華々しく行われた即位のパレード。「歴史的瞬間に立ち会えた」「令和の未来もきっと明るい」。長い待ち時間を耐えて天皇、皇后両陛下の晴れ姿を見ることができた人々からは、口々に喜びの声があふれた。 パレードが通過するコースの沿道には、朝から幅広い年代の人々が集まった。この日は雲一つない晴天で、強い日差しに汗ばむほど。午後3時すぎにパレードが出発すると、スマートフォンや国旗を手にした人々は大きな歓声を上げ、沿道は祝意一色となった。 皇居・二重橋前で最前列に立てた東京都千代田区の会社員羽田野梨恵さん(36)は「太陽の光にティアラが輝いて、皇后さまの笑顔もすごくきれいでした」と満足げ。群馬県みどり市の主婦須田愛子さん(75)は「長い時間待ったかいがありました。令和の未来もきっと明るいと感じました」と笑顔を浮かべた。 赤坂見附付近にいた川崎市の主婦今井久枝さん(71)は、令和に入って相次ぐ災害を思い、「平和な時代になるように」と願いを込めてパレードを見守った。東京都内の大学3年生村上陸さん(21)は「今回は退位による代替わりだったので、すがすがしい気持ちでお祝いできる。歴史的な瞬間に立ち会うことができて良かった」と語った。 (時事通信社) |
行きたかったのですが、あいにく仕事でした・・・