小林カツ代 逝く

　テレビや雑誌で活躍した料理研究家の小林カツ代（こばやし・かつよ）さんが２３日に多臓器不全のため亡くなっていたことが２８日、分かった。享年７６歳。葬儀は近親者のみで行った。後日、お別れの会を開く。
　２００５年８月にくも膜下出血で倒れ、緊急入院。以降はリハビリと療養に努めていた。小林さんのレシピを紹介するホームページによると、最後は家族が見守る中、静かに息を引き取った。生前、スタッフには「私が死んじゃっても、おいしい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのがうれしいわね」と話していたという。
　大阪市出身の小林さんは結婚後に料理の勉強を始め、テレビのワイドショーへの投書をきっかけに番組に出演。その後、料理研究家として一線で活躍した。料理教室を主宰し、著書も多数出版。キッチン雑貨のプロデュースや阪神大震災の被災地支援まで幅広く活動した。
　長男のケンタロウさんも料理研究家として活躍していたが、１２年２月に首都高速道路でオートバイを運転中、６メートル下の道路に落下。重傷を負い、レギュラー番組を降板している。（スポーツ報知）

見た目が既に美味しそうな方でした・・・
ご冥福をお祈りします。