立春を起算日として88日目にあたるとのこと
旧暦では暦日と季節のずれがあり、遅霜被害など、農家に注意を喚起するために作られた雑節だそう
この日に摘んだお茶は上等なもので、長生きすると言われているそうです
今日のぱれっとはお花がいっぱいでした
花はいいですね、こんなに素敵で優しいのに、威張った感じはないですよね
そして、こいのぼりを折ってみました
うとうとしていた、折り紙の好きな方
折り紙をしている事がわかると目がキラキラ
すぐに合流して熱心に折っていました
今日もよっさん物語
退院の日、何も知識がない家族が初めて、車椅子から車に移乗
よっさんは軽かったので、難しい事は知らなくても何とかなりました
家に到着後も無茶苦茶な介助
家族だから許される、よっさんが我慢して頑張ったと思います
失敗の連続
採尿器はうまく使えず、よっさんはおかしなことばかり言うし、厳しい日々が続きました
よっさんの、おかしな話は家族に厳しく注意され、その時は落ち込んでいたように見えましたが、すぐに違う世界に入って面白いじいちゃんになっていました
採尿器もホースがついていて、毎回捨てなくても夜中に寝ぼけてても汚さないものに変え、少しずつ慣れてきました
少し元気が出てきたころ車椅子でお散歩も出来るようになりました
一緒にお買い物にもよく行きました
9か月後のお別れの時まで、面白く大変な生活がありました
訪問看護、訪問リハビリ、往診・・・
度々、訪問されるので今より、家の中は今よりずっと、きれいに片付いていました
若い、可愛い看護師さんやOTさんが来てくれるので、よっさんはデート気分でした
少し違う世界にいていたので、時々怖いお父ちゃんに戻ったりしていたけど、だいたいは変なじいちゃんでした
夜中に、「お風呂入ろう」「ごはんまだか」「買い物いこうや」
(-_-;)「夜中やん!!!」
「おしっこ」は仕方ない・・・でも3回4回となると寝ぼけてて採尿器をはめたまま居眠りしてました
少しずつ、元気になり、「肉買いに行こうや」「ウナギが食べたい」「ぼたんエビ、もう一回買いに行こ」
「メロンジュース飲みに行こうか」などなど好き勝手でした
春が来て夏が来る前の頃、また少し環境が変わりました
つづく
横山なをみ