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ご近所さんが駆け込む、和菓子屋梅むら
春が待ち遠しくなって、
野方の和菓子さんに。
頭の中はほどよく丸い、
桜色の「すあま」。
ここの「すあま」は、
もち肌にほんのり甘く、
翌日に食べても
やわらかいのは驚きです。
「すあま」が頭で
いっぱいになりながら、
自転車を停めていると、
4WD自動車が迎えの
駐車場前に横づけ。
運転していたおじさんが、
私の前を過ぎて、
和菓子屋さんに急ぎ入る。
私も急ぎ入るが、
2人して、
「あっ、すあまがない」
ちょっと前に
残り3つ売れてしまって。
おじさんも私もがっかり。
でもそれなら、次の春は
桜もちでなくて、
「うぐいす餅」でしょ。
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今日初めて遭遇した、
車横付けのおじさん。
どうも同じ感覚のようで。
「すあま」を紅白5セット
予約したあとに、
「うぐいす餅」包んで、
車で食べるからと。
おいおい、
また売り切れか。
と思ったら、
店前では先だった
私に遠慮して、
3つ残してくれた。
春の和菓子は
売り切れ続出。
それでも何とか
持ち帰れた「うぐいす餅」。
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うぐいす色のきな粉が
こぼれ落ちている。
さっそくいただきます。
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食べやすい大きさに
フォークで
切っても切っても、
もちがのびて
餡が見えてこない。
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春 が待ち遠しくなる、
「うぐいす餅」。
きな粉もおもちもあんこも、
おいしいです。
和菓子好きのご近所さんにも
感謝しつつ、
ほっこりしあわせも
いただきました。
☆うぐいす餅
140円税込
→和菓子屋梅むら
中野区野方1-42-18
↓店の引き戸にうぐいす餅、さくら餅の張り紙。店の前はもうすっかり春です!
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