少し肌寒くなってきた・・この時期は型の良いアオリイカが港内や沿岸を回遊し釣れる季節だ。
餌木は個人的には最近のものよりオールドタイプが好きだ。
既存のシンカーをニッパーで切って調整する。この微妙な調整によって操り易くし、根掛りを回避しながらも釣れる餌木に成すのだ。たかがシンカーされど感覚だけを頼りに調整できるようになるまではかなりの時間を要したのだ。着水時 沈む角度や速度が重要なのだ・・偽物たるもの緻密な技巧が不可欠なのだ。さもないと活海老にはとうてい敵うまい・・・
リップ紐付きも根掛り回避の秘策だが最近の餌木にはなく、試しに使用したところあっけなく数個をロストしてしまった・・シンカーも調整済みである故にいじりようがないのもきつい・・比較的岩礁が鋭利で険しい場所の多い沖縄の沿岸にはオールドタイプが相性が良いと個人的には思っている・・操り方もひたすら超スローリトリーブ・・一切しゃくったりはしない・・10数年昔に常に冷凍庫にイカがストックされていた島の名人から教えてもらった釣り方を貫くがよし・・
本日、仕事を終え帰宅し夕食を喰らい小雨がぱらつく中だが
週末休を待ちきれず無性にこいつを投げに行きたくなった。
ずぶ濡れ覚悟でとある港へと出向く・・
第六感的中・・やったね・・オレンジ色の餌木にアオリイカが抱きついた・・
色の考察も色だけに色々と奥深い説を名人は酒の席で語っていた・・日が完全に沈んだらオレンジ・・
雨足が増しこの時俺はずぶ濡れだけどさ・・・
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冷蔵保存する前に、 出掛ける時、誘ったが雨にぬれたくないから今日はやめとくと断られた息子に記念写真を撮ってもらいました。君が正しい・・釣れたからまだましだが途中、小雨が大降りに変わりずぶ濡れで悲惨でした。サイズいまいちなんでイカ納豆にでもして割増し明日の夕飯の食卓に一品添えるってのはどうだ？