北風と太陽

2014-03-24 | others
宮古島市がエコアイランドとしての社会実験で自然エネルギーで島の全体の電力8%を賄っていることを知った。
沖縄電力によるメガソーラーがその役割を担い蓄電池も完備されている。
民放のニュースにて放映され、それが知人よりFBにアップされ知った。
とても感激した。内容には一縷の希望があった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/feature/post_62238/
(貼れないか・・上記で観られるのだが・・)
島のこういった取り組みについて円安や化石燃料依存社会のエネルギー自給率アップの取り組みとニュースキャスターは述べた。
そういった観点で社会実験は行われている・・・実際2009年に環境モデル都市と認定を受けての始動だけに低炭素社会を目指す方向性が強い実証であって、原発事故とは関連のない取り組みだったのだろう。
ニュースの締めに規模にもよるんじゃないでしょうか?と論客らしき方が疑問を呈してニュースは終わったことに違和感をおぼえた。
VTR中にエコスマプロジェクトは高齢化社会を見据えてコンパクトシティーを実践する取り組みで、規模に関係なく世界中で転用可能だと技術提供している大手企業の社員が語っていた。しかも、宮古島だってそれなりに規模のある島だ。論客はその大手メーカーの社員に是非治験を重ね実証してほしいと言った。
治験・・実証・・

エコスマプロジェクトには原発に技術提供しているメーカも名を連ねていた。
このメーカーは汚染水の放射能除去装置ALPSと同じくそこに技術提供もしている。
日本で再稼動のめどがたたないが諸外国への原発設置の契約があったり、米国のウラン濃縮会社を買収したが倒産したりとやりにくい環境にあるはずだ。
化石燃料の奪い合いがそもそも戦争を起こしているといった論もあるし、トイレのないマンションなんて例えられた原発を再稼動しないで、とりあえず全てこういった自然エネルギーで賄ったらよいと個人的には思うのだ。
メーカーもこういった素晴らしい技術があるのにそこに統一したら良いのにと個人的にはずっと思っている。
既に諸外国に売る契約済みの原発も同じように複合自然エネルギー設備に品を変え納品するくらい大胆な発想すら必要だとも個人的には思っている。
今現在の最先端を複合し設置し、更にバージョンアップして効率の更新を確約し設置したほうが現在、高度成長期にある他国の企業と違い、成熟した民主主義国の紳士的な企業になりうるのではなかろうか・・。安定供給の要となる蓄電池は携帯電話のようにどんどん進歩していくはずなのだし、燃費やエネルギー生産量もあがっていけることは確信できる技術力が限りなく潜在している国であることは20世紀後期には既に世界に知らしめ実証済みではなかろうか。
島の8%に話に戻るが治験や社会実験?・・5万5千人の島での実験段階で8%まで到達しているだけで十分な治験の実証されているのでないだろうか・・。
6倍の規模にすればそれだけで50%近い。島の湾岸道路沿いの空き地を埋め尽くせば100もいけそうな予感すら漂う。風力、地力、潮力はまだ未使用でもだ・・

電気事業連合のホームページを最近訪れてみた。
何とか村とか揶揄されないように村長は太陽も北風も取り込んで村を解体すればよいのに・・。
国内で割れている暇などないくらい諸外国との駆け引きは詰められてきている状況だ。
原子力は戦後、敗戦した米国の属国たるゆえんで国策で推進されてきたんだから仕方ない面もあるとも思うと太陽なら言ってくれる。
過去については一端論争を凍結してそれと引き替えに硬直した原子力推進や再稼働も同じように一端凍結してみたらどうだろうか?
北風に吹き荒む人は被災者だけでなく、電気事業全般に関わる方々をも吹き荒ましているのではないだろうか・・
電気事業連合会が複合型自然エネルギー推進を明示し掲げ舵取りすれば団結して出来るんじゃないだろうか。
例えばメガソーラーで日常的な使用電力需要量を目指し、事故による補償や核廃棄物の安全な保存や冷却に風、地熱、潮力で賄う。
自然エネルギーをメインページに置きそういった未来を掲げ一歩を踏み出してみるのはどうだろうか?
大量の核廃棄物を長期に冷やす電力も島で社会実験の治験だとかいってるなら今すぐその横に何でも設置したら良いと思う。もう一発きたらどうなるか?何のために大型台風を攻略した風力発電機を作ったのか?事故直後どんだけアナログなやり方だったか思い起こせよ。
東京タワーより高い鉄塔やオリンピックもいいけどさ・・もう少し肝心な場所に装備すべきかと思う・・
電気量から徴収する安定した資金運用は硬直した原発の再稼動を成す術に使うのではなく、取り急ぎ燃料のいらない空で炊ける安全な発電システムを怒涛のように設置して核廃棄物を冷やしつつ、故郷を追われた人々の保障や国のエネルギー自給率をあげることに誰が文句を言うのだろうか?真の安定供給とは諸外国の事情に左右されないで、原発を廃炉にし核廃棄物を冷却除染を施し安全に管理するエネルギーの自給率をあげる技術力の極みを目指すことにあるような気がしてならない。
北風と太陽といったイソップ寓話があったが、太陽だけでなく北風も今となってはもはや優しい時代なのだ。
寓話は脚色し海も地も水も登場させるべきだ。
本当はクールに釣りに興じていたいだけなんだが、またしても的外れな釣りブログらしからぬ内容に陥ってしまった。
ダグラスアダムス著のこのSF小説の邦題は意味深・・

さようなら今まで魚をありがとう・・
って・・SF小説でよっかった・・











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