wrasse

2013-06-16 | fishing or fish

週末の休日・・いつものように釣りに出掛けた。

このブログを始めてから既に三か月が過ぎた・・

オフショア(陸って意味、ショアは船・・・)から狙える魚も既に 限られてきている。

出来ればブログで、島で過去にルアーで釣ったことのある南国の魚を全てご紹介したい。

折角、釣り倶楽部の結成を機に釣りブログを始めたんだし、南洋ルアーフィシング魚図鑑みたいに出来たら良いかな・・・他にも個人の釣り紀行に島でのオフショアから南洋ルアーゲームの傾向や解説を添え(つたない文章だが・・)、加えて、共に釣りに出掛けた仲間の奮闘や魚を手中にした笑顔を掲載し(下手な写真だが・・)思い出に残るようなブログになればと・・そんな漠然としたプロットを当初、思い描いていた。

そして、たとえブログへの訪問者が少なかろうとも、ブログを年間綴ることは、季節や各月によって、写真の天候や場所なども含め、ちょっとした島のルアーフィッシングのデーターベースともなり有効であり、ブログを振り返ることであわゆくば時期を選んで効率よく狙った魚にアプローチできるかもしれないといった個人的な思惑もあった。

まだ、子どもたちが小さかった頃、休日は遊園地もない島なんで、頻繁に海へ連れて廻った・・

いつも同じ海岸じゃ芸がないので色々な場所にいった。加えて、子守りだけじゃ退屈なんで煙草の量も増えるし、ルアーを結んだ釣竿をいつも持ち歩いた・・

子どもたちにとって海遊びはきりがない・・おかげで、その浜の端から端までルアーを撃って魚を釣って、いつしか、何処にどんな魚が棲んでいるか把握してしまった。知らない魚が釣れると帰宅後、魚図鑑で子どもたちと魚を調べた。海では自分達の遊びに夢中な子どもたちも魚が釣れたときだけ、魚をみにやってきて色んな魚を子どもたちにみせるのが楽しかったりもした。

この、壁にとめた写真は2003年のもの・・もう10年も昔のこと・・・そう彼等も成長し、ある程度自立し始めた子どもたち・・・子どもたちに変わって、我が家にやってきた愛犬と最近は連んで今もそんな習慣が消えない自分が残った・・・そんなこんなでブログに色んな魚を釣って掲載できる気がしていた。

けれど、環境の変化が要因となっているのか、こんな広大な果てない海に囲まれた小島でも、その年によって、変化が多少なりとも生じているのも事実で経験的な定説が崩れつつあることもある・・・

やたら、昔は釣れていた琉球イケカツオがここ数年全く釣れないなんて摩訶不思議な謎も既に起こっているのも事実・・・

それはここ数年たまたまそうなのか、今後変化していく一方なのかは不明だが、例えば一番、ひいきにしている釣り場の港に在った鰹節工場の閉鎖は影響が顕著だった・・魚屑を港に廃棄しなくなった。

他にも、後継人の不足やオイルの高騰からか年々漁船の出港が減少しているような気がする。

連鎖し漁協の活性も悪くなるだろうし、つまり、魚屑を捨てなくなったのも要因かもしれない・・挙げればきりがない・・

大橋の建設や護岸工事が盛んにおこなわれたせいか、隣接する各国の尖閣付近の乱獲はどうなのか?温暖化によるものか、はたまたそうみせかけて実は氷河期がやってくるなんてことはないか?核実験や原発の放射能汚染か?

地球が丸いように、ぐるぐると想像は巡り、海は繋がっているだけに果てなく環境の変化の要因への連想もつづく・・

10年前にイカ釣りに興じていた頃、不調な年があったが、携帯電話の普及による電波がイカが接岸しないの要因だなんて説をある釣り人が考察したくらいだ・・・

そう、近未来に尖閣の地下深くある化石燃料メタンハイドレートを切削しようなんてことも人間にとって一時的に有効であっても、もしかしたら魚にとってはかなり危ういことなのかもしれない・・・

脱線した話を戻そう・・、

そう、暴露すれば、この3ヶ月ちょっとも、ただ闇雲に釣りをしたのではなく、今までのオフショアでのルアーフィッシングの経験を整理しながら、プロットに沿ったラフなシナリオがあってのことであった・・しかも、かなりの時間を費やしプラクティスをした再現である。

今までシナリオ通り、良い感じで魚種を稼ぎ紹介し、そして、偶然か必然か多難で強靭な相手が残りつつあるのだ・・・

ただ、ここからは違う気がする。そうすんなりとはいかない・・自然相手なだけ釣れるれるはずの魚が釣れずに停滞してしまったり、狙ってる一尾を手にするのに数か月、いや数年なんてこともありうる・・・

それに離島のとある場所に、ある時期にシーラーが入ってくるなんて話も耳にしたし、

船でパヤオ(浮き漁礁)で釣ったことのあるシーラも陸から釣ってアップしないとならないなんて考えると・・シーバスが離島で釣れた何て噂まであったし・・・いや、噂ではなく写メも見た・・エサ釣りだったけど・・

しかも、最後までこちらを手こずらせる魚は何なのかとか、個人的な楽しみも秘めている。

全種類揃ったら英名のフィッシュトランプにしようかな(笑)

そう、途中、例えば誰も知らない謎の魚が釣れるなんて奇跡が起こるなんてことや、本来は深海魚なんだけど・・なんて珍事が仮に起こったら面白い展開になるかな?

そんな訳で、このブログで紹介していない魚、欲をかけば浪漫溢れる躍動する大物を求めて、今週末はいつもとは違う、だか、まだ紹介していない魚が過去に釣れた場所を選び釣りに挑み、日曜日にはいつもとは別の離島へと橋を渡って島を網羅するくらい岸際を歩いたのであった・・・

今回、手にした道具は大物狙いに絞ったものを極力投げた・・

リールはシマノのオールドステラ5000、ラインはナイロン30lb、トップはナイロン70lb、ロッドはダイワのショアジギングロッドsj96m、

ルアーはcoatacの35gかそのひとつ上のビッグスプーンに、フックはがまかつのサイズ2/0トリプルフック14、時にリップ付のDUELのフローティング・シンキングミノーにローテーションする。

これが自分なりに編み出し、落ち着いた島のオフショアで戦える大物用のチューニングとなった。

釣り糸はPE10号ラインにフロロカーボンをトップにしてた時期も数年あったが、最近またナイロンに戻った。

(少し、戻そうかとの迷いはあり・・・)

使用するルアーでスプーンを絶賛する訳は、オフショアにおいて、ジグは軌道が根に掛かりやすいし、横引きの場合、水を捉えないためアクションが単調になってしまう。だが、スプーンなら本来描く軌道も操り易いうえに波動が強い。その日の潮の流れの強弱に左右されずに馴染みやすいといった利点も秘めている。飛距離を稼ぐのとレンジアピールにもスプーンが有効だ。海面を撃った音も有効だし、ホール時の捕食も多々ある。そこからの急な弧を描く軌道と浮上後の表層付近の軌道もジグよりは岩礁等の障害物の回避に長けている。

勿論、撃ちたいポイントが届く飛距離ならばミノーの使用も今まで通りありだ。トリプルフックのダブルとあらば魚が掛かる確率も自ずと上がるってもんだ・・ 滅多にお目に掛かれないレアなチャンスにポッパーは一瞬で場がしけるし、フッキング率が低い(もちろんトップにこだわるのもそれはそれでカッチョ良いスタイルです!)

リップレスミノーは立ち位置が少々海面より高めであったり、他にも流れの強い場合の水嚙みが悪く、手前で浮いてしまったり、万一、追ってきて足元でひったくる場合に有効ではない・・ジグも同じことがいえよう・・・

何より、スプーンを推すのはその万能性。ライトタックルゲームでスプーンはすべての魚種に有効であったことが証明された。トレバリーの捕食も多い。しかも、リールと竿の操り方でスプーンは何とでもなる・・魚から海老まで化けるし・・高速に泳がせたり、弱った感じを演出したりも容易だ。

俺なりに行き着いた結論・・・

(揺るぐかもしれないけどね・・また・・今の気分はこの安定したセットってことで・・・)

トレバリー(ガーラ)の50オーバー70未満は数あげているが、狙うは70からメーター近くを仕留めたいのだ・・・

それを超えたら、オフショアからは岩礁や浅場といった阻止するストレスが少なからず存在し、

水深のある海面に船で浮かんだ状況と比較してみると、

おそらく多難で棘な道だろう・・・そう完全に無理ではない。

ケースによってはノーストレスで戦える場所も僅かながらあるし・・それも夢の夢ではあるのだ・・

暫くはこのチューニングでビッグスプーンを柱に俺の中のビッグ2、ブルー・フィン・トレバリーとジャイアント・トレバリーを是非、射止めたい・・・

取り込みの道具であるネットなどは持たない主義ゆえに、海面に近い魚を掴める位置からしか投げないし、必ず取り込みを連想してからことを為すルールを課している・・

      

土曜日、昼過ぎビッグ・アイ・トレバリー他50オーバーの実績ある入江へ・・・しかし、海亀が遊んでいる以外、本日は生命観がまるでなかった・・・

   

  

夕方、嫁と末娘、そして愛犬と合流し海水浴へ・・・

この時も胸まで浸かって一時間程、日が暮れるまで投げたが出なかった・・・

ここでも海亀と目が合った。(よかったサメじゃなくて・・少し警戒してたんで・・)

  

 

明けて日曜日、昼まで眠った・・・目覚めると、両腕、肩、ふくらはぎは張っていたが、それでもビッグワンを求め、いつもとは違う別の橋を渡った・・・・昨日、攻めた対面の島から更に攻め、海を塗りつぶしていき何とかビッグワンと出逢おうって魂胆だ・・・橋の真ん中付近にたむろしていたのならアウトだるけどね・・まぁそれは仕方ない・・・

途中、橋でおじいが釣しているのを暫し見学・・・

先人に学び英知を養い士気を高める・・そうして、離島へと勇み足で入島・・・

先ずは、過去にデカいブルー・フィン・トレバリー(カスミアジ)が暴れていたのを目撃した獣道の道先にある磯に降り、

岩礁に化け待ち伏せし、時折、撃つもののビッグワンは現れなかった・・・その後、島の可能性ある磯場を巡って撃つ・・・

だが、ビッグワンの魚影すら出逢えない・・・

途中、砂浜にてライトタックルゲームで一息つく・・・

それから、再度、港では大物ロッドを手に彷徨き海の変移を窺う・・・

日が堕ちる最後の最後に港で小魚の群れを追い詰めるフィッシュイーターの集団と出逢う・・すかさずルアーを撃つと遂に何かが掛かった・・・手前まで引き寄せた・・・目視したところグリーン・ジョブ・フィッシュ(アオチビキ)だった。数匹の魚が暴れる魚についてきた為に魚種が判明した。だが、手前で反転した瞬間に釣り針から惜しくも外れてしまった・・・pm7:45にまた此処に現るかもしれないので、週末を待たずに順調に仕事が済んだ日の仕事帰りにピンポイントで待ち伏せして釣ってやろうかな・・・

  

遡ること砂浜でライトタックルへと持ち替えた時のことだった・・・

ここでまるでボーリングのストライクのようにボーリングピンをなぎ倒すような捕食シーンに遭遇する。

ボーリングのピンサイズの魚を捕食する巨大魚・・しかもこんな浅瀬で・・きっとGTに違いない・・・

例え大物用のロッドを握っていたとしても諸刃の剣だ・・刃がたたない・・ただただ唖然とそんな場面を眺めていた・・・

その浜で、ダイワのターコイズブルーのアワビ貼りスプーンに綺麗なWrasse(ベラ)が釣れた。

まだ、ブログに登場していなかった綺麗な赤いドレスを纏った君の登場で釣りblogが辛うじて成立した・・・ありがとう・・

本日は4か所の海岸を巡った・・・崖をよじ登ったり、滑る岩肌で軽くよろけたりして、肘や膝小僧、数か所に軽い擦り傷を負った・・

そんな小さな冒険の証に日焼け跡と擦り傷がヒリヒリと痛む・・・だが、それは、心地よい懐かしい痛みなんだな・・俺にとっては・・

 

 



2 Comments

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マンゴ (K)
2013-06-20 22:54:36
大至急 6個




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Re:マンゴ (tsuyoshi)
2013-06-22 17:48:45
了解!つーかお母さんメールでお願い(__)知り合いの農園に発注しました(^_^)
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