2012 今年もよろしくおねがいします!
昨年は大震災の後、それぞれの人の考え方、思いを知る年でもありました。
そして東北への鎮魂の旅でした。
地震から100日目、相馬のグラウンドでの羽黒山伏での慰霊祭のあと、地区の公民館で羽黒峰中と同じように相馬の行者さんたちが止め処もなく出てくる地震の話に深夜まで耳を傾け、笑い、涙し、雑魚寝で一夜を過ごしたこと。
地震から半年目、陸前高田の海岸付近の何もなく、昔田んぼだったのか、家だったのか何があったのかも分からない何もない土地にただ向日葵が咲いている不思議な風景。
海の見える高台での慰霊祭で、地元のご住職が法螺貝を海に向かって立てて下さい、とおっしゃるのに応えて、10人ほどで「伏せ法螺」を立てる。
法螺の響きとともに、いまだ家族の見つからない人たちが何を思い手を合せていたのか。
そして新しい年はとにかく前進すること。
辰歳は「たつ」、立つ、建つ、発つ、起つ・・・今から、ここから前進する。
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今年の年賀あいさつ用に選んだ写真は瀧の写真。
周囲をぐるりと岸壁と緑に囲まれて上を見上げれば、ぽっかりと空が見える。
ぽっかり開いたところから轟音を立てながら天地を結ぶ柱となって流れ落ちる瀧の姿。
今年の辰年、龍にもなぞらえて選んでみました。
水は常に流れて変化していく、人間も自然も変化しながら進んでいく。どんなに辛いことがあっても必ずそのままの状況ということはなく、悲しみも少しずつ薄れて思いも風景も変化していく。無常であるからこそ、人間は行きて行ける。そんなお正月の思い。
昨年、一昨年とお邪魔した相馬の行者さんから電話があった。
「今年は年賀状書かないことにして、皆さんには元気にしてっが?とこうして電話してるんだ(笑)」って。
今も大して変化のない原発の状況な訳だけれど、とても前向きな行者さんからの電話に逆に励まされる。
今年があなたにとって素晴らしい年となりますように。
昨年は大震災の後、それぞれの人の考え方、思いを知る年でもありました。
そして東北への鎮魂の旅でした。
地震から100日目、相馬のグラウンドでの羽黒山伏での慰霊祭のあと、地区の公民館で羽黒峰中と同じように相馬の行者さんたちが止め処もなく出てくる地震の話に深夜まで耳を傾け、笑い、涙し、雑魚寝で一夜を過ごしたこと。
地震から半年目、陸前高田の海岸付近の何もなく、昔田んぼだったのか、家だったのか何があったのかも分からない何もない土地にただ向日葵が咲いている不思議な風景。
海の見える高台での慰霊祭で、地元のご住職が法螺貝を海に向かって立てて下さい、とおっしゃるのに応えて、10人ほどで「伏せ法螺」を立てる。
法螺の響きとともに、いまだ家族の見つからない人たちが何を思い手を合せていたのか。
そして新しい年はとにかく前進すること。
辰歳は「たつ」、立つ、建つ、発つ、起つ・・・今から、ここから前進する。
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今年の年賀あいさつ用に選んだ写真は瀧の写真。
周囲をぐるりと岸壁と緑に囲まれて上を見上げれば、ぽっかりと空が見える。
ぽっかり開いたところから轟音を立てながら天地を結ぶ柱となって流れ落ちる瀧の姿。
今年の辰年、龍にもなぞらえて選んでみました。
水は常に流れて変化していく、人間も自然も変化しながら進んでいく。どんなに辛いことがあっても必ずそのままの状況ということはなく、悲しみも少しずつ薄れて思いも風景も変化していく。無常であるからこそ、人間は行きて行ける。そんなお正月の思い。
昨年、一昨年とお邪魔した相馬の行者さんから電話があった。
「今年は年賀状書かないことにして、皆さんには元気にしてっが?とこうして電話してるんだ(笑)」って。
今も大して変化のない原発の状況な訳だけれど、とても前向きな行者さんからの電話に逆に励まされる。
今年があなたにとって素晴らしい年となりますように。
今年だとかこれから、という心の向かう方向がある
・・・そんな気がしています
きっと今年は素晴らしい年が始まります!
こちらこそ今年もよろしくお願いします!
さて、震災後今も福島そして東北では状況は変わった様子もなく、いつも気になっています。
過去、未来のことも気にすれば気になるけれど、地面に足をつけて起点を「いま」からで考えるのが一番心に余裕ができるような気がします。
今年も何度か福島、東北へ足を運ぼうと思ってます!