山形月山・・・侮れず月山。その美しき山肌は天下一品!!
台風15号がやってくるかもしれない週末、県内の山々は強風が予想されどこも厳しそうでしたので、家族で登る予定だった栗駒山は次週へ持ち越すこととして、結局単独で未踏の月山に向かったのです。決断は前夜でしたので大分早く出発することができました。行きは東北道を使いましたが、それでも月山登山口の姥沢までタップリ3時間半を要しました。天気は・・・てんくらではAの筈・・・
■記録
高速から。おお~何とか見えてるな
登山口の姥沢駐車場。関東方面の車も結構停まっている。ここもまた百名山
相当な数の登山者が一斉にリフト乗り場へ。天気は今のところガス。台風から遠い日本海側は悪くない筈だが・・・
月山山頂を極めるには、この山麓管理協力金徴収所に200円、山頂神社に参拝料500円を収める必要があり最低でも700円はかかる
下山は歩きで周回することとして、時短につき登りはリフト利用。多くの人は往復リフトらしい
リフト低!直ぐ下は地面だ。で1400m地点で森林限界に
なるほど。情報どおり針葉樹は皆無で広葉樹林帯の次は直ぐ草原地帯となる。他の山ではまず見られないパターン
リフト山頂駅着。遠回りだがまずは左の姥ヶ岳を目指す
振り返って山頂駅。大抵の人はショートカットコースへ
ガスよ晴れろ~・・・いい感じになってきたぞ
非常によく整備された登山道。協力金の意味は解る
姥ヶ岳到着。標高は1670m。ここからの景色は・・・
おお~素晴らしい。これは予想していなかったな
庄内平野と海?が見えるような気もする
おお~天候回復。これから歩く稜線と月山山頂部。なんと素晴らしい
この山腹は・・・木が無い。カール地形のような滑らかな山肌と点在する岩。いずれ雪深い山なんだろうなと思う
振り返り歩いてきた路と姥ヶ岳
沿道を飾る秋の花々。ミヤマアキノキリンソウと鳥海アザミ、ウメバチソウ
と思いきや初夏の花ニッコウキスゲの群落も。雪解けのタイミングで初夏~秋の花々が混在している
北側が見える場所から鳥海山も。直線距離だとかなり近いのかもしれない。結構大きく見える
さて最後の登りだね。ここから一時岩場の急登が始まる
振り返って・・・いいねこの景色。さすが秀峰!
ショートカット組と合流し岩場なのでこの辺から大渋滞
遅いので振り返ってばかりだが、いい景色に変わりない
山頂部到着。直ぐ先に山頂神社が見える。なんとも不思議な景色。左手に鳥海山も
山頂部はもう完全に草紅葉。すっかり秋の気配
とりあえず参拝に向かう。500円でお払いを受けなければ山頂部は踏めない。ここはまさしく霊山である。なお山頂部の撮影は禁止されている
と言うことで参拝後神社の下を巻き三角点へ。ここでセルフ
とかなんとかやっているうちに突然ガス。とたんに寒くなったので合羽着る
腹が空いたので頂上小屋に寄ってみる
中はこんな感じ。あったかい手打ち狸蕎麦旨かった~
休憩後もガスはとれないので下山する
この景色を堪能しながらゆっくりと下る
帰りは姥沢小屋ルートへ。雪渓を横目にカールのど真ん中。どんどん登ってくる。今日は何人入ってるんだろう
チングルマの大群落。これは綿毛だが、まだ花の状態のものもあった。雪渓の周りはまだ春なんだね
高度を下げるに従い草地から樹林帯へ。そして気温も秋から夏へ。暑い~
水場もある。とても美味しい水だった
無事登山口へ到着。山頂すっかり晴れてるね。でも登れて良かった。月山を堪能できたね
帰り道の鳥海山。雄大である。ちなみに帰りは高速代ケチったので4時間オーバーを要す
■タイム
08:34 姥沢駐車場出発
08:41 姥沢小屋
08:46 月山リフト山麓駅
09:03 月山リフト山頂駅
09:23 姥ヶ岳山頂
09:34 湯殿山神社分岐(金姥)
09:50 姥沢小屋コース分岐(牛首)
10:22 月山山頂部肩
10:27 月山神社(祈祷&参拝)
10:41 月山山頂三角点
10:53 月山頂上小屋(昼食)
11:10 下山開始
11:39 姥沢小屋コース分岐
11:58 リフト分岐
12:27 姥沢小屋
12:35 姥沢駐車場到着
※登り 2時間7分、下り 1時間54分
■GPSログ(距離:10.99km、高度の上昇/下降:988m/-988m)
※ログ精度今一につき累積標高はグーグルを採用
■勝手に難易度指数:32-4(片道リフト利用)=28points
■感想、反省等
・正直月山は消化登山のように少々厄介に思ってた山です
・登ってみてこんなにいい山だったのかと感動的です
・特にもあのカール状の草原がすばらしいです
・行って見なきゃ解らない事沢山あるんですな
・大体は快適気温ですが頂上はさすがに寒く感じました
・初夏から秋を一気に体感できました
・指が完全な状態では無いですが問題ありませんでした
・ストックはまだ持たない方がいいようですね
・山頂小屋で食べた狸蕎麦の味は忘れないでしょう

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