乗鞍岳・・・今年2座目の北アルプス3000m峰はすっかり冬景色
前回尾瀬に相方を連れて行き好評だったので、どこかいい所ないかな~と乗鞍岳をチョイス。飛騨(岐阜)の山なのでかなり遠いけど我が家にはキャンピングカーがある!! そしてここは2700m地点までバスで行ける!! 因みに天くらA!! なので問題ないだろうと考えました。百名山に行きたい自分とドライブ好きの相方。完全利害一致なのです。ただ気になるのは雪。何せ一昨日から今年最大の寒波到来で山々は軒並み初冠雪のニュースラッシュでして、こんな時に3000m峰の頂はどうなっているんだろうと少し不安な登山ツアーなのです。残っていたかなり遅い夏休みを取得し金曜の朝、我が家を出発しました。
■記録
高速を乗り継ぎ妙義山の脇辺り。移動中はずっと激しい雨に見舞われる
休憩しながら8時間かけ松本IC下車。ここからまだ1時間ある
18時頃乗鞍高原到着。温泉&夕ご飯してその後ゆっくり車中泊・・・で翌朝5時。もうこんな車停まっている。今日は3連休唯一の天くらAなんでみんな登りたいんだよね^^
行列の切符売り場。少し焦ったり💦
で朝一バス乗車。登山者多数でなんと大型バス4台がほぼ満車。さすが乗鞍
乗車時間は50分。乗鞍高原は1500m位だから1200mもバスで登る感じ。で森林限界到達
いや~今回は楽させていただきます。にしてもこの景色!!
凄く高度感を感じる。八幡平さえ凌駕する景色にどこか敗北感😅
7:50車両が入れる日本最高地点2700mの畳平バスターミナル着。とり急ぎ神社で参拝し
出発進行。これは他のサイトから頂いた写真。自分たち写ってるんですんません🙏
気温-1℃。ここは既に氷の世界となっていた
ハイマツを縫うエコーラインが美しい。眼下は見事な雲海。あれを突き抜けて登って来たんだね・・・バスが(笑)
しばらくはほぼ平坦な路。で正面に乗鞍最高峰の剣ヶ峰。雪だ💦
30分ちょい歩き肩ノ小屋通過
ここからやっと本格的な登山道。標高差300m。結構ある。頑張って行ってみよう!!
ちらほら雪も出てくる。部分的に凍ってるんで慎重に
振り返り肩ノ小屋
エコーライン。因みに岐阜側からのスカイラインは豪雨災害で現在通行止め
エビの尻尾もお目見え。風は冷たいがまだそよ風と言える程度だね
まだある。少し息切れ。でも青空が見えていい感じ
がんばれ・・・というか問題はなさそうですな。結構強いのかも・・・
権現池という火口湖を見下ろす乗っ越しを通過。綺麗なコバルトブルー
頂上稜線はこんな世界に。一足先に雪山を体験できたかな
看板も凍りついている。昨日の雨はここではブリザードだった模様
直下の小屋。開店の準備をされていたが凍っているので苦労している様子
さて、んでは頂上へ
最後の登り。滑る~
おお~やったね。少々混んでるが乗鞍岳登頂成功~!!
これも他のサイトから勝手に頂戴すみません。右に自分たち写っているんで🙏
本宮に参拝しじっくりと山座同定。すげぇ景色
嫌でも目に飛び込んでくる御嶽山。近い!! ご立派!! さすが!!
と言うことで御嶽をバックに証拠写真
ダイナミックそのもの。3000mからの眺めは違う😮奥に見えるのは八ヶ岳、中央ア、南ア。富士山は・・・残念ながら高層雲の中か
もの凄い高度感。雲が鬼気迫る感じ
最後に記念撮影なり~。寒いが日が差せばかなり暖かく感じる。いい日に登れた😆
It's so DYNAMI~~~C!!
小屋は何とかOPENできたようだね
本来ならば北アルプス全貌がこんな風に見渡せるはずだが北は厚い雲の中だった
再び乗鞍エコーラインをパシャ。この寒さでもヒルクライムしている方多数。ここは自転車で登れる最高地点。いわゆるクライムの聖地なのだ
ではさらばじゃ乗鞍岳
とっても危険な氷結イワイワ下り路
肩の小屋へモドル。降りたとたんガスがかかり始める。頂上晴れてて良かった😌
店員さんに誘われ中を見学させていただく。今日は小屋閉め直前の貴重な雪景色とのことで、こんな日は滅多にないという説明を受ける
と言うことでお礼に暖かいココアを注文させていただく
帰り路。ガスに加え霧雨も落ちてきた。朝一出発でとても幸運だった
畳平へ戻って来た。体力的には東根山ピストンの2/3位かな?初心者でも十分イケルが今日は凍っているのでスリップ要注意
丁度腹減ったので昼ごはんガッツリ注文し
バスに乗り込む。もう完全に雨模様。山の天気はホント変わりやすいね
バス発着地点の乗鞍高原にモドル。いや頂上晴れてくれてとてもラッキーでした😄
■タイム
07:58 畳平バスターミナル出発
08:05 不消ヶ池
08:35 肩ノ小屋
09:27 権現池展望地
09:35 頂上小屋
09:38 乗鞍岳剣ヶ峰到着(参拝・おやつ)
10:00 下山開始
10:09 頂上小屋
10:51 肩ノ小屋(ココア)
11:32 畳平バスターミナル到着(昼ご飯)
※登り 1時間37分、下り 1時間32分
全行動時間 3時間34分
■GPSログ
距離5.80km、高度の上昇/下降416m/-416m
■勝手に難易度指数
17+3(氷雪滑る度)=20points
■感想、反省等
・前日の豪雨で無理かなと思いましたが結果登れて大満足です
・寒波襲来で当然山頂部は冬の嵐だろうと覚悟しました
・最初から雨具&厚手手袋装着。そしてアイゼン類持参しました
・正直頂上付近は軽アイゼンを装着しても良かったのかもしれません
・と言う位の冬の山でしたが、何とか今年中にもう一回3000m峰登れました
・相方も頑張りましたが「この位だったら問題ない」とか・・・強いのかも^^
・まぁ極めてコースタイムを遵守したペースを保持することができましたし、
・こういう日は汗厳禁のピークハント。何事も練習練習なりでございます
・乗鞍岳。素晴らしすぎます。なめてました。参りましたと言う感想です
・標高は八幡平のほぼ2倍を誇ります
・こんな景観東北には無いです。やはりそれがアルプスなのですね
・山の起伏も激しく数多くのピークありました。今回は登りませんが・・・
・下から登ってくればまた違った良さがあるんでしょう
・やはり遠征はいろいろと勉強になります
・でも行き帰りアプローチ長いのがなかなかシンドイです
・でもその辛さってすぐに忘れてしまうのです😊