本日、KZY555さん曰く「こだわりの裏山（東根エリア）探索」で懸案とされていた西東根山に同行しました。何せ先頃大麻部山にお付き合い頂きましたのでそのお返しですね^^。西東根山は知る人ぞ知るマニアックな山。登山道は存在せず、夏は藪漕ぎ必至で殆ど訪れる人も無く、冬季限定とされる山なのです。しかしながら、今の時期でもラッセルが困難を極めることが容易に想像されることから、応援部隊を募集したところ精鋭4人が集まりました。と言うことで、んでは早速行ってみましょう。
■記録
この時期ただでさえ体力を要する東根山を越え更に奥へと足を伸ばさねば到達できぬ山。KZY555さんを筆頭にOGWさん、たいが～（BONZU）さんと自分の計4名でアタック
崩落地直後のもじゃもじゃ第一展望地通過中。たいが～さんも今日はスキーをパスしてまでお付き合い
「一」「神」「二」順調に通過。長丁場に備えまだまだアイドリング状態だ。雪降ってきたので笠出したらば直ぐに止む法則発動
「杉」「銃」「蛇」「七」を通過。本日暖かいので既に汗汗
見晴展望地の雪庇はこの通り。今年は凄いね
ここで履きかえる。なんと普段BCか輪カンジキのたいが～さんもついにスノーシューデビューである。ぷぷっ
まずは東根山。西東根山に辿りつくためには、ここを一旦西に200m程急降下してから登り返さねばならないのだ
と言うことで突っ込むKZY555さん。かなりハードな下りだ。足元の雪も一緒にズリっと雪崩れるような感触
皆さんかなり悪戦苦闘させられている。コケたり^^
最低コル付近に近づくと･･･まぁなんと立派なブナ林。このクラスは東根山には無いな～
まるで手の形のような変形ブナ
で登り返し。予想通り続く偽ピーク。なかなかハードだが想定の範囲内。思ったより藪も少なく歩きやすい感じ
ここまでは順調じゃないかな。まぁ休み休み行く
オクトパスミズナラ
こういうのに体力削られるんだよな～
おっあれかな？頂上見えたぞ！
お～この人の作品か。やっぱり登っているんだね
ということでお疲れやんした！
振り返ると急降下してきた東根山。こうしてみると立派な山体だな～。こんな間近の裏から見るのは勿論初めて･･･感嘆も束の間、これ戻るんだよね･･･
帰りは東根山へ直登せずに鍵掛峠を目指す高度維持トラバース作戦を選択。と・こ・ろ・が･･･これが本日最大のアドベンチャー
急斜面、崖、藪、倒木、踏み抜き･･･
でコケまくり～。やったなOGWさん^^
で、2時間弱の格闘の末稜線の鍵掛峠復帰!!
昼メシしたかったが別用があるのでお先に下山する。ここは鍵掛峠から猫の背尾根へのショートカット路。やはり随分崩落しているな～
「銀河岩」「イキモノ平」「後曲坂山」通過。下り長くてもうヘロヘロ。腹減った～と言う感じだった
今日もずっぱり無事帰還。でも記録と言うか記憶に残る感じで面白ェがったな～
■タイム
07:39 ラ・フランス温泉登山口出発
07:58 崩壊地（階段）
08:23 一の平
08:37 山神様
08:46 二の平
09:06 一本杉
09:13 機関銃岩
09:17 蛇石展望台
09:27 七曲
09:44 見晴し展望広場（スノーシューへ）
10:00 東根山頂上→西東根山へ急降下
10:40 東根・西東根最低コル728m地点
10:46 最低コル周辺で小休憩
11:25 西東根山頂上
11:45 下山開始
12:13 最低コル付近から周回へ
12:27 林道合流
13:23 鍵掛峠
13:37 銀河岩
13:47 イキモノ平（旧ウサギ平）
14:02 後曲坂山
14:27 水分神社水汲み場
14:46 ラフランス温泉登山口到着
※登り 3時間46分、下り 3時間1分
■GPSログ（距離：12.65km、高度の上昇/下降：1162m/-1162m）
■勝手に難易度指数：37+5（アドベンチャー度）＝43points
■感想、反省等
・予想通り展望殆ど無しですが十分に雰囲気味わえました
・危険というか路迷いはありです。ガス発生時は要注意
・遭難しても誰も助けに行けないですな～
・ブナ凄かったんで路があればとってもいい所なんですが
・色んな意味で須賀倉山を思い出しました
・やはり素直に東根山からピストンしましょう
・西東根山は話だけで多分もう来ません。おそらく^^
・久し振りにかなり足に来ました。久々に筋肉痛ですな
・スノーシュー始めてからバリエーション広がりました
