登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

乳頭山

乳頭山・・・いで湯、高原、花の秀峰へ
さかのぼり投稿第37弾!!
6月は少し楽な山行ばかりだったので、疲れ果てたい病に罹患気味。ちょっと難易度が高そうで、まだ登ったことが無い山へ・・・ということで、乳頭山に向いました。岩手側から登ると烏帽子岳ですが、今回は秋田側からの乳頭山を目指します。約90分程かけて孫六温泉口からトライします。

■記録

登山道は2つあるが、今回は周回ルートということにして、まずは孫六温泉登山口から登ることに。相変わらず雰囲気抜群の温泉宿

しばらくは深いブナの森を進む。とても湿った急登の道で、かなり滑るし靴も汚してしまう

途中、竹の子採りの集団とすれ違いつつ、1時間ほど登ってやっと開けてきた。青空がまぶしく感じる

田代平湿原に到着する。左に曲がり数百m進むと、真の田代平(平坦な台地状湿原)に至るらしいが、ここでも十分花が楽しめた

ティングルマさん最盛期。白と黄色のツートンが風に揺れていた

とってもいい感じの分岐路。ここからは湿原と低木の中を緩やかに進んでいく

程なく田代平山荘到着。立派な2階建て+ロフト?の小屋だ。景色もいいのでここで一服

目の前には美しい沼地があった。家の前にこんな景色があったらいいな~と思う

今日一番輝いていたイワイチョウさんを見つけた。星のような形で随分と気品高い花だな~

緩やかに登っていくと、黒湯分岐に着いた。ここまで登ってくると森林限界も近い感じ

分岐を左折し登り詰めると頂上が見えた

この景色が見てみたかった。でも、いろいろと情報を見るとすごい高さの断崖絶壁のイメージだったが、想像よりもコジンマリとしていた。やっぱり実物は見てみなければわからないもんだな~

頂上付近から岩手山方面。晴れたり曇ったりで写真は今一だが、目の前を次々と雲が流れていく光景は、自然の雄大さを感じさせてくれる。頂上独占。しばらくの時間見入ってしまった

コーヒーを飲んで、さて下山しますか。途中、こんな裸の急斜面もあって少しスリリングな道

秋田駒は今日は頂上かくれんぼ

半分くらい降りてきたところで、温泉が沸いている一本松温泉跡を通過。昔温泉宿があったらしいが、今は何も無いところから湯だけが湧出している。不思議なところ

誰もいないので本気で入ろうかと思ったが熱くて無理。上流から水を流すホースが設置してあるが、湯花が詰まっていて通水できない状態だった

その後も黒湯登山口までの間は随所から温泉が湧いている感じ。まさにいで湯の山と言える

■タイム
06:59  孫六登山口発
08:07  田代平分岐
08:14  田代平山荘
08:39  黒湯分岐
08:49  乳頭山山頂、休憩
09:07  下山開始
09:50  一本松温泉跡
10:34  黒湯登山口到着
 ※登り 1時間50分、下り 1時間27分

■GPSログ(距離:8.65km、高度の上昇/下降:697m/-695m)

■勝手に難易度指数:23points

■感想、反省等
・次々と変わる景色に全く飽きが来ない素晴らしい山だった。
・もちろん来年は烏帽子岳にも登るつもり。
・疲れ果てたいと思っていたが景色がいいので、ほどほどだった。
・一本松温泉には入れなかったので、リュックを下ろし、また孫六温泉まで下り露天風呂に浸かった。とっても気持ちのいい湯だった。
・危険箇所は特に無いが、遠くから爆竹の音がしていたので、きっとプーさんはいる。

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