登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

高下岳~沢尻岳縦走

高下岳~沢尻岳縦走・・・和賀山塊の奥深さ実感
さかのぼり投稿第18弾!!
以前から計画していた縦走を決行しました。高下岳から根菅岳、大荒沢岳、そして沢尻岳を巡るロングなルートです。メンバーは、たいが~さんとKZY555と自分の3人パーティー。まずは、県道1号線を南下し沢尻岳口の貝沢登山口へ車をデポし、高下岳高畑登山口に移動、ここからスタートです。

■記録

プーさん注意看板があるけど今日は3人なので心強い。出だしはゆっくりと。緩やかな斜面を登る

紅葉も終わりに近づき落ち葉の道を進むと、月夜茸などのキノコがあちこちに見受けられる。この時期の山は見通しも効いて歩きやすい

気持ちの良い林の中を行く。矮小ブナ林だ。落ち葉の道がふかふかといい感触

しばらく歩き標高を増す。朝靄に浮かぶ奥羽山系、その奥に北上山系の山並み。今日はいい天気になりそうだ

次第に坂は急を増すが、森林限界を超えると間もなく景色が一変し、紺碧の空が広がる。テンションアップ!

2時間ちょっとで高下岳南峰に到着。三角点探しに夢中の2人。そして、ここの眺めは秀逸である・・・

否が応でも目に飛び込むのが和賀岳。ず~んと言う感じで迫る。岩手に山は数あれど、これほどの存在感を放つ山は珍しい。この和賀岳と対峙するのが高下岳。一時、この光景に目を奪われるも、次の山があるので名残惜しいが出発しなければならない

手乗り和賀岳。逆だー!

そして高下岳北峰に到着。これから歩く山並みが一望できる

次に目指すのは根菅岳。深い谷間に吸い込まれていくようだ

再び和賀岳を振り返る。何度見ても立派な山だ。7月に登ったときはガスガスだったな~。いつかまた!

果てしなく続く奥羽山脈。これだけ広がりのある景観は滅多にお目にかかれない

根菅岳山頂。実は今日のルートの中で最も標高が高い。意外に立派な山だった

根菅と大荒沢の鞍部で小休止。縦走路がはっきりと認識できる

大荒沢に向う最後の登り。かなり足にくるが、もうひと踏ん張り

大荒沢岳山頂到着。今日これで3座目制覇!

大休憩する。流石に腹減ったのでゆっくりと昼食タイム。風に棚引く草紅葉が輝く

最後に目指すのは沢尻岳(別名:沢尻エリカ岳^^)。ここで一度降下しまた登り返すこととなる

本日4座目の沢尻岳に到~着!ここで初めて登山者に出会った。ガイドつきのパーティーに興味を示すたいが~さん。ここの眺めもまた良好。さぁ後は気をつけて下るだけだ

下りは長く感じた。延々と眺望の無い樹林帯をひたすら降りる。そして、無事貝沢登山口到着する。あ~いい縦走だったなぁ・・・

■タイム
07:18 高畑登山口出発
09:25 高下岳南峰 
09:51 高下岳北峰 
10:31 根菅岳 
11:33 大荒沢岳→大休憩
12:10 下山開始 
12:36 沢尻岳
14:09 貝沢登山口到着
 ※登り(高下岳)2時間7分、下り 4時間16分

■GPSログ(距離:15.0km、高度の上昇/下降:1140m/-1160m)

※以前に登った和賀岳のログも入ってます
■勝手に難易度指数:38points

■感想・反省等
・今年ベスト言ってもいいほどの山行ができた。
・全ての山が始めての山で、全てが新鮮に感じた。
・和賀山系の良さを再認識できた。
・危険箇所は無いが、最深部で事が起こった場合を考えると、単独山行は避けたほうが無難。
・いずれ和賀岳に再度チャレンジしたい。天気がいい日に。

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