赤城山・・・今年最後の百名山はスノーハイク!!
所用で関西へ出掛けましたので、昨年同様帰りの週末を有効活用し東京発赤城山登山を敢行しました。
陸路だったので移動距離が半端無く精神大分やられましたが、車窓から見えた富士や伊吹山に癒されつつ無事に用を足し、本日いよいよ国定忠治の赤城山へ。大宮から鉄道で高崎下車、レント・ア・カーにて一路登山口のあかぎ広場へ到着。こんな季節風が激しい日でも多くの登山者が山に向かっていましたが、実は赤城山は比較的容易に登れる冬山として人気の山なのです。
■記録
とりあえず前日見えた画像から。言わずと知れた富士山。こういう風に見えるポイントはせいぜい2~3分。でも間近の富士は初めてなので感動
意外にも立派だった伊吹山。存在感はやはり百名山。加賀の白山も遥か遠く見えていた。アルプスは見えたような見えないような
前段はこれ位にして本題へ。東京から早朝高崎経由、途中の風ラインから赤城山を望む。山頂部見えてない・・・でも近づいてみると立派な山塊
標高800m付近、すっかり冬模様。しかし暖冬なだけに今季初の雪道らしい。慎重に・・・
さて行くか。何故こんな日に登るのかという人々が準備中
しばらく湖畔歩き。黄色い人に着いて行く
そしてここが赤城最高峰黒檜山登山口
直登ルートということで、相当だ
唯一上から確認できた先程通過の大沼。沼と言うよりも立派なカルデラ湖で四方を外輪山に囲まれている。サイズ的に丁度よい。ちなみに赤城山というのは一帯の総称
赤城山
しつこい岩場と雪の急登。大分汗を掻く。どんどん登ってくるが、みんなしっかり着込んで熱っつぐねーのかな?
この山も楽には登らせてくれないようだな
稜線に出るとこんな感じ。晴れていればとも思うが、ここは確かに赤城山だと実感しつつ
頂上到着!! 氷の世界。風も強く持っていった水もシャーベットに
解りにくいが只今の気温マイナス7度
少し進むと展望地だがご覧の通り。谷川岳や燧岳などが望める・・・筈
予想通りのモノクロ世界。これはこれでなかなか見れんもんなのだ
頂上に戻る。結構な賑わい。抜いてきた人々も到着。なにせ時間が無いもんだから
御黒檜大神をきっちり拝ませていただく
次は定番ルートとされる赤城駒へ。一度大ダルミと称されるコルまで降りて登り返す。この稜線歩き・・・贅沢だな。こんな低い笹は岩手には無いかもしれない
階段も整備されていて綺麗な山という印象
赤城駒着、風強し
ここは関東空っ風の吹き出し口で、日本海と関東の丁度中間地点。この山を境に雪と晴れとがキッパリと別れる
前橋の街並みがキラキラと輝き天昇してくる。きっと下界は青空だろう
さて、帰りの列車の時間を気にしつつ下山だ。いい感じの稜線通過
奥に見える沼。どう見ても水平には見えない不思議・・・錯覚だろう
下りはこのような階段が7割を占める。このルートの登りは遠慮したいかな
ぐるっと周回してあかぎ広場に戻る
大沼を渡る風が身に凍みる
締めはこのレストラン見晴館で
牛丼(山菜そば付)暖かくて旨かった!!
ご主人と色々話もできたし、思い残すことは無いかな
P.S.帰りの車窓から大迫力の浅間山
荒船、妙義、榛名など二百名山の数々。どの山も非常に個性的かつ魅力的でそそられた
■タイム
09:31 あかぎ広場駐車場出発
09:44 黒檜山登山口
09:56 猫岩
10:38 黒檜山頂上分岐
10:41 黒檜山頂上到着
10:49 展望地
10:53 下山開始
10:57 御黒檜大神
11:15 大ダルミ
11:25 赤城駒ヶ岳
11:59 駒ヶ岳登山口
12:05 あかぎ広場駐車場到着
※登り 1時間10分、下り 1時間13分
■GPSログ
距離:5.66km、高度の上昇/下降:551m/-551m
■勝手に難易度指数
18points
■感想、反省等
・本日強烈寒気の雪山にも関わらず20人以上とスライド
・さすが首都圏から近い百名山
・回りの登山者完璧な冬山ルックの中、
・いつも通り適当な成りで望む自分がいるが、
・登り始めから体温上昇。ブレーカーで丁度良い
・予備ウェアや遭難対策は必須。汗冷えが一番恐い
・一応軽アイゼンを装着
・氷の世界だったが安比スキー場と比べれば全然・・・
・黒檜~駒ヶ岳間の稜線歩きGOOD!!
・一部落石に注意したい箇所もあり
・レストラン見晴館にて、
・ご主人とワカサギ釣りの話ができ楽しい時間過ごす
・この山の記憶も自分の中に深く残るだろう
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