登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

焼石岳

焼石岳・・・ウェットな悪路荷重訓練も花の山に感動!!

この週末の天候は?日曜の方が安定するように感じますが、できれば日曜は日曜大工^^がしたいので本日土曜日に済ませちゃうことにします。曇り模様ではありますが今日の目的は「ウエットな登山道を13Kg背負い歩いてみる」なのです。そして靴は登山靴ではなくあえてトレランシューズ。濡れたらどうなるのか試しです。コースは定番の焼石岳中沼口から。長目の樹林帯歩きも目的の一つです。滑るのか濡れるのか楽しみです。

■記録

少し遅めの登山口到着。おお~もう満車状態。そしてここから登るのは数年ぶり。ちょっと緊張

来た来たー。この雪解け水が流れる登山道。久し振り

最初の急登を登り切ると中沼

曇り時々晴れ一時小雨みたいな目まぐるしく変化する天気

今年初めましてのコバイケイソウ。いい感じ~

このウェットな登山道いいね。当然浸水するが歩いているうちにいつの間にか乾いている。トレランシューズの良い点

風に揺れるニョロニョロ。ご立派!!

続いてハクサンチドリ。これも今年初めまして~

カラマツソウだね。落葉松の葉っぱに似てるから?

下の方ではでかい葉っぱになっていたミズバショウがこの標高では今が旬。そして雪渓も出現

ミヤマキンポウゲ。ツルっとした花弁が特徴

銀名水通過。ここから大きめの雪渓に突入

春山って感じ。今時期は色んな季節感が楽しめていい

大好きなイワイチョウ。疲れが消えるね

本日の核心部。ノーアイゼンでも充分だが気抜かないよう

途中の池塘。ここ結構お気に入り

先月登った経塚山が見える~。今年もいい雪渓歩きだった

ハクサンイチゲ畑に達する。わんさか

一面ハクサンイチゲで埋め尽くされている。想定外

東側はいい天気で気持ちいい景色だが・・・

焼石岳はご覧のとおり。まぁここはいつも相性悪いから

雪解け進む沼地。雪渓が割れている

最後の登りから秋田方面。西側はガスでこの稜線を越せば晴れという典型的な図式

風強ぇっす。でも汗だくっす。夏山はやっぱり短パンonly。13Kgもだんだん慣れてきたかな

一瞬だけの頂上。この頂もホント相性悪いね^^

鮭の切り身

ハクサンイチゲの傍らで密かに咲くチングルマ

自己主張ピンク。ミヤマシオガマだよね。ヨツバシオガマよりも背が低く密度が高い

ここは気を付けないといけない。下は結構深い沢

下りの方が怖いので慎重に

まぁ源太の比ではない。トレランシューズもグリップ高し

最後にミズバショウ

アルプスっぽい感じの銀名水通過。ここでちょっと一服也

中沼まで下ってきた。どこか懐かしいアングルの一枚

頂上付近だけガスか。これはこれで今日は満足

下りも滑らず焦らず無事到着。ありがとうございました

■タイム
08:55 中沼登山口出発
09:22 中沼
09:43 上沼
10:18 銀名水
11:12 姥石平分岐
11:28 焼石岳山頂
11:47 姥石平分岐
12:24 銀名水(一服)
13:07 中沼
13:28 登山口到着
 ※登り 2時間33分、下り 2時間00分

■GPSログ
距離:12.04km、高度の上昇/下降:855m/-855m


■勝手に難易度指数
31points

■感想、反省等
・この位の登りならば13Kgの荷揚げは大丈夫そうです
・ただ登りっぱ10Km近い行程だとどうなるでしょうね
・トレランシューズゼロドロップは評判どおりと思います
・足幅が広いので捻挫するような感じはないと思います
・ただグリップが良すぎるので下りでつま先が疲れる感じ
・良し悪しですが使いようかなと思いました
・それよりも今時期の焼石岳。さすが花の百名山でした
・いったい何種類の花が咲いているのでしょう
・半分も名前が解らないです。もっと知りたいですね
・危険個所は全体的にウェットで滑りやすい点です
・ちょっと脛を葉に隠れた岩で切ってしましました
・ファーストエイドセット持っていて良かったです
・今週も山登りさせていただき感謝申し上げます

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