登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

金ヶ崎駒ヶ岳

金ヶ崎駒ヶ岳・・・この時期のこの山は県央の展望台だった

今日は午後から雷雨と言う予報でしたので例によって午前登山です。明日の方が天気よさげですが地元の集まりもあり止む無く近場の駒ケ岳へ。前回登ったのが3年前の夏でしたので山頂以外の眺望が今ひとつに感じてしまいましたが、しかし2度目にして残雪期のこの山は素晴らしかったです。位置的に奥羽山系の東に突き出た山ですので県内の有名な山々をほぼ俯瞰できました。

■記録

金ヶ崎の登山口へ車を進める。お~いい天気だ

3年前は無かった登山口看板。まずは奥のうがい清水へ

案内板に書いているとおり、手を洗いとうがい、参拝をしてから登山口へと向かう

最初は春真っ只中の山路。鳥のさえずりや赤ゲラのドラミング音が心地よく響く

何故倒れたのか。相当な力がかからないとこうはならない

程なく雪道となる。以後はほぼ雪渓歩きだ

軽アイゼン。一応6本爪だが土踏まずでしか効かない代物

それでも丸腰よりは全然マシである。雪庇地帯に出る

深くは無いが幅がありフラットなのでとても歩きやすい

たとえ崩れたとしても怖い印象はない。小松倉山とはえらい違いだな。ところで夏道はどんな感じだったっけ?

下賽の河原と思われるところに出た。目指す山頂が見える

上賽の河原からの経塚山と駒ケ岳のコラボ画像。夏だったら草木で見えない景色だ

山頂直下の急登を凌ぐと奥の宮が見えてきた。その脇には山頂よりも高い雪庇が聳えている

3年振りの頂上到着。そこから見える景色は・・・

正に展望台。まずは経塚山と牛形山のツーショット。奥には焼石連峰もくっきりと

視線を南に向けると経塚山と左奥に栗駒山だ。こんな素晴らしいロケーションを背に1枚!!

北西を振り返れば牛形山-白子-鷲ヶ森縦走コースが

雪庇の向こうには早池峰山系

夏油高原スキー場といつかチャレンジしたい前塚見山。遥か奥には和賀山塊も。残念ながら岩手山は雲の中。しかし十分に堪能できたぞ!!

増えている・・・気がする

山頂の景色を愛でた後は、急速に雲が広がってきたのでダーと下り上賽の河原まで下り小休憩。さて雷が鳴らないうちにさっさと降りよう

本日の花々。カタクリさんはお辞儀なのでやはり崩れるか

無事降りてきた。今日も安全登山に感謝

なるほど。やはり先行者数名は経塚山に向かったようだ。雷雨に当たらなければ良いが

下りで5人ほどスライドしたので数は合うようだな。有名なガイドさん主催のツアー登山ともすれ違ったし

帰る途中こんな展望台もあったので登ってみる

ここからの眺めもGOOD!!牧草地と登ってきた山を振り返る

■タイム
07:21 うがい清水登山口
07:25 うがい清水参拝
07:34 壊れ看板
08:10 雪渓始点
08:26 下賽の河原
08:36 上賽の河原
08:53 金ヶ崎駒ヶ岳山頂
09:05 下山開始
09:13 上賽の河原(休憩10分)
10:08 うがい清水登山口到着
※登り 1時間32分、下り 1時間3分

■GPSログ
距離:7.23km、高度の上昇/下降:664m/-664m

■勝手に難易度指数
21points

■感想、反省等
・残雪期のこの山からは一流の景色を楽しめました
・同じ山でも季節を変えるとこうも違うものなんですね
・駐車場まで除雪が行われていますというか雪ないです
・今年はどの山もそうなんですが下は春でも上は雪大量
・言い換えれば今であれば春と雪同時に楽しめます
・危険箇所は無いですが疲れるのでアイゼン類あれば楽
・短時間ですけど相当楽しんだ山行でした
・GW岩手山の前にもう一つ位登っておきたいですね

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