雨の日でしたが巡視スタッフの方々を案内してきました。
自分自身もそうですが、先方も今日午前中しか空いていませんでしたので雨天決行。しかしながら土砂降りの中の東根山の実態を見ることが出来たので、充分納得のいく山行になりました。
そして巡視スタッフの2人と登山道を周回。重要なチェックポイントや状況確認の方法と報告書の書き方などを確認しながらじっくりと巡回しました。
■記録
すっかり雨模様。温泉館でもイベントあるようだが・・・
林道との合流地点。秋の長雨に備えこのように深く水切りを掘っていただいた。今度は機能すればいいね
先日整備された崩壊地階段付近の作業道。すっかりと感じが変わったので驚く人もいるだろう。しかし当面登山者は階段を登っていただく
今日は待ち合わせて若い巡視スタッフの2名と同行。この方々すごくキノコに詳しい。勉強になるな~
大きなトチの実が落ちていた。熊ではなく自然に落ちた感じ
クマタローさんの階段進化中。感謝!!
雨の日の登山道はこんな感じ。結構な量が流れるんだね
熊ほりアカマツの確認。ん~ドーしましょ
機関銃岩に興味を持つ巡視スタッフ
蛇石を過ぎた辺りも水浸しだが水切りが機能している
巡視スタッフが発見。これは・・・カエンタケの一種で猛毒なので絶対に触ってもいけないそうだ。こんなのも東根山に生えるんだな。勉強になるな~
雨の見晴らし展望地。今日はしょうがない。でもスタッフの2人は雨の山も一興あると楽しそう
頂上までのトラバース路は今もかなりの花畑。春にはニリンソウ、夏はシラネアオイだったが今は秋の花盛り。これは・・・アキノキリンソウ??似てるけど
こんなのも群生。トリカブト
これはサラシナショウマ・・・かもしれない
ブナの枯れ木に生えるカノシタだそうだ。これは美味しいとスタッフが採取
頂上のブナの木。やはり枝が折れていた。鉈では無理だった。これもチェーンソーの出番だね
と言うことで北壁突入。滑る滑る。慎重に降下中
ホオノキの実。今年の実は心なしかどれもデカイような気がする。山は豊作の年?
これもデカイ。今時期は花とキノコの山なんだね
雨の稜線下りはデンジャラス
これは・・・グロテスクだけど食べられるんだそうだ
こんな雨の不思議な森を駆け抜けていくトレイルランナー。こっちのほうがよっぽど不思議
ここにも倒木。これも枝葉払いが精一杯だった。後日だね
子どもが食べるたまごボーロみたいなやつ
一瞬マツタケかと思わせるやつもあった
後曲坂山異常なし
ますます進化しているざんげ坂階段。クマタローさん作
なんとあの長いトラバースにも丸太が設置してあった。いや~まいりました
ホコリタケ。別名ブスきのこ。これも食べられるそうだ
水無沢渡渉地点。水量増えているが異常は無い
本日は水分神社の例大祭とのことで準備中であった
またまた問題点。第一渡渉ポイントは登山道に水が流れ込んでいる
これは誰がつけたんだか知らない丸太の橋が原因し土砂が堆積。このままでは登山道が消滅するかもしれない。少々厄介である
■タイム
07:05 ラフランス温泉登山口出発
07:17 林道合流点
07:26 崩壊地階段
07:57 一の平
08:15 山神様
08:18 神滝の清水分岐
08:43 一本杉
08:51 機関銃岩
09:00 蛇石展望台
09:24 見晴し展望地
09:38 東根山頂上
09:49 北壁下り入口
10:39 不動岳
11:09 イキモノ平
11:24 後曲坂山
11:36 ざんげ坂
11:45 水無沢渡渉地点
11:50 水分神社水汲み場
12:02 第一渡渉地点
12:12 ラフランス温泉登山口到着
※登り 2時間33分、下り 2時間34分
■GPSログ(距離:10.98km、高度の上昇/下降:1049m/-1049m)
■勝手に難易度指数:32points
※これが正規の難易度か?
■感想、反省等
・秋の山。雨の山のいいところを確認できました
・キノコすごいです。これ見るだけでも登山の価値ありです
・しかし今日はお陰でずぶ濡れでした
・若いスタッフ2人は頼もしい限りです
・猫の背コースのワイルドさを絶賛。嬉しい限りです
・まだお仲間もいるようですのでスタッフ増えますね
・熊の糞は黒いのから実入り黄土色へと変化しています
・どなた様も気をつけて入山ください
・クマタローさんの整備にも深く感謝します
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