熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

監督・選手のコメントと写真集

2012-11-18 19:09:26 | トリニータ




  公式記録 2012J1昇格プレーオフ 準決勝
              

J’sGOALから監督・選手のコメントが出ていますので、載せておきます。

合わせて写真もありましたので、縮小版で載せておきます。



◆【J1昇格プレーオフ:準決勝 京都 vs 大分】田坂和昭監督(大分)記者会見コメント(12.11.18)

●田坂和昭監督(大分):
「まず最初に多くのサポーターがここに駆けつけてくれたことと、大分県から非常に温かい応援だったりとか、力強い言葉だったりパワーを頂いたことに感謝したいと思います。選手のこの試合に対しての意気込みというところはもちろん重々感じていましたし、逆に自分自身、(彼らが)どういう入り方をするのかと思ったら、非常に(動きが堅く)ガチガチで。自分たちらしいサッカーは全くできず、内容的には非常に乏しかったですけど、時間が経つにつれて相手にプレッシャーをかけることもできましたし、いい時間で狙い通りリスタートから点も獲れましたし、そういう意味では、まだまだやることとか、やらなければいけないこととかあるんですけど。このプレーオフという一発勝負の中では、非常に良い結果がでたのではないかなと思います。次の試合に関しても、やはり自分たちが今までやってきたことを貫いて、後は、周りのサポーターの方というのは今年、特に大分にとっては大きな一年だったので、なんとか、最後、みんなで笑える様に、またこれからいい準備をして、5日後の千葉戦に備えたいと思います」

Q:前半を2-0で終えられましたが、2-0は危険な点差とも言われます。選手にはどんな指示を?
「前半のことはもう忘れなさいと。2-0というのは、1点取られたら相手に波が行ってしまうので、まず、前半のことは忘れろと。良いプレーもあったし、良くないプレーもあった。ただ、もう一回後半の始めから0-0のつもりで、次の1点を取りなさいと。そのためには今週やってきたことを、京都に対しての戦術というのがあったので、そこをもっと徹底的に突きなさいという話はしました」

Q:森島選手の4得点について。何か普段と違う点はあったのか
「そんなに変わった様子はなかったんですけど。比較的、選手は試合に入る前にリラックスしているなというのは感じを受けていましたし、それがいい意味で、普通のJ2の時と同じ様な入りをしたんですけど、実際、蓋を開けてみればガチガチで僕自身がだまされた様な感じだったんですけど(場内笑)。モリシ(森島)に関して言えば、彼は最初から落ち着いて前で起点を作っていましたし、今回、リスタートもアイツに蹴らせるというのは(作戦として)取っておいたので。上手く決めて、自分でもびっくりしましたけど。4点獲れたのは出来過ぎです」

Q:対京都のプランについては?
「あの攻撃陣のクオリティは、J2でもトップクラスですし、個々を取っても非常にレベルの高い選手たちです。交代の選手も含めて、J1の選手とも劣らない選手が勢ぞろいなので、なんとか抑えなくてはならないと。先に点を取られてしまうと厳しい、というところでしっかりと守備のところはボールと、カバーする人のポジション。どちらかと言うとボールを、『クローズスタイル』というんですかね、密集でボールを動かしてくるんですけど、でも結局、点を取っているのは、京都は背後の得点なんですよね。そこに対してはしっかりとカバーのポジションに入りなさいと。バックパスが入った時にワンタッチで背後を狙った動きが非常に多いので、そこに対してのカバーは入りなさいと言いました。ウチが攻撃の時、相手の守備に関しては、もちろん密集で、ボールを動かしてくるので、取った後、そのままプレッシャーがかかると。どこのチームもサイドを使って攻撃するということは狙っていたんですけど、そこからが問題だと。サイドを使った後に突破しなくては何の意味もないというところで、特にチェジョンハンが前半から左サイドを突破してクロスを上げるシーン、2点目もそうですよね、そういうところは狙っていました。クロスの対応というのは、人数をかければ、必ずチャンスになるという話をしたので、そういうところをメインにトレーニングをしましたし、ミーティングでも話をしました」

Q:その中で一番はまったという点は2点目か?
「そうですね。2点目は大きかったと思いますよね。ジョンハンが仕掛けてクロスを上げて、森島がしっかりニアに入って仕留めたというのは大きかったと思います」

Q:ガチガチだったということで、狙っていたことが出せなかった点はどこか。それはどこら辺から出せる様になったのか?
「まず、感じたのは、試合に入って、最初から自分たちがプレッシャーをかけようと言ったんですけど、なかなか足が動かず、動いてはいたと思うんですけど、相手に威圧感を与えることが全くできなかった。逆にボールを奪った後に、先ほど言った様に、密集でプレッシャーをかけてくるんですけど、そこに対して、プレッシャーをかけるからこそ、最初は背後を狙いなさいという話をしたんですけど、そのボールも蹴れなかったんですよね。そういうところで…、風の影響もあったし、緊張もあるんだろうなというのもあったんですけど、でもFKを取る場面くらいから、少し前にボールが入る様になりましたし、やはり、1点目の森島のFKがそのまま入ったというところで、少しみんなの肩の力が抜けたのではないかなとは感じますけど」

Q:森島選手のキッカー、その意味は?
「去年も一度、やっているんですよね。去年のホームでの湘南戦で、あえてキッカーにして、もちろん、彼のキックの精度も高いですし、スピードもあるんですよね。かといって、リーグ戦ではなかなか使わず、逆に中で競らせた方がいいかなと。プレーオフがあったら、一発勝負なので、何か作戦を持っておかなくてはいけないと思いまして、ここまで引っ張っていました。去年から一回しかやっていないし、今回も試合前の練習で、一回きりの練習しかやっていないんですけど、彼には、合うポイントだったりとか、こういうところを狙いなさいという話をしていましたので。いいキックと中のタイミングが合えば入るんじゃないかと思っていたので、直接入って良かったなと思いますけど」

Q:CKも森島選手で?
「はい。(中に入った方が相手の脅威になるのでは?)僕がここにきて2年、森島がCKで点を取ったのは1点しかないです。去年の栃木戦のニアで一発しかないので。そういう確率を考えるならば、蹴った方がいいんじゃないかなと…(場内笑)。それは取っておきました」

Q:試合前に、選手には何と声を?
「試合前のミーティングでは、この日のために全てをかけなさいという話をしました。今シーズン、我々はどのチームよりも、J1J2含め早く始動したのもこの日のためにやってきたと。去年から残った選手もそうですし、今年から来た選手、また戻ってきた選手、途中から入って来た選手も、全てこの日の、この試合に勝つためにみんなここに集まってやってきたと。色んな思いはあるとは思うけど、全てこの試合で発揮しろという話を選手にはしました」

Q:次の相手、千葉のイメージは?
「リーグ戦2試合やっていますし、幾つかの映像を見させてもらうと、京都同様、攻撃陣のクオリティというのは非常に高いですし、また、ディフェンスラインも怪我から戻ってきて山口あたりも、今日も多分でていると思うんですけど、その辺も含めて非常にバランスの取れたチームなので、簡単な相手ではないです。あくまでも僕らはプレーオフを6位で出ているので、勝たなくては上に行けないというところはもう一回肝に銘じて、千葉に対してしっかりと対策を練って、その対策は今は言えないですけど、いい準備をしたいなと思います」

以上



◆【J1昇格プレーオフ:準決勝 京都 vs 大分】試合終了後の大分選手コメント(12.11.18)

●森島康仁選手(大分)
「僕たちは2勝しないといけないので、今日の試合は通過点だと、そう思っていました。そして、西京極はファン・サポーターの皆さんにとってもJ2への降格が決定した場所なので、その借りを返せるように試合に臨みました。(4得点については)自分でもびっくりしています。1得点目はチームも乗れるゴールでしたし、良かったです。(自分自身の出来に得点をつけると)50点くらいですね、でも自分の中では高い方です。フリーキックのシーンは練習でも良いところに行っていたので、狙い通りです。決まった時は今日は勝ったと思いました。みんなの顔が生き生きしだしたので。2点目については、監督からもニアに入るように言われていましたし、先に触ることができて良かったです。ハットトリックは狙っていました。プロで初めてのことですし、嬉しかったです。自分にとっても自信になりましたし、プラスになりました。(今日の試合については)強い気持ちを持っていましたが、まだ通過地点です。浮かれることなく、次もありますので。(千葉については)個が強いチームです。自分達はチャレンジャーですし、失うものもありません。良い準備をするだけです。試合は勝つことを何よりも優先して、躍動感をもってプレーしたいと思います。大分を元いた場所(J1)に戻すのが自分のミッションだと思っています。チームも個人も一緒に昇格したいと思います」

●木島悠選手(大分)
「常にボールを持てば仕掛けることを考えていました。今日の試合は、いつもとは違った雰囲気でしたが、普段通りにプレーすることだけを考えていました。最初は硬かったですけど、裏を狙えるようになって良くなったと思います。(PKの場面は)諦めなければ何かあると思ったので追いかけました。PKを譲ったのはモリシ(森島)を信頼しているし、任せました。ラスト1試合なんで、準備して勝つだけです。多くのサポーターの声援は最高でした!」

●高松大樹選手(大分)
「今日は一発勝負で引き分けでも次がない試合だったが、チーム全員で頑張った結果だと思います。想像を超えた大勝だったけど、みんなが頑張ったからこその得点だったと思います。サポーターの皆さんもいっぱい来てくれたし、励みになりました。ただ、今日の試合はもう終わったので千葉戦に切り替えたいと思います。あと1勝、国立ではいいイメージしかないんでね、サポーターの皆さんと一緒に戦いたい。もっているものを全力で出すしかない」

●永芳卓磨選手(大分)
「今日はみんな硬かったですね。ただ、そこで失点しなかったのは大きかったと思います。最近、ウチはダメなら走ってプレッシャーをかけようというのが統一されている。上手いプレーなんてできないので、リズム作るのは運動量とか切り替えの部分。そこが徹底できました。いい頑張りが伝染できています。それと、最初の先制点は大きかったし、サヌに振り切られても最後の丹野が防いでくれた。アイツは最近当たっているんで、前も心強い。出場機会が得られなかった僕らの雑草魂ですかね(笑)」

●チェ ジョンハン選手(大分)
「2点目の場面はマル(丸谷)が、いいボールをくれて、練習通りの形でした。ドリブルで入ろうと思ったけど、ニアにモリシ(森島)が走っていたのでクロスをいれました。一昨日の練習から監督から仕掛けろと言われていた。中にカットインするのは警戒されているので、縦に抜けるドリブルもやってみろと言われていました。3年前にこのスタジアムでJ2に落ち悔しい思いをしたので、借りを返そうと思って試合に臨めました。次も強い気持ちを持って戦いたいです」

●丹野研太選手(大分)
「今日は勝つしかないということで、強い気持ちをもって臨みました。僕たちは2つ勝つしかなかったので、良い意味で吹っ切れることが出来ました。自分達の力を全て出して、チーム、スタッフ、サポーター全員の力で勝とうというモチベーションがありました。入りは硬くなっている部分がありましたが、うまく先制点をとることができました。後は要所要所でピンチを抑えることに集中しました。3点目が入ってからは更に無失点で抑えることを意識しました。今シーズンは試合に出れないこともありましたが、その中でもチャンスをもらえてこの試合にも出場することができました。この経験を次につなげたいと思います。(決勝については)ラスト1試合、全てをかけてやりたいですし、絶対に勝ちたいです。たくさんのサポーターが国立にも来てくれると思いますし、失点しないという部分で貢献したいと思います」

●宮沢正史選手(大分)
「今日は上手い京都にどういう試合をしようかと思っていました。大一番ですし、チームでは今までで一番良い試合をしようという話をしていました。その結果、試合は粘り強く、球際の部分で戦うことができました。自分達は2回勝たないとJ1へ行けません。その意味では今日の4-0という結果は次に繋がる良い試合だったと思います。国立の舞台では今までの通り、ハードワークと球際で負けないサッカーをして、今日以上の試合をしたいと思います。今シーズンはファン・サポーターの皆さんには色々な意味でサポートをしてもらいました。その恩返しをしたいですし、そのみんなと一緒に戦ってJ1へ行きたいと思います。千葉はバランスのとれたとても良いチームです。今日以上に強い気持ちをもって何としてもJ1に上がりたいです」

以上



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