ソウル近郊の都市化に伴い日本のODAやらなんやらつぎ込んで、1974年に国鉄路線の通勤化&地下鉄1号線を開業したときに投入したもの。製造メーカーは日本車両、近畿車輛、川崎重工、東急車輛で126両(日立製作所は同型のソウル特別市地下鉄公社1000系60両を担当)。1977年以降は韓国大宇重工業や現代精工、造船會社(のちの韓進重工業)で国産化された。
基本的な部分はJNR103系1200番代、交流機器関連は415系に準拠。地下鉄103系は床下抵抗器の発熱で車内が熱くなる構造故に「鉄板焼き電車」、と呼ばれたが1000系電車はさしずめ「チヂミ焼き電車」なのだろうか・・・?
登場時はスカ色準拠で6連非冷房、先頭車の投入は1979年までで1980年以降は増結M車やT車が製造された(6連→8連→10連と増結)。増備を重ねるにつれ各形式の両数が増えすぎたため、一時期2000番代が付与された車両もある。
1986年末より車体のフルモデルチェンジが行われ、それ以前のものは「初抵抗」それ以降のものは「中抵抗」と現地の人は呼んでいる。90年代半ばには正面を2000系電車に準拠したものとなり「後抵抗」と呼ばれる、1000系は1997年まで製造された。
初抵抗車の冷房化は1989年に、96年ごろから黄色と緑色の韓国鉄道庁CI塗装へと変更が実施された(99年廃車予定はスカ色のまま)。2000~2004年にかけて韓国ノックダウン車のロットも廃車が進み、現在「初抵抗」車は不燃化改造を受けたモハユニット1組とサハ22両がKORAILの大極旗CI塗装をまとい最後の活躍を続けている。噂によると法定耐用年数ギリギリだがあと4年ほど特例で期間伸ばして一緒に編成を組む中抵抗もまとめて廃車にするそうだ。2009年に精密検査を実施し25年以上使用されている車両もある。
現在活躍する1000系の製造年や編成の詳細はこちら参照(韓国語)
http://tgis.cafe24.com/cg/jo201104.htm
日本で生まれ韓国で仲間を増やし首都ソウルの発展を見届けてきた老兵、韓国国鉄1000系電車を製作。
正面はGMキット201系に付属する301系のものを加工、ライトパーツはGM東急7000系に付属する営団3000前面から切り出して使用する。
正面の運転席及び助手席部分のガラスは鉄コレ7弾の南海1521系から持ってくる。
パンタつき動力車はTOMIXの455系屋根を使用、ランボードより内側を残し屋根板はコの字状に切り欠いて接着する。
側面は戸袋窓の無い小窓ドアを有する営団6000系2段窓より。靴ずりとユニット窓、雨樋を残し不要なモールドを削り取る。
先頭車と中間車の塗装風景
まずは下塗り
塗料はタミヤのヘイズグレー→ガイアノーツセミグロスホワイト→GMカナリア色→GMエメラルドグリーン
TOMIXの211系正面幌パーツとGMの東武8000系クーラーパーツを順次取り付ける
窓サッシに銀色を色入れするほかはみだしを修正する。
完成したのは以下の10両編成
ブックケースに入れたり中敷きの紙を作ったり
製品化がまずない車両を作るのは楽しいが案外手間と予算がかかった。
貸しレイアウトで走らせたらなかなか目を引くもの、素人は騙せるかもしれない・・・。
基本的な部分はJNR103系1200番代、交流機器関連は415系に準拠。地下鉄103系は床下抵抗器の発熱で車内が熱くなる構造故に「鉄板焼き電車」、と呼ばれたが1000系電車はさしずめ「チヂミ焼き電車」なのだろうか・・・?
登場時はスカ色準拠で6連非冷房、先頭車の投入は1979年までで1980年以降は増結M車やT車が製造された(6連→8連→10連と増結)。増備を重ねるにつれ各形式の両数が増えすぎたため、一時期2000番代が付与された車両もある。
1986年末より車体のフルモデルチェンジが行われ、それ以前のものは「初抵抗」それ以降のものは「中抵抗」と現地の人は呼んでいる。90年代半ばには正面を2000系電車に準拠したものとなり「後抵抗」と呼ばれる、1000系は1997年まで製造された。
初抵抗車の冷房化は1989年に、96年ごろから黄色と緑色の韓国鉄道庁CI塗装へと変更が実施された(99年廃車予定はスカ色のまま)。2000~2004年にかけて韓国ノックダウン車のロットも廃車が進み、現在「初抵抗」車は不燃化改造を受けたモハユニット1組とサハ22両がKORAILの大極旗CI塗装をまとい最後の活躍を続けている。噂によると法定耐用年数ギリギリだがあと4年ほど特例で期間伸ばして一緒に編成を組む中抵抗もまとめて廃車にするそうだ。2009年に精密検査を実施し25年以上使用されている車両もある。
現在活躍する1000系の製造年や編成の詳細はこちら参照(韓国語)
http://tgis.cafe24.com/cg/jo201104.htm
日本で生まれ韓国で仲間を増やし首都ソウルの発展を見届けてきた老兵、韓国国鉄1000系電車を製作。
正面はGMキット201系に付属する301系のものを加工、ライトパーツはGM東急7000系に付属する営団3000前面から切り出して使用する。
正面の運転席及び助手席部分のガラスは鉄コレ7弾の南海1521系から持ってくる。
パンタつき動力車はTOMIXの455系屋根を使用、ランボードより内側を残し屋根板はコの字状に切り欠いて接着する。
側面は戸袋窓の無い小窓ドアを有する営団6000系2段窓より。靴ずりとユニット窓、雨樋を残し不要なモールドを削り取る。
先頭車と中間車の塗装風景
まずは下塗り
塗料はタミヤのヘイズグレー→ガイアノーツセミグロスホワイト→GMカナリア色→GMエメラルドグリーン
TOMIXの211系正面幌パーツとGMの東武8000系クーラーパーツを順次取り付ける
窓サッシに銀色を色入れするほかはみだしを修正する。
完成したのは以下の10両編成
ブックケースに入れたり中敷きの紙を作ったり
製品化がまずない車両を作るのは楽しいが案外手間と予算がかかった。
貸しレイアウトで走らせたらなかなか目を引くもの、素人は騙せるかもしれない・・・。