酒呑みの正しい生活

返礼品

ふるさと納税にハマっている娘2。
その娘2から返礼品、好きな物を選んで良いよと連絡が来ました。

実は前回も鰻を頂いたり、アラジンの高級トースターなどを頂いたのですが。
(娘~ ありがと~ 父は嬉しいぞ~)

今回は柳刃包丁をお願いしてみました。


見て、このフォルム。

堺の包丁鍛冶が打った鋼の業物です。
上方の堺で作られた、江戸前用の柳刃包丁ですね。


もうね、届く前からワクワクです。

昨今はステンレス製の包丁なんて物が多く出回ってたりしますが。
手入れが必要であっても、自分は鋼の包丁しか使いません。


それは鋼用の砥石を複数持っているからですね。

錆びないと言う理由でステンレス製の包丁を愛用される方もいらっしゃるようですが、やっぱり日本の刃物は伝統を受け継いだ鋼に限ります。


まずは包丁を下ろす時の儀式から。

毎回新しい包丁を下ろす時には、お酒を振り掛けて入魂をします。
これから真摯に取り扱うので、怪我などしないよう末永く宜しくお願いします。


新しい包丁で初めて切る食材は・・・

めじまぐろと鮭にしました。
マグロと言えば黒マグロ、通り名で本マグロなんて呼ばれ方をします。
他にもミナミやキハダ、備長なんて種類もありますが、めじまぐろって実はめっちゃお買い得なマグロなんです。

世界的にマグロを保護しようと漁獲制限が出ている中、ごく希にマグロの子供が取れてしまいます。
実はこれがめじまぐろなんですね。
なんて事はありません、大きくなったら本マグロになる奴なので、味は本マグロとほとんど変わりません。

価格が抑えられているのは、まだ小さいマグロをみんなが狙わないようにする為の処置なんでしょうね。


そんなめじまぐろを1日熟成させて、鮭は食べる2時間前に塩水処理を行いました。

今までは刃渡りの長い牛刀を使っていましたが、やっぱりそこは本職。
刺身を切らせたら柳刃に勝る包丁はありません。

特にぶつ切りにした時に、刃の厚みがあるので身離れが抜群に良いですね。
切っていても、刺身の角がしっかり立つので、後から盛り付けし易いです。

あ~楽しい♪
こんな楽しい時間がいつまでも続いて欲しい。

もうね。
自分で食べれなくても良いくらいです。
一日中何か料理していたい。


大きさが当初の3分の2になってしまった牛刀と並ぶ。

他にも色々包丁があるので、それらの手入れも定期的に行わねば。
また、その時間が楽しいのよ。
あ~ 幸せを満喫しております。

当分、料理の報告が多くなる事をご容赦下さいね~


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コメント一覧

okamotokun
nakanoさん コメントありがと。
とっても励みになりますよ。

きっと自分は元来凝り性なんでしょうね。
1回何か始めると、とことん突き詰めないと気が済まないみたいです。
たまに自分でも本職は何だろうと判らなくなる時があります。(笑)
nakano7920
凄いなぁ〜🤔
包丁に対する岡本さんの気持ち。
そんな事を感じながら調理したり包丁を研いだりしているんですね。
何が本職なの?というぐらい伝わります。

ところで何が本職??笑笑
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