レモン・トリー

レモンと気功となにかいいこと。

大崎下島 若長

2014-08-02 19:35:57 | 大崎下島
大崎下島 御手洗 船宿カフェ若長
大崎下島の夏休み その1


若長2階からの風景

7月26日から31日まで、早めの夏休みをとり、大崎下島に帰省してきました。
今回、御手洗にできたというカフェ若長へ。昔の船宿だった空家を再生しているカフェです。みかもの親戚ですね。
2階は風が吹き抜けて気持ちいいです。もっと早く来てみれば良かったなあ。
しかし、土日祝のみ、11時から17時までの営業なので、行く時はご注意を。わたしも、父が「やっとるわい」というので9時半くらいから出かけてしまい、実家に一度戻り、また改めて出かけました。


電気シェード、古いものに見えるかもしれませんが、丸い穴がいくつも空いていている新しいやきものでした。


階段をあがったところ


古い船箪笥


見えにくいですが、墨で絵が書いてあります


レモンの手ぬぐいは1階で売ってる


わたしは、コーヒーを頼みました

会計をしていたら、店主の井上さんが帰ってきたので、話しかけようとしたら、「○○〇」と、私を呼ぶ声が。店員さんです。顔を見て「〇っさん」と私。中学の同級生(女子)でした。、30年ぶりかな。コーヒーを持ってきた時には、気がつかなかったよ。よく気がついたねえ、とお互いに言い合いました。中学時代は大崎下島の大長に住んでいましたが、今は御手洗に住んでいるんだって。話が盛り上がり、気持ちも盛り上がり、井上さんにも話しかけず、カメラも忘れてしまいました(回収済み)。


若長からの風景2

大崎下島 瀬戸内海の海人

2014-06-22 14:46:06 | 大崎下島
きのう、自由が丘の大手古本店で、「定本柳田國男集」1巻から31巻が、それぞれ360円で並んでいました。私は、随分悩みましたが、1巻と14巻、15巻のみ買いました。それでも重かった。



1巻には、大崎下島についての文章が2つ掲載されています。瀬戸内海の海人瀬戸内海の島々です。

瀬戸内海の海人には、大崎下島の漁師について書かれてあります。大崎下島のなかには、ほとんど漁師はおらず、リョウシの女が売りに来ると書いてあります。私の子供の頃の記憶と同じ。今では、記憶の中にだけあり、売りに来るリョウシの女はいないようです。大崎下島のなかには、大長、御手洗、久比、沖友(以上豊町)と大浜、立花(となり島の豊島とあわせて豊浜町)があります。久比と沖友が一時期合併して久友村と言われていた頃の聞き書きのようです。

瀬戸内海の島々のなかの安芸大崎上島下島では、御手洗にあった置屋の話が出ています。この話は、安本春次氏の報告によるとのことですが、調べてみても安本氏が誰なのか今のところ不明です。

14巻には、私の好きな「木綿以前のこと」の話が収録されていたこと、15巻には「「廣島に煙草買ひに」の一文が掲載されていることが、買った理由です。